皆さん、こんにちは。

本日は、顧客ターゲットの選定についてのお話です。

 

顧客ターゲットの明確化は、事業戦略の根幹です。

ここが曖昧なままでは、広告も営業もすべてが的外れになってしまいます。

そこで今回は、「ターゲット設定の5ステップ」と

「BtoB・BtoCそれぞれの注意点」について、具体例を交えて解説します。

 

1.市場調査の実施 

ターゲット設定の第一歩は、市場の現状を知ることです。

  • 目的:顧客のニーズ、市場の変化、競合の動向を把握すること。
  • 手法:アンケート調査、SNS・口コミ分析、統計データ(jSTAT MAPなど)の活用。
  • 事例:飲食業では、出店予定地域の昼食ニーズを調査し、「昼食難民エリア」を特定することで高い売上を実現。

 

2.市場セグメンテーションの実施 

市場調査で得た情報をもとに、顧客層をグループ化します。

  • 切り口:年齢・性別・所得・行動・地理的要因・価値観など。
  • 目的:「誰に売るか」を明確にすること。
  • 事例:ラーメン店では「若年層・男性・夜営業中心」というセグメントを選び、学生街に特化したマーケティングで成功。

 

3.ターゲットセグメントの選定 

複数のセグメントから最も可能性の高い層を選びます。

  • 評価軸:市場規模、成長性、自社との親和性、競合の強さ。
  • 事例:卸業では「小規模な飲食店向け」に絞ることで、ニッチ市場を確保し安定取引を構築。

 

4.顧客ペルソナの作成 

ターゲット層をより具体的な「人物像」に落とし込みます。

  • 項目例:年齢・職業・価値観・日常行動・課題とニーズ。
  • 目的:広告や営業の言葉、商品の見せ方にリアリティを与える。
  • 事例:塗装工事業では「築10年以上の自宅に住む50代男性」ペルソナを設定し、地域の新聞折込で実績をアピール。

 

5.注意点(BtoBとBtoCで異なる視点)

◼️BtoBの場合のポイント

  • 小さな市場でも、深く狙える業界を重視
    例:地域密着型クリニックなどは価格より信頼が重視される傾向。
  • 中小企業を優先
    大手企業は競争と条件が厳しく、工数が多くなる傾向があります。
  • 資金回収期間に注意
    4ヶ月以上かかる業界(建材、官公庁系など)は倒産リスクの観点から慎重に検討。
  • 業界リスクを確認
    倒産率が高い業種(アパレル小売など)は継続性の見極めが重要。

◼️BtoCの場合のポイント

  • ターゲット層の属性を明確にする
    例:
    ・男性向けか、女性向けか?
    ・単身者か家族か?
    ・年代:20代・30代か、シニア層か?
    ・用途:自己満足か、家族のためか、趣味か?
  • 真のニーズを掘り下げる
    例:清掃業では、「安心できる滞在空間を提供したい」という感情的価値を重視。

 

✨まとめ

ターゲット設定とは、「誰に、どんな価値を届けるか」を明確にするプロセスです。

市場調査から始まり、セグメント化、ペルソナ設定までのステップを

丁寧に踏むことで、ブレない事業戦略がつくられます。

 

あなたの商品やサービスが届くべき「本当に価値を感じてくれる人」を

見つけるために、ぜひこの5ステップを実践してみてください。

 

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