耳を疑いました。


民主党:「世襲制限」政権公約に 同一選挙区出馬を禁止
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090423k0000e010040000c.html



 民主党は23日午前、党本部で政治改革推進本部(岡田克也本部長)の総会を開き、同党国会議員の世襲制限を次期衆院選のマニフェスト(政権公約)に盛り込む方針を決めた。小沢一郎代表が指示した企業・団体献金の全面禁止も5年以内に実施する方向を確認した。自民党との差別化を図り、衆院選の争点に位置付ける狙いがある。


 世襲制限については「現職の3親等以内の親族が同一選挙区から引き続いて立候補すること」を党として禁止する原案が示された。出席者からは世襲の定義などを巡る意見は出たが、世襲制限自体に異論は出なかった。


 企業・団体献金の全面禁止を巡っては、党所属の全国会議員に対するアンケートで「1年」「3年」「5年」以内に禁止すべきだとの回答が多く、これらを軸に実施時期を今後詰めることになった。また死亡、引退した政治家の資金管理団体を解散させ、相続を禁止する法案の今国会提出も目指す。



 どうせ通らないだろうからどうでもいいやとかの勢いで出してるんでしょうか。まあ所詮マニフェストですから、万が一民主党が政権取ってもこんなのを本当にやる事はないですしね。


 というか私も正直、2世議員ばかりなのはちょっと嫌な感じはするんですが、それでも選挙対策にしか見えないこんな公約はもっと気持ち悪いですよ。しかも同一選挙区内からの出馬を禁止って何それ。ほかの選挙区から出ればOKって事ですか?


 で、問題は次の解散総選挙でしょ。現職ですでに2世3世の人はどうするつもりでしょう。民主党の現職2世は絶対批判されるでしょうが言い訳は考えてあるのかな。下手したら鳩山とか選挙に出るだけで政治生命終わっちゃいますね(笑)
 自民党はマニフェストに出してるわけじゃないからどうでもいいでしょうが(もっとも、やりたい人はいるようですが)、民主党は公約にしてる以上は次の選挙からすでに世襲議員ナシで行かないとつじつまが合いませんよね。

 まあ管直人の息子涙目ってとこでしょうか(笑)


 それよりも個人的には、出身地とか本籍地以外からの立候補を禁止しろといいたいです。姫が虎退治とかありましたが、刺客なんぞといわれて縁もゆかりもないところから立候補することこそ選挙民をバカにしています。

 農業人口の6割以上が65歳以上・・・という話は有名です。


http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0530.html
農家こうめのワイン-農業人口分布


 国内において農業人口の平均年齢は約60歳と異様な高さを見せており、日本人の平均寿命が80歳前後であるという事実を合わせてよく考えるとほとんど信じられないものがありますが、もしかしたらこれはほかの職業の人たちに比べて農業をやっている人は寿命が長いというエビデンスになりうるのでしょうか。


 という話はどうでもいいとして、実際に人口分布を見てみると案外と4~50代くらいの人口も多かったりするんですが、これはしょせん現場の推測に過ぎませんが、この50代人口には70代以上のじいちゃんばあちゃんがやってる田んぼを嫌々手伝ってる人も含んでいます。
 こういう人たちの中には、定年になったら爺さんの田んぼを受け継いで自分もやっていこうと思う人もそれなりにいるようですが、しかし爺さんが辞めたらもう俺もきっぱり辞めようと思う人もかなりいます。要するに、5年後10年後に農業業界からいなくなる人は年寄り爺さんだけではなく、その下の世代も一緒にごっそり抜けていく可能性があると言うことです。


 もう一つ言える事は、そういう人たちにとっての農業とはどこまで行っても所詮は老後のたしなみに過ぎないということでして、それは厳密な意味での農業と言ってしまっていいのかとの疑問もあります。
 ほぼ全ての老農家、及び兼業ウィークエンド農家にとって、その農事業が成り立っているのは農業収入以外に年金や本業での収入があるからで、つまり農外収入の無い農業単体はすでに破綻しています。


 そしてもっと困ることは、そういった破綻した農業を営む兼業農家のほうが農業人口に占める割合として圧倒的に多く、全体のほぼ8割が兼業農家です。つまりただでさえ衰退しているといわれる農業の中で、ちゃんと経営として成り立った農業を行っているものはほんの一握りしかいないということです。


 で、近年は農業業界に新しい人を招きいれて農業を活性化させようという動きがほうぼうから出ています。農業人材の育成などと言って、技術的なことを指導したり借金しやすい制度を作ったり、農地や農業機械などの斡旋をしたり、経営・販売についてコンサルタントしたりといった事が主流になっています。
 こういう事は成功するかどうかは別として、やらないよりはやった方がいいのでしょうが、そもそもなぜこれほどまでに農業が衰退したのか?その理由の部分に対して分析したり、取り組みがあるのかといえばあまりそうは感じられません。現在行われている農業人に対する活動はあくまで(すでに農業の道を選んだ)農業人材の育成であって、(現在農業をやっていない)新たな農業人口の獲得にはなっていないのではと思います。農業をやりやすくはなっているかもしれませんが、農業をやりたくなるかは別の話です。もっとも、そこまで国が面倒見なければいけないのかはまた別の話になりますが、しかし本来やりたいのはそっちじゃないのかしら。


