昨夜、9時37分に、

   「ナノフコイダンは、ライフスパンだ」の言葉が脳裏に浮かびました。

 

    ライフスパンの意味よりも、この本の表紙の言葉からのイメージです。

    それは、「老いなき世界 年齢の壁は消えてなくなる」からです。

 

       

 

      デビッド・A・シンクレア(1969年生まれ/オーストラリア)

        ハーバード大学医学部大学院 遺伝学教授/起業家

 

     p32 第2部では、今あるような老化に終止符を打つために、

     すぐにでもできる対処法や、現在開発中の新しい医学療法を紹介する。

     これを用いれば、老化を遅らせ、食い止め、あるいは逆転させるのも

     夢ではない。

 

   p70 クローン技術が見事に証明している通り、私たちの細胞は若い頃の

      デジタル情報を高齢になっても保持している。

      若返るためには、傷を取り除く研磨剤をみつけさえすればいい。

      そしてそれは見つかると、私は確信している。

 

      この本で、「遺伝子は老化しない」に関心を寄せました。

    その説明に、クローンを作る時に、クローンは、老化した状態で誕生せず、

    新しい細胞として存在するからに、とても納得しました。

    それでは、健康診断での遺伝子検査に意味があるのか?と考えています。

 

   本書で、細胞内小器官ミトコンドリアの役割の重要性を、再認識しました。

   長寿遺伝子と呼ばれる「サーチュイン」は7種類あり、その内の3つが、

   ミトコンドリア内に存在することを知りました。(p102)

 

   シンクレアの「ミトコンドリアについて」の研究の視点を知りました。

 

   p58 高齢のマウスのミトコンドリア機能を回復させるのが以外にも簡単で

      あることが確認されている。

      だとすれば、老化の主な原因がミトコンドリアDNAの変異だとは  

      いえそうにない。

      少なくとも高齢になるまでのあいだはそうだ。

 

      

        

 

    この本を読んでいると、心が揺さぶられるほどの緊張感と期待感がある。

 

   ニック・レーン著『ミトコンドリアが進化を決めた』(みすず書房2007年)

 

   p441 100歳以上の長寿者には、ミトコンドリアの調節領域におけるある

       一文字の変異が一般の人よりも5倍も多くみられる。

 

      2019年4月9日に、アマゾンにレビューを書きました。

     タイトル「免疫力とは、ミトコンドリアの活性化と知る。」

                         (4人、役に立った)

      これは、何を意味するのか?

      ミトコンドリアは、それぞれの細胞の発電機です。

      免疫力は、一般的には、年齢とともに、減少します。

      ミトコンドリアを活性化して免疫力を上げるのが、

      ナノフコイダンです。

 

      ここから、「ライフスパンは、ナノフコイダンだ」との

      仮設になったのです。

 

          科学は、仮説から進歩する。