皆さまーっちゅー

 

お盆の只中、

 

こんばんはでございますっ…鼻ちょうちんミミズク

 

 

 

さてっ蚊取り線香

 

 

本日(あっ、昨日やっすぽんじボブは、

 

 

「公益財団法人東京市町村自治調査会」

を母体とする

多摩交流センターにおいて、

多摩地域(30市町村)における

新しい生涯学習(楽習)の場として

平成7年に発足した、府中の

 

 

TAMA市民塾クリック!

 

において、

 

私が市民講師として

登壇してをりますっ、

 

4月より月1回、

足掛け6ヶ月で全6回の、

 

第ごごごigo*5回目、


 

 

「画家の人生をたどりながら

〜ルノワール〜」クリック!

 

 

「画家の人生をたどりながら

〜カラヴァッジョ〜」クリック!

 

「画家の人生をたどりながら③

〜ミュシャ〜」クリック!

 

 

(おおっ犬?

 

…これはアカンっゴルゴ?

 

上記ののち、7月に開講した

 

「画家の人生をたどりながら④

〜ダリ〜」…

 

なるほど!マウスマーククリック!なしーっ笑い泣き

=該当記事なしーーーっ笑い泣き

 

迂闊なことにっ、

まだレポを仕上げておりませんでしたっゲ

 

しばしの間っ、

お待ちくださいましーーっフレディ2キラキラ

 

 

 

…に続きます、

 

 

『絵画と語る

〜画家の人生をたどりながら〜

レオナルド・ダ・ヴィンチモナリザ

 

 

を開催して参りましたっ…サザエさん

 

 

 

前回のダリの回の際、

ダリと彼の最愛の妻、

ガラと過ごした

波乱の日々の話などで

予定時間をオーヴァーしてしまう、

という大失態をおかしてしまい

聴講生の皆さまにご迷惑おかけし、

 

 

これはもう、

講師にあるまじき、

あってはならぬことっビックリ

 

…と肝に銘じ、今回は

自分なりに厳密に

タイムスケジュールを

立てて臨みましたのですがっ…。

 

 

 

天使のような風貌の少年、

と評判だったレオナルドが14歳で、

公証人の父の口利きで入った

フィレンツェ随一の親方、

ヴェロッキオの工房に属しながら

画家、20歳前後の頃に描いた、

 

 

天から舞い降りてきた

大天使ガブリエルにくらべ、

どこか

マリアの体が小さくも感じるけれど、

画家がそう描かざるを得なかった、

と考えられる、

マリアの前の

書見台の”紋様”にまつわる

エピソードをもとに、

色々なことを推察しながら、

 

 

       『受胎告知』1472–75年

 

 

 

 

また、

 

 

”未完成”

 

という言葉が、

その文字のとおりの意味をなさず、

 

まさに

 

”未完成の完成品”

 

と、

唸らずにはいられないような、

 

 

新約聖書の重要な一場面、

多くの画家に描かれてきた

”三博士礼拝”の

それまでの構図とは大きく異なる、

 

聖母マリアと、

彼女に大切に抱かれた、

生まれたばかりの

幼いイエスを取り囲む、

祝いの品を手に訪れた

3人の博士たち、

そして羊飼いたち、また

村の人々や動物たち、が

 

母子の周りに、

まるで同心円を描くように配され、

一人ひとりの表情も豊かで力強く、

色彩はないものの、

私たちを惹きつけてならない、

 

 

      『三博士礼拝』1481–82年

 

 

 

そして完成直後から

非常に高い評価と人気を得て、

レオナルドの名を

揺るぎないものにした、

といっても過言ではない、

 

 

がしかし、

 

壁画には向かなかった描写法や、

ミラノという、

湿気の多い土地であったことも

あいまって、

なんと画家の存命中から

ぽろぽろと絵の具が

剥落し始めた画面を、

 

なんとか、

 

なんとか

 

この名作をもとのように…

 

という思いは強くあれど、

 

”修復”

 

ということに対しての考え方も技術も、

まだまだ未開発であった頃の措置で、

 

その画面は

レオナルドの残したものからは

どんどん、どんどんとかけ離れ、

加筆や、

壁面を傷めるものを塗り重ねられ、

 

言うなれば瀕死の状況で

その画面はクレーターのごとく、

また、

描かれたイエスや

12使徒たちもおそらく

まるで亡霊のようであったであろう、

その画面を、

 

ブランピッラ女史を中心とした

素晴らしい修復家のチームで

22年という年月をかけ、

想像を絶する苦労の連続であった

調査や洗浄、

実に様々な細やかな細やかな、

”医者”

のごとき措置を丹念に施しながら、

 

1999年に

見事に息を吹き返した

 

人類の至宝、

 

 

       『最後の晩餐』1495–98年頃

 

 

 

 

 

”この絵のモデルは誰なのかモナリザ

 

”彼女はどこを見つめていて、

 

微笑んでいるのかモナリザ

はたまた

不機嫌そうに

嘲笑しているのかモナリザ

 

 

”背景の風景は左右で、

趣も、高さも異ならないかっハテナマークモナリザ

 

 

などなど、

…今までも、そして

これからもずっとずっと、

 

私たち、見るものの心を捉えて

離さないであろう、

 

今もパリの真ん中で、

世界中から彼女に会いに

集まってきた大勢の人々を、

 

 

その視線と、

ちょこっと上がった

口角を持つ唇と、

優しく美しく

なめらかな両手を重ねて

迎えてくれるモナリザ

 

 

