タブロイド紙なんかを取り上げるのも業腹ですが。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000021-maiall-soci


<愛知の白い粉送付>白い粉は重曹
12月11日13時55分配信 毎日新聞


 愛知県庁や名古屋市役所などに差出人欄に「名古屋市民オンブズマン」と書かれた封筒で9日午前、白い粉と脅迫文が送りつけられた事件で、熱田区役所に届いた封筒の中の粉は重曹だったことが10日、県警の調べで分かった。県などによると、白い粉が入った封筒は県庁や同区役所を含め18カ所に届いた。これまでにけが人はなく、県警は他の封筒に入っていた粉についても分析を進める。


 ◇オンブズマン告訴


 同オンブズマン(倉橋克実代表)は10日、団体名を勝手に利用され活動を妨害されたとして、被疑者不詳のまま偽計業務妨害容疑で愛知県警中署に刑事告訴した。【福島祥、影山哲也】



 さてこのニュース、見るとは無しに点いていたニュース番組から洩れ聞こえてきて知ったのですが、いくつか記事を見てみても出てはいませんが、テレビニュースでの報道でははっきりと「白い粉は、食品添加物にも使われる全く害のない重曹でした」と言っていました。時間も何もよく覚えていないのですが、確かNHKのニュースだったと思います。
 重曹はうどん粉病の治療用に農薬としても使われるとか、発ガン性試験で陽性が出るとか細かくて有名な話はおいといても、例えば、一気に2キロの重曹を食いまくれば危ない症状が出るだろう、とは誰でも感じてもらえると思います。またこちらは信じてもらえない人もいるでしょうが、0.00001ミリグラムのメタミドホスを摂取しても何ら症状は出ません。あまりに極端なこじつけ話だ、と思う方もいるでしょうが実際には毒性学の基本にして真髄はこういうことです。「全く害のない物質」などありません。まあ、ウェブ上のニュースではそういうのがなかったのでいいんですが、NHKのニュース作家は何を考えているんだ?
 もちろん、ごく当たり前な使い方をするなら重曹に害はありません。が、同様に農薬も食品添加物もごく当たり前な残留量であれば害はない。


 ところでこのニュースを聞いた時に思い出したのは、以前やっていたテレビ番組「愛のエプロン」です。複数の芸能人があるテーマにそって料理をし、ゲストに食べさせる番組でしたが、里田まいやインリン・オブ・ジョイトイなど一部の芸能人が作る料理は破格に不味くて、使用している食材はもちろん普通の「害の無い」ものばっかしなのですが、塩や小麦粉などと間違えて重曹を使ってしまうなどの必殺技を繰り出して作られた料理はゲストが一口食べただけで嘔吐してしまう強烈な催吐性を発揮していました。
 いやあ、食品添加物って危ない代物デスネ。


koume

 つよぽん先生のブログ で坂本龍一のネタがあったので便乗。


 坂本龍一は、最も好きな音楽家の一人です。5年ほど前までは音楽家と限らず最も尊敬する人物だったのですが、環境問題だとかに染まりだしてからはその言動にけっこうな違和感を感じだしてしまい、今は昔ほど心酔しているわけではありませんが、それでも音楽家としてはやはりすごいと思います。


 私が住んでるのは北陸、つまり裏日本と言われる所なんで(けど日本海に面してるのはこっちなんだからむしろこっち側こそ表日本じゃ!というのが裏日本人の自虐ネタ(笑))、コンサートとかさほど活発なわけじゃないんですが、坂本ツアー公演は10年ほど前に何度か行われたことがあります。
 時は1996年、その名も「1996」と言うアルバムを出したとき、ワールドツアーがありました。アメリカやヨーロッパなどを回って日本に来て、金沢公演もあったわけで、私も観に行きました。このときの金沢公演は確か日本国内での初演でした。ちなみに1996の内容はピアノ・バイオリン・チェロのトリオで坂本龍一の過去曲をやるというものです。


 演奏自体はもちろん良くて、楽しい時間を過ごさせて頂きましたが、コンサートの楽しみの一つはやはりトークです。ワールドツアーを回ってきたあとだったので、海外公演でのエピソードがいくつかあったのですが、よく覚えているのがイタリア公演での話。相当な数の観客が集まったそうなんですが、実はチケットを買ったのは全体の数分の一だけで、ほかのほとんどの人は柵を押しのけて(野外です)勝手にドカドカ入ってきた人だったという(^^;で、ピアノのすぐ近くまでお客が入り、1曲1曲の演奏が終わるたびにすごく熱狂してくれたという。あつかましいと言うか、褒められた行為ではありませんが、けど感動したとか。


