ビジョンクエストの”I”

ビジョンクエストの”I”

NPO法人ビジョンクエストの”I”のブログです。

想ったこと、感じたこと、気づいたことを、なんとな~く書いていきま~す♪


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さて、いよいよ怒りの原因を探ります。


まず、前回も書いたように、このときの怒り方を言葉すると


「なんでそんな言い方されなきゃいけないの。私が何をしたって言うのむかっ


って感じでした。


つまり、自分は相手に対して何もしていないのに、攻撃された(実際には、自分を責めるようなメールが届いたのですが…)と感じて、怒っているのです。


と、言う事は…


私自身がどこかで、「何もしていない相手を攻撃している」のかもしれない。


と、考えます。


今、現在していないとしたら、過去です。


そしたら、すぐに気づいちゃったんです!


私は、4歳下に弟がいるのですが、弟が産まれたとき、私は弟を嫌な奴と思ったんですよね~。

(実は、これが私が思い出せる最初の記憶なのですが)


もちろん、弟はなにもしていないのですが、それまで独占していた親の愛情を奪われたと思ったんでしょうね。


そう考えると、今起きている出来事と見事に相似形になるんです。


上司が親、メールを送ってきた先輩が子どもの私、そして私が弟の立場をやっているということです。


そのすべてが私の思考パターンからできているということです。


大人の自分なら、弟が親の愛情を奪ったのではないと理解できますが、自分の中の子どもの自分(インナーチャイルド)はまだそう思っているということですね。


そして、「何もしていないのに攻撃される」という弟側のパターンをやめたければ、子どもの時に何もしていない弟を攻撃するのはやめる必要があります。


そこで、4歳の子どもの自分(インナーチャイルド)をイメージして、その子に話しかけます


弟が親の愛情を奪ったのは勘違いだったことや、

弟が産まれたからこそ得る事ができたことなどを教えてあげます。


インナーチャイルドがニッコリしたら、OKです。

(1回だけでなく、2週間くらい続けます)



ところで、この先輩に責める役(子どもの頃の自分)をやらせたのも、自分自身なんですよねぇ~。ブタネコ


それを思うと、とても申し訳なくなります。ごめんなさいあせる


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TAWは、被害者も加害者もいなくなる理論です。

だから、とってもスッキリ!!


TAWプログラム入門
■東京水曜コース 講師:黒須圭子
 5/13(水) 5/20(水)
 時間/各 10:00~17:00

■東京土日コース 講師:井上阿佐子
 5/23(土) 5/24(日)
 時間/土曜 13:00~19:00 日曜 9:30~16:30

■神戸土日コース 講師:井上阿佐子
 6/6(土) 6/7(日)
 時間/土曜 13:00~19:00 日曜 9:30~16:30

2日間
31,500 円(税込)

関心がある方は  http://www.taw.ac/





つい先日、怒りを感じる事件が起こりました爆弾


「なんでそんな言い方されなきゃいけないの。私が何をしたって言うのむかっ


って感じの怒りだったのですが、仕事をしていても

「うぅ~、腹が立つ!」

って感じで、仕事に集中できなくてとても困りました。


TAW理論では、その事件も私の思考が作っていると頭では理解できるのですが、感情のただ中にいると無理なんですよねぇ~パンチ! プンプン


で、以前TAW仲間に教えてもらって、クライアントにも勧めている方法を試してみる事にしました。

感情にまきこまれてしまうときは、自分自身の実況中継をするという方法です。


例えば、呼吸に注目して

「今、息を吐いている。お腹がへこんでいく。息を吸っている。お腹がふくらんでいく。」

と実況中継をするんです(これは仕事中でも簡単にできます)。


トイレに行くときは

「椅子を引いて立ち上がる。右足を出して、左足を出して。・・・」

とか。

ともかく自分の行動を心の中で実況中継します(声に出す必要はありませんよ~)。



私は腹を立てると、空想が暴走ロケットするタイプです。

頭の中で「どうせ○○なんだ」とか「きっと、こんなことを思われているんだ」とか、考え始めてぐるぐるぐるぐる しちゃう。


本人にしてみれば「絶対、そうに決まってる!」 間違いない事実のように思えるんだけど、


それは被害者意識にもとづく空想なんですよね~ブタネコ

(被害者って実はすっごく怒っていたりする)