 で、こういう農業人材育成プログラムを見ていると、そういうところに参加して出てくる人はたいがい40~60代くらいの人で、つまり対象がほぼ脱サラした人になっています。それはそれでいいのかもしれませんが、本当に理想的なのは高卒や大卒の本当に若い人間の選択肢に農業が入ることじゃないんでしょうか。失礼な言い方になりますが、定年を迎えたようなおっさんを教育して農村に放り込んで、本当に農業が活性化するのでしょうか。かなり疑問です。


 とはいえ一般的に、普通に大学を卒業した人間の就職に農業など、選択肢から言えば完全に圏外でしょう。そもそも農業は案外と敷居が高い職業で、色々な条件を備えていないと、いくら興味と意欲があったとしてもかなり難しい仕事ではあるのですが、それ以前に若い人間に選んでもらうには魅力に欠ける仕事でもあります


 なんかまとまらなくなってきたのであとは次回にします。

 堆肥の切り替えしをした後、シャワーを浴び、体を滴る水が茶色いことに気づいて少し鬱にそしてやや面白く感じる今日この頃。

asahi.com 2009年4月15日より

http://www.asahi.com/national/update/0415/TKY200904150306.html

すき家ゼンショー、告発した店員を告訴「飯5杯盗んだ」



 店のご飯を無断で食べたなどとして、牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー(本社・東京都港区)が、残業代不払いで同社を刑事告訴した仙台市の女性店員(41)を、窃盗などの疑いで仙台地検に刑事告訴していたことが分かった。地検はすでに店員を不起訴としており、店員側は「こんな手段で威嚇、報復するのは許されない」と反発している。


 店員側の弁護士らによると、ゼンショーは、商品用のご飯どんぶり5杯分を無断で食べたとする窃盗などの疑いで、店員を告訴した。店の監視カメラの映像が証拠だとしている。


 店員は「ご飯に洗浄用ブラシの毛が入ったため商品に使わず、まかない用のおにぎりにした」などと反論。地検は今年3月、嫌疑不十分で店員を不起訴とした。


 ゼンショー広報室は告訴の事実を認めたうえで、「正式な法手続きで進めたことであり、コメントは差し控えたい」としている。


 店員は昨年4月、仲間2人と、残業代の割増賃金が不払いだとして労働基準法違反の疑いで同社を刑事告訴した。仙台地検は今年1月、同社を不起訴としたが、店員側が不払い分の支払いを同社に求めた民事訴訟が続いている。



 ゼンショーは、アルバイトを業務委託契約だといって、残業などそもそも存在しないので残業代なんか払わないと言っている会社です。

 で、この告訴。


 商品を勝手に食べるくらいいいじゃないかというつもりではありません。

 が、このみみっちさはいったいなんなんだろうか・・・

 一つ前のエントリ「農地の減少について」 で、おかださんから頂いたコメント にインスパイアされて、エントリ中の「農地」を「医師」に置き換えてつじつまを合わせてみました。



 よく話題になる医師確保策や、女性医師の活用について神経を尖らせている厚労省の態度を見ると、彼らは働く医師を増やしたり、あるいは医師の逃散を食い止めたいとの思いが伝わってきますが、そもそも辞めた医師の成れの果ては全て在野の医師・・・なわけではありません。


 当たり前なことですが、退職した医師はサラリーマンや主婦、よその病院の医師などになっており、それらにならなかった医師が在野の医師となっているに過ぎません。


 山間部の豊かな自然や田舎の優しさの中での医療は素晴らしいとよく言われますが、こと医療経済学者(財政諮問会議御用達のような)が言う様な医療経営に向いた医療とは明らかに大都市のもので、僻地医療はかなり非効率的なものです。
 きっちり交通事情も設備も整えられ、たくさんの医師が集まった集約型医療センターのほうが作業は断然楽で、治療もしやすく恵まれています。が、その恵まれた条件はほかに看護士やコメディカルなどにとっても同じく恵まれていて、要するに好条件の病院は好条件の職場になりえます。


 いや、僻地医療を勧めるべきではないと言うわけではありません。が、自然の景観を維持する医療機能やら、農村の美しい風景やらを仰られる人たちがいる場所は従前の医師たちの心を折って作った所だと考えるとちょっとシュールに感じるだけです。



 ・・・最初に思ったより無理があります(笑)
 どうせこんなことを書くなら、すでに他の仕事についてるであろう医師を呼び戻すなんてそんな簡単に出来るわけないだろう、とか言う方にもって行くほうがいいな。