 んでその後も金沢公演は滞りなく進み、アンコールも終わり、終了のアナウンスが鳴って照明も明るくなったのですが、お客がだーれも帰らず、ずっとスタンディングでアンコールの手を叩いている。5分くらいそのまんまの状態だったんですが、その後いきなり照明が暗転してトリオが再登場(当然観客大喜び)。坂本さんは「君たちはイタリア人みたいだねえ(^^;」と言っていました。
 で、「どうしよう、予定に無かったからやる曲が無いよ」と言いながら、「Parolibre」という静かな曲を演奏し、観客は全員立ったままそれを聴いてました。後日発売されたビデオのブックレットによると、この時スタッフは感動してほとんど泣いていたとか。


 その夜は本当に満足して家に帰りました。けど、このツアーでは曲目は公演ごとにけっこう違っていたみたいですが、金沢では「Thousand Knives」はやらなかったんですよね。好きな曲なんですけどね。それだけ唯一残念。けどすごく良かったです。


koume

 よくコメントを頂くなしえん様より、「野菜が壊れる」というお花畑系の本を紹介していただきまして、amazonでの紹介や書評を見ただけでいかにも内容が知れる本だったのでそっちはまあどうでもいいのですが、関連本としてページに出ていたものに面白そうなのがあったので読まずに紹介します。


日本の「食」は安すぎる―「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書)/山本 謙治


食品の迷信―「危険」「安全」情報に隠された真実とは/芳川 充


 読んでないので、感想はもちろん無し。
 今度読んでみようかな。


koume

 想像ですが、たぶん全ての農家は農薬使用を止めるかあるいは使用量を減らしたいと思っています。それは無農薬・有機農法信奉者に限ったことではありません。


 ところでたぶんですが、企業の経営者はなべて、無駄な従業員の頭数は減らし、かつ無駄でない従業員の給料も減らしたいと考えていると思います。ですが当然、そんなことは簡単には出来ません。無駄な従業員と言うひとが本当にいるならそれなりに簡単に解雇できるでしょうが、本当に無駄なのかどうかはわかりづらい面があるし、その社員の生活などへの責任感とかのつまり情実の問題、その他の社員たちに対する気持ち、縁故やコネなどなどその他さまざまな問題があるでしょうし、給与については考え無しに引き下げたおかげで人件費を抑えられた以上に売り上げが落ちては元も子もなしです。
 という、当たり前な話をくどく書きましたが、農家だって農薬の使用量を減らせば農薬代がかからずに済むため(日本の農薬価格は世界一高いです)、企業の社長が従業員の給与を下げたいと思う程度には農業経営者も農薬使用をやめたいと考えています。冒頭に書いたのはそういう意味です。


 もちろん農薬使用の抑制に関しても企業の例を示したように、様々に問題はあるわけです。要は農薬を減らしたはいいが、そのおかげで被害が拡大しては意味無しです。それは利益や売り上げがどうこうという話にとどまらず、品質や安全性についても同じことです。ところが一般的には、農薬が農産物の品質や安全性の「向上に」一役買っているなどとはほとんど思われていません。


 でまあ、いろいろ工夫することによってちゃんと農薬使用を減らすことは出来ます。ただしそれは、農薬をいかに減らすかではなく、いかに上手に農薬を使うかと言う話です。たぶん他所の業界でも、いかに経費を減らすかより、いかに経費を有効に使うかを考えた方が前向きかつ効果はあるんじゃないかと勝手に想像します。
 もちろん口で言うほど簡単ではありませんが、「とにかく経費なんかゼロに近ければ近いほどいいんじゃ」なんて放言するワンマン経営者に感じる嫌気は共感してもらえるんじゃないかなあ。


koume

 明日と明後日で、準決勝をやるみたいですね。
 メンバーを調べて見てみましたが、つまりここまで勝ち残ってきた人たちですが、いつも不思議なんですけどなんでコントオンリーみたいな人が出るのかなあ。例えば藤崎マーケットやオリエンタルラジオ、イシバシハザマなど。


 面白ければいいのかもしれませんが、漫才の大会でしょ。漫才にも技術力ってやっぱりありますし、コントで漫才技術を発揮できるとは思えない。確か第2回でテツ&トモが出たときに立川談志から「面白かったけど、出るところを間違えてる」とかはっきり言われてたじゃないか(個人的には、面白いとも思わなかったけど)。
 まあ出場する方に文句があるわけじゃなくて、そういうのを勝ち進めさせてしまうほうが問題だろうと思いますが。どういう基準で選んでるのか分からないよな。前々から問題視されてたことではありますが。


 今回は私、ザ・パンチとU字工事の進出を祈ってますけど、どうかなー。


koume