こういう、空想や妄想(~本人は真実だと思っているかも~)が頭の中でぐるぐるぐるぐるまわってしまう人にとって、

自分自身の実況中継はとても効果的な対処法です。


実際、私の場合は数回呼吸に注目しただけで、仕事に戻る事ができました。チョキ



でも、これはあくまでも対処法ですから、怒りの原因を捕まえなくてはなりませんよね。


ハート(感情)ドキドキ が落ち着いてから原因を探したら、


みつけちゃったんですよね~叫び


どんな原因だったかは、次回へつづく

私は都心から離れたところに住んでいるので、家やもより駅のまわりに山(丘?)があります。

そして、その山が一番素敵だと思うのが今頃なんです。


ところが今年は急に暖かくなったせいか、いつもと違うんですよね~目

例年なら、ソメイヨシノが散り始めた頃木々が芽吹いて、山全体に薄いグリーンのかすみがかかったような状態になるんです。霧

それをみるといつも”目覚めのエネルギー”を感じて、ドキドキ・ワクワクラブラブするんです。

でも、今年はソメイヨシノが散る前に山が緑になっちゃった … って感じです。


これはいったい何なんでしょう?

普通なら「温暖化」なんて言うんでしょうけど、思考が現実化するTAW理論は現象から自分の深層心理を読み解きます。

だとしたら?


もう、これまでみたいなスピード感じゃ、置いていかれるって事かな。。。


もっとスピードが増し、もっと微細に感じることが必要な時期がきていると。。。


「春眠暁を覚えず」は、ぐうたらの言い訳ですね。

さっさと目覚めて活動する!クローバー 山の緑をみならいますブタネコ


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昨日、駅でSuicaのチャージをしたとき、機械のカード差し込み口に「取り出すのが遅いと取り忘れと判断してカードを引き込みます」みたいなシールが貼ってあることに気づきました。

なんの気なしにその文章を読んで機械から離れようとしたとき、ふと思い出した事があったんです。


それは数年前、銀行のATMで4万円を引き出して、現金を取るのを忘れて離れてしまい、気づいて戻ったときには消えていたという事件です。叫び

そのお金で窓口で支払いをする予定だったので、書類を書いて「さあお金を出そう¥」と思ったらどこにもなくて気づきました。銀行の方に相談すると、取り忘れの場合は引き込むので調べましょうと言ってくれましたが、引き込んだ記録はありませんでした(これが駅でのシーンとリンクしたんですね)。

数分経過していたので、すぐ後ろの人が持っていってしまったようです。


自分がバカなのですが、私だったら「忘れていますよ」と声をかけるのに、持っていっちゃうなんてひどい!泥棒じゃないか!と憤りました。

銀行の人に「カメラで撮影しているんだから調べる事はできませんか?」と尋ねたのですが、申し訳なさそうに断られました。確かに、私の話が正しいとの証明もできないのだからしかたないですよね。

仕方なく、近くの交番で盗難届だけ出して帰りました。

夫に話すと、同情して半分の2万円を寄付してくれました(なんて優しい!!)。


さて、なぜ突然そのシーンを思い出したのか。


最初、思い出したときは「悔しくて情けない思い出」でした。

でも、もう一つの事も思い出したんです。

それは、TAWの講座で「何かを盗まれたら、それは自分が何かを盗んだ」という話です。実は、その講義の時、自分が何かを盗まれた記憶がまったくなかったんです。

ただ、実家は商売をやっていて、店にはレジがあり、そこから100円とか200円をくすねた記憶はあったんです。店のすぐ奥には部屋があり、そこにはいつも家族がいたので、盗める機会は少なかったのですが、何回かはあったと思います(イヤーん!恥ずかしい)ガーン


