その5をアップしました。

http://www.geocities.jp/vin_suzu/iryou5.htm


 えーとまた予告を無視した変更をしてしまいましたです。一度は引用部分などを切り詰めて短くしてみたんですが、どうもしっくりこなかったので、思い切って伸ばして分割してしまいました。


 またお気づきの点などありましたら遠慮なく指摘していただけると嬉しいです。


koume

6月29日に金沢市の某酒店で行なわれたワインの試飲会に参加しました。

テーマは「初夏のスパークリングとリースリング白ワイン」。


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Robert J. MVR

ロベルタ・J・ムール リゼルヴァ・ブリュット


世界一予約の難しいレストラン「エル・フジ」に採用されたというスペインのカヴァ。ブリュットにしては辛くなく、むしろ甘く感じるが、よくスーパーにあるフレシネと比べるとドライ。苦くも辛くも酸味もなく、シャンパンに比べれば飲みやすいです。逆に言えば特徴があまりないですが、舌を刺激しない分、前菜に合わせやすいかも。


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Gremant de Bourgone Nature Brut

クレマン・ド・ブルゴーニュ ナチュール・ブリュット

(ドメーヌ・セリーヌ・エ・ローラン・トリポ)


シャルドネ100%。マコネー地区でビオディナミ農法を行なっているという自然派ドメーヌ。飲んだ瞬間、味がブル白ワイン?と思った。ブルゴーニュのシャルドネの白ワインに炭酸を入れたような。ま、シャルドネ100%だから当たり前か。でもシャンパーニュのブラン・ド・ブランはキリッとした辛口で酸味も強いし、全然違うね。炭酸も強くないし、今回飲んだスパークリングではこれが一番気に入ったかなぁ。ビオディナミだから、は関係なく。


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Marramiero Brut

マラミエーロ ブリュット


イタリアはアプルッツオ州にて、シャルドネとピノ・ネロを使い、シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵で造られたスプマンテ。とっても濃くて、クセになりそうですが、好みの分かれそうな味でもあります。色も3種のスパークリングの中では一番濃い。陽気なイタリアンに好まれている泡だと聞いたとき、何となく納得しました。特にナポリに似合いそう。


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純米吟醸 生酒 獅子の里 禅

松浦酒造


加賀温泉郷のひとつ、山中温泉にある松浦酒造による活性純米吟醸。酵母が生きています。開けてから時間が経っているせいか、炭酸はほとんどない。でも開けたてよりは美味くなっていると言う。あまーいですねぇ。甘いせいでアルコール度は低いかなぁと思ったが、確認したら12~13度と結構あった。ベタつくような不自然な甘さではなく、自然な上品な甘さなので女性に人気出そう。私はと言えば、普段あさ開のドライな泡を飲んでるので、やけ甘く感じてダメかな。

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左: Robert Weil Halbtrocken 2005

   ロバート・ヴァイル リースリング ハルプトロッケン 2005
右: Robert Weil Kabinett Halbtrocken 2005

   ロバート・ヴァイル リースリング カビネット ハルプトロッケン 2005


ラインガウを代表するヴァイルのハルプトロッケン。ハルプトロッケンは半分辛口という意味(だっけ)。ロバート・ヴァイルはお気に入りのドイツワイン生産者なので、これが目的でワイン試飲会に参加したと言っても過言ではない。辛口というけど、充分甘かったですね。左のハルプトロッケンでちょうど酸味と甘味のバランスが良くて美味かった。カビネットは更に甘いんだけど、たくさん飲むのは辛いかな~と感じた。左のワインで十分。家にヴァイルのキートリッヒャー・グレーフェンベルグ・リースリング・シュペトレーゼとそのアウスレーゼがあるんだけど、どんだけ甘いのか、開けるのが怖くなってきた。

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Frank Phelan 2002 Saint-Estephe

フランク・フェラン 2002 ACサン・テステフ


お口直し。ブルジョワ級のフェラン・セギュールのセカンド。ちゃんと室温に合わせてあったので、冷えたスパークリングや白ワインの後に飲んだ直後はすごーくぬるくて不味く感じた(汗) カベルネ・ソーヴィニョン主体ですが、まろやかで上品。上記とワインと比べるとやっぱり何か肉とか食べながら飲みたいなーと思った。ビーフジャーキーをガジガジでもいいな。


