皆さまーっデレデレ

 

5月の終わりももう、

見えて参りましたがっ…完

 

 

まるで夏の陽気の日と、

 

一枚、

羽織らねばならぬ日とが

交互にやって来る、

アラサーにとっては(だから誰ちゅー

なかなかに面倒な時期に

ござりますですっ…パンダ

 

 

 

 

絵や作品に言の葉を添えます
 

楽しい絵画鑑賞のお話、させて頂きます 


「繪の葉」

 


ヴィオ・優美でございます・・。

 

 

 

さて、

先週になってしまいましたが、

 

 

「画家の人生をたどりながら

〜ルノワール〜」クリック!

 

に引き続き、

(も一度、ご紹介しますーっ仮面ライダー★

 

 

「公益財団法人東京市町村自治調査会」

を母体とする

多摩交流センターにおいて、

多摩地域(30市町村)における

新しい生涯学習(楽習)の場として

平成7年に発足した、

 

 

TAMA市民塾クリック!

 

 

において、

 

私が市民講師として登壇いたします、

 

 

月1回、6ヶ月かけて

全6回の第2回目、

 

『絵画と語る

〜画家の人生をたどりながら〜

ミケランジェロ・メリージ・

ダ・カラヴァッジョイタリア

 

を、終えてまいりましたです…サザエさんきら

 

 

 

30人弱の皆さま…きら

 

中には、

 

「カラヴァッジョ、って、

読みにくい名前だがっ、

果たして誰ぞやデレデレ

 

 

…なる方もいらっしゃったと

存じます。

 

 

 

その生涯では、

 

 

描いた作品の記録数デレデレ

   

犯罪歴の数笑い泣き

 

 

真顔真顔真顔ナントッ…

 

 

…と言われるほどの、

ちょいと、荒くれ者でもあった、

北イタリアはミラノ出身であった

この画家が、

 

 

ローマに出て修行をし、

そののち、

 

光と闇の織りなす、

まるで

舞台を見ているかのように

劇的な、

 

聖なる場面を、また、

俗なる場面を、

 

17世紀初頭としては

非常に斬新であった、

貧しい市井の人々をモデルに

宗教画などを描き、

 

脚光を浴びますが…。

 

 

 

     聖マタイの召命  1599-1600年

この作品が飾られている聖堂では、右側にある

小さな窓から本物の日の光が差し込み、

信者ではない私たちでさえ

どきりすぽんじボブっとしてしまう一瞬を、

今も与えてくれます…スポンジボブキラキラ

 

 

無法者同士の喧嘩の中で、

相手の頭目を殺めてしまい、

 

逃亡生活に入ります。

 

 

当時のイタリアは統一前、

 

ローマで『死刑判決』

を受けても、

ナポリでは『治外法権』、

という中で、行く先々で

制作をしながら南下を続け、

 

 

シチリアよりさらに南、

マルタ島では、

要人たちの尽力により、

取得することが非常に難しかった

「聖ヨハネ騎士団十字架

から名誉の騎士号を得るも、

またもぽげムた 嬉し泣き

暴力沙汰を起こし逃亡します。

 

 

38年という

短い生涯の最期は、

 

彼を庇護した

高位聖職者たちの尽力もあり、

 

殺人事件の恩赦を取り付けるべく、

ローマへの帰還中…

 

教皇へ献上する

心づもりであったであろう、

作品たちを抱いたまま、

 

 

    法悦のマグダラのマリア 1606年

 

 

熱病のため、

ローマから遠くはない

ポルト・エルコレの地で

夭折します。

 

皮肉にも彼の死後、

恩赦が下りることになりました…。

 

 

流れ激しく、

あまりにも性急に

歩み進んでしまったその人生は、

 

映画のようでもありました。

(映画になっておりますよーっキラーン

 

 

『カラヴァッジョ-天才画家の光と影-【完全版】』クリック!

  (Amazonへ飛びますったか(初夢)

 

 

なるほど!少々…

カラヴァッジョを

美化しすぎているっデレデレ!?