「そうか、それがあの時の4万円(実質は2万円)だったのね~」と駅のホームを歩きながら気づきました。

盗まれた記憶がなかったので、「まだ、これから来るのかしら」と思っていたら、もう来てたんですね~。


その瞬間、「悔しくて情けない思い出」だったのが、「子供の頃の盗みの代償だったのね~」に変わりました。この程度で、よかったよかった。


でも、親が毎日働いて稼いだお金¥を盗んでいたんですね~。ひどいですね~。今、親との関係性の見直し時期なので、このシーンを思い出したんだと思います。

反省して、きちんと「ごめんなさい」しま~す!ブタネコ


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今年もフィギュアスケートのシーズンになりましたね~雪の結晶

すでに10月最後の土日から、グランプリシリーズがスタートしています。

アメリカ大会、カナダ大会と終わって、今週末は中国大会ですが、最近は土日もでかけているのでリアルタイムではほとんど観れません。で、ビデオに録っておくのですが、やっとアメリカ大会を全部観終わりました。


アメリカ大会ではミキティ(安藤美姫選手)がショートプログラムのステップで転倒していました。昨年も同じようなミスがあったのですが、こういうシーンをみると「スケートって本当に難しいんだな」と再確認します。

世界ランキング上位の選手の演技ばかりみていると、ジャンプでの転倒はよくありますが、それ以外の転倒は珍しいので、彼らが氷の上を滑っていることを忘れてしまうのです。

もちろん、私もスケートをしたことがあります(3回くらいかな?)が、立っているだけでも大変ですよね。ブタネコ


彼女達は子供のときから1日何時間もリンクの上で練習して、それでも世界のトップに立つのは難しい。無情な審査員の採点が、順位をつけてしまう。

でも、だからこそ技術の向上や演技の美しさが生まれるのかもしれませんね。

ライバルと競い合うことで、自分自身を磨く。


私はこれまでのんびりと、誰ともあまりぶつからないような生き方を選んできました。そのためにあまり人と深く関わらなかったり。。。

でも、今はライバルも必要なのかもしれません。自分の成長のスピードを上げるためにドキドキ

前回、夫を”大きくする”って話を書きました~ブタネコ

それについて解説しますね。


私が今、TAWという心理理論を学んでいる事は以前にも書きましたが、そこではすべての人は自分自身の投影であるとします。人は鏡という言葉もありますね。すると、彼の行動に不満がある場合、それは自分の投影なので自分自身に対するメッセージと捉えることは、普通の精神世界や自己啓発なんかでもやってます(ま、TAWの面白いところは不満なところだけでなく、100%自己投影という考え方なのですが、それはまたの機会に)。


で、以前は私も”ちまちま”と自己反省をやっていたのです。

けれども、大きな不満は自分が変わる事でかなり解消したのですが、前回書いたような些細な不満は次々と出てくるんですよ~あせる

で、宇宙を乗り換える事にしたのですビックリマーク


TAWとは Theory of an Advanced World の略で、進化した宇宙の理論という意味ですが、頭の”T”は最初Transfer(乗り換える)だったそうです。ただ、英語表現としておかしいので Theory に落ち着いたのだとか。つまり、本当に”進化した宇宙に乗る変える理論”なんですよねぇ~目


で、”思考が現実化する”なら、私が夫を偉大な人だと本気で思う事ができれば、それは現実化するはずなんですね。つまり、偉大な夫を持った宇宙へ乗り換えるということです。


で、実際にやってみると…。みなさんの予想通り、トラブルが起こるんですよ~叫び

連絡無しに外泊したり、今から帰ると電話があったのに帰ってこなかったり(これは、雷のせいで電車がとまり、停電で電話も繋がらなくなったから彼のせいではないのですが)、頼んでおいた書類に不備があったり、冷凍庫の扉が開きっぱなしだったり…パンチ! ともかくイライラすることが、立て続けに起こるんですね~メラメラ


そして「やっぱり彼は偉大な人じゃない」と思いそうになったときに、ふと思ったんです。これは私が引き起こしてるんだってブタネコ


つまり、彼を大きくしたくない自分がいて、トラブルを作ってるんですよ~。

だって、彼を小さくしておけば自分の方が大きいとか上とか思えるじゃないですか。もちろん意識的に彼に勝とうと思っているわけではないのですが、心のどっかにあると気づきました。