店でシャトー・ダッソー97、ルチェンテ05、奥能登の白菊2種(純米と本醸造)を買って、良い気分で帰宅。


suzu

 私は、医療問題は非医療者が主体となって取り組まなければならないと、偉そうにも言っています。医療問題で困るのは医療関係者ではなく患者と患者予備軍(つまり普通の人たち)だからです。
 もちろん日本医療がアメリカ型やイギリス型などに移行したらそれはそれで医師たちも困るのでしょうが、おそらく今ほどは困らないでしょう。医師たちが最高に困っているのは今現在であって、しかし医師を辞めてしまえば個人的には困らなくなってしまう。医師たちは医療崩壊が進んだ方が有利なくらいです。ところが患者はこのままでは将来、ハンパじゃなく困るようになる。だから医療問題には非医療者こそ取り組まねばならないのです。


 ところで私はまず間違いなく断言しますが、医師のブログが無ければ今に至っても医療問題になど興味を持っていなかったはずです。
 私がブログのエントリで初めて医療問題のことを書いたのは2006年12月です。医療体制の崩壊 というエントリは、ほとんどYosyan先生のブログのコピペみたいなもので、当時は「新小児科医のつぶやき」とNATROM先生、モトケン先生のブログをじろじろ読んでいました。たぶん2週間かそこら読んで、あれを書いたと思います。
 最近は新聞やテレビでもときたま、医療問題を紹介しますが、私は一応毎日ちゃんと新聞を読んでいますけどそれでも元々医療問題に興味があるから医療記事も読むのであって、もし興味がなければスルーするかあるいは誤読していると思います。医療ブログを読んでいなかったとして、それでも新聞情報から医療問題に興味を持っていたかもとは考えられません。そういう人がいないともいえませんけど、少なくとも私はです。


 医療問題は非医療者が取り組まねば、といっても医療問題そのものを知らなければ取り組むことは不可能です。しかし医療問題について一番詳しいのは医師に決まっています。そういうわけで、医療体制に問題があるよと世間に知らしめるのは医師の義務と言ってもいいかもしれません。
 もちろん、その義務が果たされていないというつもりはありません。医療ブログがこれだけ普及し、様々に活発な議論が行われ、ブログ活動から新しい医師の組織や運動まで巻き起こり・・・と充分な活動はあったと思います。最近ではテレビや新聞でも医療を取り上げていると書きましたが、そもそもそれらが取り上げ始めたのも医療ブログの影響力があったかもしれないと思うほどです。


 なので極端なことをいえば、医療問題について医師たちが果たすべき義務はもうすでに終わったと言えるかもしれません。それ以後現在まで続いている医師たちの行動はいわば好意で支援してくれているのであって、しかし義務といえるものはすでに医療現場から非医療者のほうへ移ってきていて、今は私たちこそが取り組まねばならない問題に変化しているのです。
 そんな意味で、県立柏原病院の小児科を守る会 はやはり評価されるべき活動ですし、それを追いかける活動がもっとあって欲しいと思うものです。


 さて、では農業問題を考えた時に、同じように「農業問題も、非農業者が取り組まねばならない」といえるのでしょうか。ということは、消費者は生産者より困るのでしょうか。
 農業問題の場合は事情が変わって、生産者と消費者の間にそれほど大きな差はありません。普通、医師-患者の関係にはかなり非対称性がありますが、専業農家といえども相当量の食べ物は買うしかないわけで、つまり農業問題は生産者だって同じくらい困ることになります。


 まあ誰が主体になるべきかはとりあえず置くとしても、段階としてはまず農業者から農業問題に関する情報が発信されているかです。医療問題で考えた例では、これは農業者の義務です。ところがなんとなくですが、農業者からの発信は充分とは言えないのではないかと感じます。
 もっともそういうブログなどを知らないだけかもしれませんが、知り合いの百姓と話しても時たま愚痴が出ることはありますが基本的にはほとんどみんなのんびりしたものですし、危機感がある方の人でもあくまでも業界内での話に収まっていて、外部に積極的に情報を出そうという人まではそうそういないように見えます。
 農業問題の発信に関しては、農業者以外の研究者や、マスコミなどに先行されている気がします。


 なぜそうなっているかを考えればいくつか理由は浮かびますが、もっとも単純には農業者自身がそれほど困っていると実感していないことです。なぜ困っていないかは、そもそも医療者と農業者のおつむの出来がまるで違うからてーのがもっとも実もふたも無いところですが、もしかしたら問題の方がまだそれほど進行していないからという可能性もあります。
 ここで私はハタと悩んでしまったのですが、農業問題といわれる問題は本当に存在しているのでしょうか。いや、理屈の上では農業がやばいとは知っています。きっと上手に説明も出来ますが、どうしても自分の中で本気の危機感とかが湧いてきません。まあそれは、私だけかもしれませんが、しかし私の周囲にはまだ、農業問題を真剣に討論できる人や雰囲気は存在していません。あるところにはあるのでしょうか。もちろん、あればそれでいいのですが。


