住まいと人のリフォーム
の続きです。
B子さんから「信頼」と題したメールを戴いた。
私はこのメールを携帯メールに転送した。
お客様から戴いた最大級のご信頼を心に刻み続けたかったからです。
今までB子さんは、辛かったのに、苦しかったのに、それを治して欲しくて医師に訴えたのだが、その苦しみの元は突き止めてもらえない。内科から心療内科に送られて、まるで精神病のような扱いを受けた。カウンセリングや投薬治療はB子さんに合わず、治療は断念せざるを得なかった。
辛さを心に仕舞い込み、ずっと耐えてきた20年でした。
そんな時、住まいのリフォームでB子さんは私と知り合うことになりました。
自分の苦しみは誰にも見せまい、と決めていたB子さん。
仕舞い込んだ辛さは、親しい友人にも仕事仲間にも、誰にも指摘されなかったのに、初対面の私に見抜かれたことに驚きを覚えた、と言う。
私のカラダのコトに気づいてくれてるのを知った時...
張り詰めていた私の糸が切れた...
涙が溢れた...
B子さんは以前から軽度の貧血を指摘されていました。しかし、その軽い貧血と心身に現れる諸症状は別のものとしか理解されないのが今の医療です。
それはある意味、仕方ないのですが、患者側にしてみると ”仕方ない” で済まされる問題ではありません。
だって、その為にB子さんは20年間も苦しみ続けてしまったのですから。
B子さんの心をリフォームする、それは4~5日前から始めました。会員制クリニックから検査結果が届けられて準備が整ったからです。
一ヶ月ほど前に、B子さんの父親から「娘のことをよろしくお願いします。」と丁重に依頼された。(私は何の資格もなく何もできない人間ですが、B子さんを善き方向に導ける道筋はあります、とお話してあった。)
具体的には後でお知らせしますが、父親からも姉のA子さんからも「B子は元気が出てきた。あまり家には近寄ってこなかった娘だが、この数日で2度ほど家に来て夕食を楽しい雰囲気で食べて行く。」「明るくなって、よく話をするようになってきた。」昨日そのご報告を受けた。
嬉しくなりました。
一ヶ月ほど前から私が意図していた、第三のリフォーム「家族関係をリフォームする」、それが現実のものとなるのを予感している。
もう一つ嬉しくなった話。
昨日、仕事の帰り際に姉のA子さんから「妹は自分の手料理を食べて欲しい。」と言っています。と聞かされた。
B子さんの病が、食の間違いから発したことに気付き、料理上手な彼女が食と健康に関心を持ち始めた。是非ご馳走したい、・・・手料理の意味をそう理解した。