結局、彼が正しいとか間違ってるじゃなくて、私自身が相手を小さくしたかっただけなんだ~と思いました。


でもね、自分のまわりが小さいと自分も小さいままなんです。まわりを大きくすると自分を大きくするスピードが早まるんですよ~チョキ だって、人は鏡なんですから。だから、どんどん自分のまわりの人を大きくしていこうと思います。もちろん、自分自身もね音譜


尚、ここで言う「大きくする」は身長や体重ではありませんので、ご注意くださいブタネコ

ところで、”あげまん”ってのは、こういうことが自然に出来る人なんだろうな~と思います!よっし、私も”あげまん”になるぞ!!


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一昨日の朝、また夫に対して腹を立ててしまった。パンチ!


11時に家を出る予定だった私はシャワーを浴びるつもりだった。夫は10時前に家を出ると言っていたので、彼の後でシャワーを使っても十分間に合うと思っていたら、10時過ぎても出てこない。どうなっているのかと思ったら、彼は待ち合わせしていた友人に30分遅れると電話していた。お風呂場が空いたのが10時8分。私はシャワーを諦めて化粧をはじめた。

余裕の彼が近くに来たので、「予定を変えるなら変えるで、早めに伝えてよ!おかげでシャワー浴びれなくなったじゃない!」と文句を言った。彼は、私が待っているとは思っていなかったので驚きながら謝った。


さて、電車の中で朝のことを考え直してみた。

おかしい。


実は、最近彼の事を”大きくする”よう意識している。その理由は今度にするとして、大きくする=偉大な人と思うということなので、彼が間違っているのではなく、私が間違っているはずなのだ。

おかしい。


もう一度、整理してみた。


本当はシャワーを浴びたかったのではなく、風呂場でシャワーを浴びながらゴミ箱を洗いたかったのだ。ゴミ箱を洗うにはそれなりに時間がかかるので、余裕が必要だった。それが予定通りできなかったので、彼のせいにして腹を立てたんだ。しかも、本当はゴミ箱は夜洗うつもりだったのを忘れてお風呂に入ってしまったのだ。そして「朝、洗えばいいや」と思ったんだあせる


結局、思ったときにすぐやらずに「効率よくやろう」とか「まとめてやろう」とかを考えて、後回しにする私の怠慢癖のせいだったんだ~叫び、と気づいた。しかも、時間に間に合うように動かず、待ち合わせを遅らせる彼の姿に、自分の姿(後まわしにして、すぐしない自分)を重ねて怒りの感情がわいてきたんだと思う。


本当に人は鏡ね~目


夜、彼にはちゃんと謝りましたラブラブ


先日、テレビで聴覚障害の作曲家の方のドキュメンタリーを見ました。

(ただし、最初から最後まで見たわけではないので、内容を取り違えている可能性があります。あくまでも私の感じたことですので、よろしく!)


作曲家でありながら音が聞こえなくなるという苦悩を描いていたと思うのですが、印象的だったのが彼がこう言ったことです。


『私は仏教徒だから、人生は苦だと思っている』叫び


私は今、TAW理論という心理理論を勉強しています。そこでは、「思考が現実化する」として、その絡繰りが解き明かされます。

そして「思考の現実化」は、ポジティブに願いが叶うということだけではなく、当然ネガティブな思考も現実化します。

ですから「そうか。この人は『人生は苦だ』と思っているから、苦難がやってくるのね~」と思ったのです。彼は聴覚障害だけでなく、手が腱鞘炎になってピアノもあまり弾けなくなっていました。


もちろん、その苦悩に差し込む一筋の光、それを交響曲として世に送り出しているので、芸術家としては必要な生き方なのだと思います。


ただ、私はそんな生き方はしたいと思いません。

私の人生のシナリオは、楽しくて喜びにあふれていて、自分がやりたい事を達成した充実感を何度も味わうと言ったものです。映画にしたら、ちょっとつまらないかもしれないけど、私はあまり苦労が好きではないので音譜音譜