 少なくとも私の知る限り、農業問題を外部に真剣に発信する農業者はほとんどいません。ということはどうなるかというと、マスコミ自身による報道に手をゆだねることになるわけですが、先に医療問題の件で説明したようにマスコミ報道のみで農業問題をちゃんと理解する人が現れるか怪しいものです。
 実際にマスコミが扱う農業問題というのも曖昧で、問題点が掴みきれていないものばかりです。当然それは農業者側が情報を出していないから、ってのもありますけどそれだけではないことは昨今のいつまでたってもこなれない医療報道を見ればわかります。


 例えば先日のTVタックルでもありましたが、最近農業問題を取り上げようとするとすぐに食の安全の問題と自給率の問題をやります。が、この2つは相反するとまではいいませんがお互いに無関係ではありえない問題です。しかしどんな報道を見ても、完璧な安全と完全な自給を求めるものばかりです。理想論は結構なのですが、現実に根ざした議論などほとんど見られません。


 もっとも何度か言うように、それは農業者自身が自分たちの義務をいまだ果たしていないからそうなっているんだろうと思います。では、農業者たちが今の医師ブログのように緩やかなコミュニティを作って情報を発信するようになるのでしょうか。それに関してはかなり怪しいと思います。なんか他人事のように言っていますが。
 もし医師ブログが無かったら、日本医療は誰にも知られること無く独居老人のようにいつの間にか終焉を迎えていたかもしれません。今は一応、そうはなっていません。日本農業は独居老人になる可能性大です。


koume

 6月23日放送のTVタックルを見ました。最後にビートたけしが東京農大の小泉武夫先生と話したとか言っていたんですが、だったら番組に小泉先生でも呼べばもっと良かったのになんでまたあんな垣田ナントカみたいなのを入れちゃうのか不思議でしょうがありません。ちなみにこの人がどういう人かというのは、「買ってはいけない」絡みの人とさえ言っておけばわかる人には充分でしょう。
 それと前半、船場吉兆の話を引き合いに出して「コンプライアンスよりもモラルの問題の方が根深い」とか言っていましたが、趣旨はわかりますが、政治家がそれを言うな!と強くツッコミ(笑


 内容ですが、いくつかの問題を「本当に問題なのか」一切検討せぬままに「問題に決まっている」と言う態度で扱ってどうたらと話していたのは酷い。具体的には遺伝子組み換えとBSEの話です。それと検疫の話もですが、あれを検疫所の職員が見たら怒り狂うんじゃないでしょうか。
 遺伝子組み換え食品は、それの含有率が5%以下なら表示義務はありません。その件について、遺伝子組み換えが入ることは絶対的な悪だというような前提で話は進んでいましたが、それは正しいんですか?小麦や大豆やトウモロコシなど、全世界の8割前後が遺伝子組み換えになっているとは紹介していましたが、だったら全世界の人々は遺伝子組み換えの恐怖に曝されて滅亡の危機に瀕しているのか。
 今、実は遺伝子組み換え系の原料が多い分野の食品会社は、遺伝子組み換え食品の含有率を5%以下に抑えるのに四苦八苦しているそうです。どこを探しても、完全に非GMのものなどもう無いからです。海外ではこの5%とかの基準はもっと低いことも紹介していましたが、外国は日本ほどに非GMにこだわっているんだろうか。
 で、世界の潮流がこれほど遺伝子組み換えに移っていることを踏まえて、その割合が増えることは避けられない立場は理解できても、それならちゃんと情報を公開して消費者に選択肢を与えればいいのだ、のような一見もっともらしいことを言われていましたけどもしかし現在のような状況で「遺伝子組み換え作物10%含有」なんて表示をしたものは買ってもらえるのでしょうか?情報公開は基本的にはいいことですが、それがメリットになるほどには現在の消費者意識は成熟していないように見受けられます。
 一度やってみればいいじゃんと言う反論が予想できますけども、それは「勇気ある一番手」にすべてのリスクを一方的にしょわせるだけで、ちょっと可哀相な感じはします。何らかのバックアップ、例えばちゃんとしたリテラシーの普及活動とかがあればまだいい気がしますけど。今はテレビでも「遺伝子組み換えは大前提的に悪い」と言っちゃう有様ですからね。
 表示偽装は全く褒められる事ではありませんが、馬鹿正直に全てを表示することに対するインセンティブが全く認められていないのです。調査・表示のコストも全て業界側が持って当然な昨今ですし。


