『眉毛力』
ちゃらんぽらんと云われて久しい私であるが、一応、ライフワークというか専門性を持っている。私の専門は境界性である。英語で云うと、boundednessとなり、ネイティブもあまり馴染みのない英単語となる。二十代は言語における境界性に没頭し、最近ではうっかり身の有界性を研究している。例えば、眉毛。
この毛むくじゃらな国境は、タグ付けに便利である。
つまり、潜在意識にいれたい出来事が起こったならば、眉毛をあげるとはいるのである。いちいち眠るまえにゴールやワクワク感だとかするよりも、この脳の真ん前にある境界線をちょいとズラしてあげるだけで、手っとりばやく脳の奥深くへと物語が沁みてゆくのである。人に話をしていて、相手が眉をあげたのならば、あなたの言の葉が脳にひらひらと舞ったということに他ならない。眉は軀じゅうが眉毛だったらよいのになというくらいプライスレスなものなのだ。
この毛むくじゃらな国境は、タグ付けに便利である。
つまり、潜在意識にいれたい出来事が起こったならば、眉毛をあげるとはいるのである。いちいち眠るまえにゴールやワクワク感だとかするよりも、この脳の真ん前にある境界線をちょいとズラしてあげるだけで、手っとりばやく脳の奥深くへと物語が沁みてゆくのである。人に話をしていて、相手が眉をあげたのならば、あなたの言の葉が脳にひらひらと舞ったということに他ならない。眉は軀じゅうが眉毛だったらよいのになというくらいプライスレスなものなのだ。