生き方は人それぞれの選択なので、どんな人生も合格ですよね。

でも、今はTAWを学んで自分の望むシナリオを書き、それを現実化する方法を知識として知りましたビックリマーク

人生『苦』でも、『楽』でも、なんでもOKなんですよ~コスモス


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告別式の話ですが、かなり飽きてきたので今回で終わりにします。


告別式の前に親族の写真撮影をしました。一軒だけ、私が時間の連絡を忘れていたため遅れてきましたが、なんとか間に合い、全員で撮影できました。ちょうと全員集まっていたので、その場で私から、今日の焼香順と座席の説明をしました。


告別式は滞りなく進みました。

最後のお別れをして棺を閉じ、バスで火葬場へ向かいます。

お骨になるまで、火葬場の控え室で待つのですが、そこには附属の飲食所があります。ちょっとした料理や甘味、飲み物などが無料で食べられます。

父は前日からほとんど食事がのどを通らず、朝食もあまり取っていなかったのですが、なぜかこのときばかりは飲食所へ行きました。帰ってくると「カレーとラーメンを食べた。○○さんがところてんも持ってきてくれたが、さすがに全部は食べられなかった。」と言います。控え室に残っていた私と弟は、それを聞いてちょっとあきれてしまいました。火葬場から帰ったら、すぐ初七日の料理が待っているので私達は食べにいかなかったのですが、父はとても嬉しそうです。確かにこういうときは、カレーやラーメンの方が食欲がでるのかもしれません。


炉から出た骨をみても、あまり感情はありませんでした。ただ、以前手術で埋め込んだボルトが右足のあたりにあって、それがとても大きかったのが印象的でした。それから生まれて初めての骨上げをしましたが、人が多くてあわただしく、儀式というより手順という感じです。


バスで斎場に戻って、初七日の法要を営みます。その後、皆で食事をしました。夜中に選んだスナップ写真は大きく引き伸ばして、来客の控え室に貼ってあり、皆でそれを見ながら思い出話をしました。


食事が一段落したころ、ある伯母にこんなことを言われました。写真撮影の後、私が大声で全員を引きとめ、その後焼香順と座席の説明をしたことについて、「普通、あんなことは斎場の人がやると思っていたわ」。


・・・・絶句してしまいました。

私は葬儀を滞りなく行うために走り回っていたので、「全員集まったところで伝えれば効率が良い」と考えたのですが、端からみたら家族は悲しみに打ちひしがれているものであって、取り仕切るものではないのかもしれません。

なんだか、一気に疲れてしまいました。


葬儀は無事にすべて終了しました。

でも、最後の一件だけは私の心に残りました。


数日後、自宅に戻っていろいろ考えました。

私は今、TAW理論という心理理論を勉強しています。そこでは、気になったニュースや事柄を読み解く『LDP』という手法があります。


そこから分析した結果、どうやら私は「自分のステージかどうかをちゃんと確認せずに、そこへ上がってしまう癖」があるとわかりました。

つまり、『場をわきまえる』ということです。

どこかで、「自分はこんなにやっているんだから、みんな認めて!」という思いがあったのでしょう。


これは癖なので、これからも注意する必要があります。

こんな気付きを残して、葬儀は終わりました。


私は、TAW理論を使って母の事故死についても分析をしました。それについて書くのはちょっと難しいので、いつか機会があればということにします。


もし、TAW理論に関心があったら、下記のHPを参考にしてください。

http://www.taw.ac/



斎場に着いて、お通夜の準備が始まります。


一番、苦労したのはお供えのお花の手配。外部の方は直接葬儀屋さんに注文してくださるので良いのですが、親戚関連のお花は私に言ってくる人と直接注文する人で、混乱してしまいました。

勝手に注文してもらうのもありだけど、並べる順番の問題とかいろいろあるんですよねぇ~。


しかし、今から考えると自宅で毛染めしてきてよかった~☆とてもそんな時間も場所もなかったですからあせる


受付は近所の人といとこにお願いして、席順もおおよそ連絡し、弔問客も集まり始めました。そこで、御焼香のリハーサルです。父、弟、私の順で、葬儀屋さんに指導を受けます。