77×53cmの

小さな小さな世界中の宝、

 

 

 

『モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)』1503−06(19)年頃

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

かの(どの)

 

ヴァティカンは

システィーナ礼拝堂の壁で、

今もなお力強い輝きを放ち続ける、

レオナルドとは

反目しあっていた、と言われる、

(…いえ…実はお互いに

とてもとても、

認め合っていたと、

私には感じてならないのですが…パパヒヨ ヒェー

 

大天才・ミケランジェロの力作、

 

 

 

『最後の審判』

ですが、

 

 

 

…この壁には

もしかしたらもしかして…

 

レオナルドに

制作が託されたかもしれない…

 

 

…ということを裏付けるような

文書も見つかり、

 

 

もし、

 

 

もし、

 

 

その、まるで

夢の夢の、

夢のまた夢(しつこい)のような計画が

実現されていたとしたら、

 

 

イエス・キリストが

人々に審判を下す、

 

という、

厳しくも美しい色彩あふれる画面、

 

 

ミケランジェロ・ブオナローティ

『最後の審判』1536–41年

 

 

 

ではなく…

 

 

絵画にとどまらず、

 

 

建築学、天文学、人間、動物の

解剖学から都市計画などを行い、

そして軍事技師でもあり、また

地質や大地の隆起などについても、

500年後の現代を生きる我々の

常識に近い考察をしていた

レオナルドならではの…

 

 

 

真っ暗闇で、

まるで万物が吸い込まれそうにも

感じられそうな大空のもとで、

吹き荒れる風や

轟音を立てながら

果てなく流れる爆流…

 

そんな、自然が我々の命を

いとも簡単に

飲み込んでしまうような、

 

おそらく、

当時として宗教的色合いが

薄かったと考えられる、

極めて現実的とも思える

この世の終末思想…

 

 

『大洪水』(ウィンザー紙葉手稿) 1514年頃

 

(画像は全てお借りしております)

 

 

こんな大洪水の様子が、

システィーナ礼拝堂の大画面を

飾っていたのかも…

知れません…びっくり

 

 

 

そんな(どんなひよざえもん やったね作品たちを

ご紹介しながら、

様々な想いが

胸をよぎり続けておりました。

 

 

 

稀代の大天才、

 

今では世界中で、

子どもたちでさえも

その名を知っているであろう、

 

 

レオナルド、

 

彼自身は…。

 

 

 

幼かった自分自身を

育んでくれた、

身近な田舎の村の、

豊かな水や緑たちへの

興味から始まり、

 

その視線の先は

どんどんと広がり、

 

まさにこの世界の成り立ちまでを

解明したい、と

思ったのではないかと

感じられるほどの、

数千枚にものぼる

素描や鏡文字であふれた

手稿(ノート)たち、

 

 

残された数は少ないけれど、

 

描写の並外れた技量にとどまらず、

その画面から放たれる魅力は、

たとえ未完成のものであっても、

 

時を減れば経るほど

その魅力を増してゆくかのような

絵画作品たち、

 

 

それらが、

 

自分の生きた時代の

500年も先、

故郷のイタリア を遠く離れた

世界中で、そう、

こんな極東の地で、

 

アラフィフの市民講師が

予定時間を大幅にオーヴァーし、

自分の人生に想いを馳せながら、

暑苦しいほどに熱弁歯科

繰り広げている、

 

 

…などという、

そんな(どんな)シーンにっ…スポンジボブビックリ

 

 

実は彼自身が、

誰よりも誰よりも、

誰よりも一番、

 

 

びっくりしていて、

 

 

そして…

 

 

ちょっと

嬉しそうに得意気に、

 

 

今も雲の上で、

 

時に

カリカリと

手稿にペンを走らせながら、

 

時に

カンヴァスに向かって

筆をゆっくりと

滑らせているのかも知れません…パパヒヨ ヒェーキラキラ

 

 

 

彼の人生を、

私なりに、ですが、

たどることが出来て、

 

私以外の方に

そのことを

お伝えすることが出来、

 

そして

その方達が

その方達なりの想いをまた、

 

楽しみながら、

想像を膨らませながら、

 

画家に馳せてくださる。

 

 

私にとって、

本当に、本当にこの上ない、

幸せな幸せな時間でした…ママヒヨ ポッきらきら

 

 

 

がしかーしっ真顔

 

 

 

またしてもっ…怪人二十面相

 

終了時刻を

オーヴァーしてしまいました…。

 

心から、

聴講生の皆さまには

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

その思いを根底に

しっかりと抱いて準備をしよう。

 

 

 

次回は最終回おわり2

(とてもとてもさみしひです…泣く

 

取り上げる画家は、

これまた私が敬愛してやみません、

ルネッサンスに先駆け、

人物に

”命”

を吹き込んだ偉大なる画家、

 

”ジョット・デイ・ボンドーネ”。

 

 

何としても、

丁寧に内容を構築し、

時間内に終わらせるぞーっ大トトロまっくろくろすけ

 

 

 

明日からは、

 

昨秋に

遠方に転居した両親と

隣県に住む妹一家のもとへ、

 

できる限り

通信機器から離れて、

 

みどりと

蝉しぐれに囲まれた数日間へと、

 

息子と旅に出て参りますっ…にこにこびっくり

 

 

 

 

本日も長き投稿を

お読みくださってのご訪問、

 

本当に、

本当に、

 

 

どうもありがとうございました…きらびっくり

 

 

皆さまも、どうぞ

心豊かなお盆休みを、

 

お過ごし下さいませですっ…