『高堂巓古 Officia Blog』 -84ページ目

軀の生成意味論 その三十六

photo 3.JPGphoto 3.JPG 頭骨のなかには三種類の脳がつまっていることは有名だけれども、グルジェフはその三種類が独立した周波数でいることの重要性を説く。要は、私たちは日常生活において、理性が爬虫類脳にひっぱられたりし、周波数にノイズが混じってしまうのである。同様なことは、身にも起きていて、脚と胴が骨盤まわりの筋肉をとりあうことで仙骨が落下したりしてしまう。レンズをひいて視てみても、相似的なものは眺められる。


身体・思考・感情のみっつが呼吸をとりあうのである。


 脳が独立した周波数を幾つか必要なように、人にも複層もの呼吸が不可欠となる。幾重にも綺麗に重ねたられた呼吸。このようなことを続けてゆくと、まず感情が錆びついた肋骨を動かすようになる。すなわち、ハートのチャクラがこじ開けられるのだ。感情が骨や肉を動かし、その波動が運動へとつながってゆくケースは少なくない。呼吸とは波打ち際で肺呼吸の稽古を積んでいたときの名残りとなる。波がきては息を吐き、波が去っては息を吸う。昔なつかしい波に呼吸をあわせるから、静かさ香る動きができるのである。身の裡が動いてなければ、地球が動いているのだから、軀のなかはかえって騒々しくなる。まずは形ある身体の自立から促してゆきたいものである。