鷹の眼差しを持つ | PARISから遠く離れていても…

PARISから遠く離れていても…

わが心の故郷であるパリを廻って触発される数々の思い。
文学、美術、映画などの芸術や、最近では哲学についてのエッセイなども。
時々はタイル絵付けの仕事の様子についても記していきます。

哲学者というものが

自発的な死を望まない理由の一つは

客観性を極める

<眼差し>にあるように思う

 

以前にそう書いたことがある。

少なくとも現在自分が哲学を

勉強したいと思う理由は

そこにあるのかもしれないと。

 

 

あれから約3年の月日が経ったー。

 

 

生きていくためには何が必要か。

求めながら出合った哲学の世界。

それまでは文学だけで満たされていた。

後は自分なりの宗教というものと。

 

 

しかし考えてみると哲学も

それらの中に溶け込んでいたのだ。

今は独立した存在となったものの

まだまだ独学という言葉だけが

独り歩きしているような状態ではある。

 

 

関連書籍を手に取っては思索に耽ったり

ご存知のように先日もブログ上で

対話という形での読書会を試みた。

会話ではなく「対話」をだ。

ソクラテスのようには行かないが。

 

 

更新ブログの殆どは自分にとっては

作品発表の場であるから頻度は少ない。

でもコメントをその割にする(と思う)のは

相手と対話をしたいからである。

それは生きるということにも繋がってゆく。

 

 

「対話する」ことによって見えてくるもの

一方的な思い込みに囚われなくなる。

新たな気付きの発見。

相手の顔が見えない分かえって

言葉と言葉の行間にある息遣いが

伝わってくる気が自分にはする。

これは読解力と言い換えてもよいだろう。

 

とはいえ客観的な視野を手に入れることは

なかなかそう上手くはできない。

いつかもっともっと大空を

飛翔するような「鷹の眼差し」を持ちたい。

 

 

これから少しずつ具体的な

自分なりの方法を語っていくつもりだ。

 

 

 

 

赤薔薇

 

キラキラキラキラもっと日常に対話とドキドキ哲学を!!キラキラキラキラ

by vingt-sann

 

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