ところで焼香の時、抹香を指でつまんで額におしいただき、香炉にくべますよね。ドラマなんかを見ていると3回くべるのが多いように思いますが、宗派によって違うそうなんです。実家は曹洞宗なので、抹香をくべるのは2回。1回目は額におしいただくのですが、2回目はおしいただかずにくべます。知らなかったですねぇ~。

ただ、弔問客の立場であれば、回数を厳密にするより気持ちを込めることが大切と某サイトに書いてありました。


いよいよお通夜が始まりました。御焼香もリハーサルどおり、スムーズに進みました。ただ、ここで予期せぬ事態が。リハーサルで教えられたとおり家族3人で弔問客の焼香に対して、お礼の意味をこめて頭をさげるのですが、弔問客が多い・・・。もちろんひとりひとりにお辞儀するわけではないのですが、ボーっと立っているわけにもいかないので、頭を下げたり上げたりを繰り返し、途中「腰は大丈夫か?」と思ったほどです。

結局、弔問客は400名近くで、なんとか親子3人の腰も無事に焼香は終わりました。


午後8時には弔問客も親族もほとんどが帰宅し、斎場は静かになりました。東京で仕事を済ませた夫が斎場に着き、今夜は4人でロウソクの番をします。早く休もうとは思うのですが、お通夜に間に合わなかった方が、入れ替わり何人かいらっしゃったので、その対応をしていたら結局10時近くなってしまいました。


父と弟を先に寝かせて、前半は私と夫が起きていることにしました。ロウソクは夜中に1回程度、御線香は3時間毎くらいにつけかえれば良いので、そんなに大変ではありません。ただ、私は告別式の焼香順を台帳に書いたり、焼き場へ行く人数や初七日の仕出しの数を整理したりと、することがあったからです。

翌日の準備が午前2時頃に終わり、夫に後を頼んで眠ることにしました。彼もときどき横になったりしていたので「ちょっと危険かも・・・」と言う不安はありましたが、「お願いね!」と頼んで布団に入りました。


やっと眠りについた午前3時頃、突然、父の「わぁ~!」と言う声で目を覚ましました。父は布団の上に立ち上がっています。

「夢を見た。。。お母さんが、そこにいて『さようなら、さようなら』って言ってるから、何を言ってるのかと驚いて目が覚めた。そしたら、そこに遺影があった。。。本当に、死んだんだな。。。」

そういって、控え室を出ていきました。


元気に家を出た姿が最後で、事故後は一度も意識が戻らなかったから「ちゃんとお別れに来てくれたんだな」と思いましたが、父としては事故が夢であって欲しいという思いだったのでしょう。

もう、父は眠れないでしょうから母と二人にしておくことにし、私達は休むことにしました。


朝6時に起きて斎場の父のところへ行くと、しんみりした様子でしたが、それでも母が夢にでてきてくれたことが嬉かったようでもありました。「俺もしっかりしなくちゃな」と母に誓ったようです。


その後、父と弟は家の様子を見に一旦帰りました。家には2匹の猫がおなかをすかせて待っているからです。

その間、斎場で夫と二人、静かな時を過ごすことができました。


東京で今の夫と同棲すると言ったとき、大反対だった母。その時点では入籍したくなかったという私の気持ちを優先させたのですが、母には許せなかったようです。近所の人には「娘は駆け落ちした」といいふらしていたと、後から聞きました。

その1年後、夫と話し合って入籍。母が結婚式をやりたいと言うので、すべて母に任せて、指定された日に二人で名古屋へ出向きました。用意されたレストランで親族に夫を披露(?)し、写真を撮ったときの母の嬉しそうな姿が思い出されます。

それから8年。数年前に家を建て、両親を招きました。私が幸せであることがわかったのか、夫に「感謝している」と何度も話していました。

今年の4月にも東京へ招き、浅草や隅田川の川くだりをし、満開の桜とともに良い思い出ができました。


さあ、次は告別式です。


つづきは次回に。