 BSE問題も、今どき!?って感じでしたが・・・韓国で燃えてたから取り上げたのか。


 実は今必要なのは、もっと基本の部分で、つまり例えば遺伝子組み換え食品の意義とか安全性とかってのは実際のところどれほどのもんだとか言う教育だと思います。それは食品問題に限らずほかの科学的な分野にも通じる話で、もちろん医療問題についてもそうですが例えばEM菌だったり「水からの伝言」みたいな疑似科学問題にしてもそうです。
 リテラシ教育なんて、今さらそんなことやっても手遅れとかいわれかねないほど迂遠な仕事になりますが、しかしこれやらなくては議論そのものが成り立たないのです。前提が無いから。リスクコミュニケーションとか、全然話が出来ない。
 BSEによる死者なんか100年に一人程度だと試算を出しても、それでもだめだと言って輸入禁止にしてしまう国で食の安全なんか語れるわけがない。


 後半ですが食料自給率の問題とか。輸入が停止したら日本の食卓は悲惨ですよ、というよくあるサンプルが出てこなかったのは意外でした。や、出さなくてもいいんですけど。
 ご飯と芋がメインで、肉やタマゴはほんのときたまで・・・みたいなのがよくありますが実はこれ、間違いですからね。ちょっと考えればわかると思うんですが、ワープアと経団連会長が同じ食生活で我慢していただけるとは思えない(笑)


 さてそれはともかく私が気になった範囲で補足しますが、まず農業人口の半分以上が65歳以上だという話。で、39歳以下は9%程度とか。
 しかし実際に農村に行くと、65歳くらいの人は「若いな~」といわれます(^^;70や80の爺さん婆さんもいっぱい現役だから。


 それと、実は統計とかを調べると農業者の年齢分布は意外と壮年の人も多かったりするんです。しかしこれがトリックで、実際にはどうかというと、80歳くらいの爺さんが田んぼをやっているから50歳くらいの息子が嫌々手伝っている・・・しかし爺さんが農業辞めたら息子も辞めるってところが最近本当に多い。農業者の減少・縮小は見た目以上のスピードです。


 後はなんかあったかなあ。農家の所得保障なんて、永続的に出来ないんだからやる意味無いだろって言う人がいましたね。けど一時しのぎくらいはできるんじゃないんですか?永遠にやるか一切やらないかなんて何で二者択一なんだよと・・・どうせ朝令暮改なんて得意技じゃないですか。
 だいたい財源なんて、特別会計をちょっとまともに見直せばすぐいくらでも出てきそうな気がしますが・・・


 以上、なんだか全体的に散漫とした感想ですが、専門家や政治家よりも大竹まことの方が一番いい事を言っていたような印象がありました。


koume

 どんだけ~といえばあくまでもリンカーンが紹介したのであって、IKKOくんだりが勝手にパクっているのが本気で腹立つkoumeですが何か疑問でも?


 というわけで(何がだ)、とあるエントリからこちらへ飛んできた方のために一言だけ補足しておきますが、私は男です。もっともこのHNのせいで女性に間違われたことも過去に数度ありますので気にはしていませんが。koumeっていうHNは女性に見えますかね?まあ特に男とも女ともどこにも書いていませんしどうでもいいことです。

 このHNの由来は、私が坂本龍一のファンだと言うことから来ています。とこれだけで理由がわかる人はそうとうの坂本フリークです。ちなみに10年以上前から使っています。空港で名前を間違えて書いてしまう長谷川公彦さん ほどではありませんが、自分の中でも結構なじんでいて、リアルでも私の事を「こうめ」と呼ぶ人は結構たくさんいます。


 このブログのサイドバーにあるkoumeとsuzuの似顔絵は私が描いたものです。suzuの絵は、私は結構似ていると思うんですが、第3者からは「もっと別嬪や!」と文句を言われました。私の絵のほうは、本来は似顔絵のつもりで描いたのではないんですが、妙に私に似ていると言われて似顔絵に流用されてしまいました。


 雨が全然降りません。九州では大雨とか言ってますが、嘘でしょ?金沢では覚えている限り、6月に入ってからまだ一度も、まとまった雨は降っていません。

 最近、新聞などで明日の天気予報を見ると降水確率70%とか書いてあるんですが、実際に翌日になってみると降水確率は40%くらいになり、しかもこの4割バッターが毎日必ず三振しやがります。

 晴れると仕事が進むでしょう?と言われることはよくありますが、もちろん雨ばっかりでもしょうがありませんが、晴ればかりでもそれはそれで困ります。毎日暑い屋外での力仕事、ってのは疲れるもんです。


koume