こんにちは
繁盛店仕組み作りトレーナーの四宮です。
業績不振店の売上を回復させる13ステップ
その5です。
①商圏リサーチ②売場と商品の問題解決③接客レベルの改善④チームワークの力(役割分担)と進んできました。
ステップ4まで進んでくると、お店の雰囲気は以前と比べるとかなり改善されてきています。しかし、以前より、よくなっていたとしても、まだまだ改善点は残っているはずです。
まだまだ、遅刻するスタッフは残っていませんか?金銭の取り扱いに関するルールはきちんと守られていますか?休憩の取り方や、休みの申請についてのルールはきちんと守られていますか?棚卸しの結果は、店長さんにとって満足のいく結果でしょうか?
ー 5 新しい店内ルールの決定 ー
非常に信じたくない事実ですが、棚卸しの結果が悪かった時、新人の店長さんに限って、「うちのお店は、万引きが多い」「仕入伝票、返品伝票の入力結果が、どこか間違っていたに違いない」等、スタッフを信じたい気持ちになります。しかし、棚卸しの結果が、毎回、正常な数値にならない事はイコール、必ずどこかで内部不正が行われているのです。
正常な経営が行なわれていれば必ず、経営数値は、正常な範囲内で収まります。おかしい数字が出るという事は必ず、内部に不正をしているスタッフがまぎれこんでいるのです。
そのような場合には、できるだけ不正がしにくいように、店内のルールを少しづつ、厳しくしていきます。ほとんどの場合、ルールを厳しくすると、スタッフからは、かなり不満の声が上がります。
しかし、不満の声が出たからといって、店長はそこでひるんではいけないのです。
棚卸し結果が悪い場合は、棚卸しの結果が悪いという事実を、紙に書いて貼り出します。明らかに、万引きが発生している場合は、定期的に単品棚卸しを実施して、結果を紙に書いて貼り出します。スタッフしかさわれない在庫、例えば、タバコのカートンの在庫がしょちゅう合わなくなる等の原因がある場合は、常にその事実を紙に書いて貼り出し、接客中にどこかミスはなかったか?何か、心当たりはないか?と常にスタッフに対して質問を投げかけながら、店長が在庫の異常について、気がついている事をスタッフ達に知らせます。
誰が、犯人なのか?を捜そうとしても、自分から「私が犯人です」と言ってくるスタッフなんかいません。だから、あくまでも、店長は、内部不正を未然に防ぐ環境作りを心がけなければいけないのです。
これまで不正を働いていたスタッフがいたとしても、店長の熱心な姿に心を打たれたり、店長の言葉に、うしろめたい気持ちを感じるようになると、そのスタッフは不正行為を、だんだんとやらなくなってきます。
店長は、自分がいない時間帯のスタッフの動きについては、定期的に時間を決めて、防犯ビデオのチェック等をし、問題があれば、スタッフと一緒に防犯ビデオを見て、話し合ったりする等した方がいいのです。
店内不正は、すべてお店の内部の問題、つまり、「店長とスタッフとの間のコミュニケーションに問題がある」場合に起こるのです。なので、店長は常にスタッフとの間のコミュニケーションの状態については気を配っておく必要があります。
店長は、店内不正を未然に防ぐ為の環境作りを、常に意識していなければなりません。大切な事は、店内のルールを変える時は、必ず紙に書いて貼り出す事。変更した直後は、朝礼、昼礼、夕礼等すべてで、話題にする事です。
いくら売上を上げようと必死に頑張ってみたところで、店内で不正をしているスタッフが野放しになっているような状態のままでは、いいお店を作る事はできません。店内のコミュニケーションが良くなる事こそが、これから大きく売上が上がっていくかどうかを決める、1つのキーポイントとなるのです。