 

…なるご意見もあるようですが、

 

彼の、

力作たちを制作中の

様子もうかがい知ることが出来、

 

主だった事件や、

付き合いの深かった

人物もよく分かり、

その上、CIっ燃える

なるほど!カラヴァッジョ、イケメン)

 

画面のいろどりも豊か、

 

当時のイタリアが放っていた

さまざまな光景を

感じ取ることも出来ますので…

 

私はお勧めいたしますアリマスはい♡

 

 

逃亡中、

 

陽光眩しい南ヨーロッパ、

長靴のごときイタリア半島を

南下する中、

 

差す光はどんどんと

その明度や強さを

増してゆくのに、

 

殺人事件を起こしてからの

彼の作品は特に、

 

闇を増してゆきました。

 

 

 

       エマオの晩餐 1606年

 

 

気短ですぐに手が出る、

そしておそらく、

決して愛想の良いタイプでは

なかったでしょうし、

彼を厭う人たちからは

徹底的に嫌われていたひと、

だったのだと思います。

 

 

でも、彼には

恐ろしいほどの才能と、そして

聖性が宿っていた。

 

そうでなければなぜ、

あんな作品たちが描けたのか…?

 

 

その才能は確かに秀でていたけれど、

問題ばかり起こしていた彼の

その本質、を、

庇護者や支援者たちは、

どこかで

見抜いていたように

感じてなりません。

 

 

荒くれ者の、

ミラノ出身の男に、神は、

とてつもない才能を与えた。

 

 

でも、

 

 

その才能があまりにも

際立っていたので、

これ以上、

下界で生かしておっては

我の肝いり、であることが

バレてしもて、

 

アカンーーーーッ笑い泣きビックリビックリ

 

神の台詞 by ヴィオ

なるほど!この人はわが相方っ、

アンドロイドV子ですがーっはにわ

 

 

…という心持ち、で、

38年という年月を待ち、

 

さっと…

 

天に

 

引き上げてしまった…

 

 

私は、そんな風に感じています…スポンジボブキラキラ

 

 

     ロレートの聖母 1603−06年

 

 

本格的な画業としての活動は

約10年あまり、

 

たったそれだけの時間で、

 

後世にこれだけ、

多大な影響を与えた画家は、

 

 

後にも先にも、

 

彼だけでした。

 

 

 

…この私の文章を読んだら、

カラヴァッジョは、私にっ…

 

なんて言ってくれるかな…ニヤニヤ

 

 

怒られちゃうかなママヒヨ ムッ

 

 

 

それとも…スポンジボブ

 

 

 

 

 

かつてのイタリア通貨、

今は亡きおばけ。『リラ』の高額紙幣、

”100,000リラ”札。

 

右にカラヴァッジョの肖像画、

中央の二人の男女は、こりまた

彼の作品、

「女占い師」が

プリントされておりましたよーっサザエさん

 

 

因みにっ…。

 

 

(最後に流通していた紙幣デザイン、

高額上位ベスト2っ手

 

イタァーリアイタリア

 

 

500,000リラ札

   ↓

ラファエロ・サンティ

 

100,000リラ札

   ↓

カラヴァッジョ

 

 

 

現在のジャペェン日本代表

 

 

10,000円札

  ↓

福沢諭吉氏

 

5,000円札

  ↓

樋口一葉氏

 

 

おお。

樋口一葉氏に匹敵っ…。

 

 

 

何が申したいのかが

よくわからなくなって

参りましたよーっ笑い泣き

 

 

 

ですが、

国家を表す

”紙幣”に、

その顔が、その名が

刻まれるほどに

 

尊ばれ、

愛される画家で

 

あったのでした…パパヒヨ ヒェーきら

 

 

 

 

第3回目は来月、

 

フランスで、

デザイナーとして、

押しも押されぬ大成功を収めた、

 

『アルフォンス・ミュシャ』

 

がその後、

 

その成功を捨てて祖国、

チェコへ帰り、

 

自国での自身の本来の名、

 

『ムハ』

 

に戻り、

 

自らのルーツである

スラヴ民族の歴史を描いた

壮大な連作、

 

”スラヴ叙事詩”

 

を描くに至ったその人生を、

想いを精一杯に込め、

お話いたす所存にござります…にこにこびっくり

 

 

 

本日もご訪問、

 

本当に、

 

ありがとうございました…にこにこビックリ