この間からちょくちょく話題にしている水田フル活用や、耕作放棄地の増加について神経を尖らせている農水省の態度を見ると、彼らは使える農地を増やしたり、あるいは農地の減少を食い止めたいとの思いが伝わってきますが、そもそも耕作しない農地の成れの果ては全て遊休農地・・・なわけではありません。


 当たり前なことですが、耕作しなくなった農地は住宅や店舗、駐車場、工場などにもなっており、それらにならなかった農地が遊休農地となっているに過ぎません。
 東京などと言った昔ながらの大都市は別でしょうが、特に最近の新興住宅地や工業団地や郊外型大規模店舗などはほぼ全てが(元)田んぼの上に出来ています。


 山間部の水がきれいなところで作った米は美味しいとよく言われますし、実際にそういう部分もありますが、こと農業経済学者(山下一仁のような)が言う様な農業経営に向いた農地とは明らかに平野部のもので、中山間地での農業はかなり非効率的なものです。
 きっちり長方形に整地され、段差の少ない場所にたくさん田んぼが集まった水田地帯のほうが作業は断然楽で、整備もしやすく恵まれています。が、その恵まれた条件はほかの用地としても同じく恵まれていて、要するに好条件の田んぼは好条件の工場になりえます。


 いや、住宅や工場などを作るべきでなかったと言うわけではありません。が、自然の景観を維持する水田機能やら、農村の美しい風景やらを仰られる人たちがいる場所は田んぼをつぶして作った所だと考えるとちょっとシュールに感じるだけです。

 あのー、開幕から1本のタイムリーもなく5連敗ってのは新記録ではないのでしょうか?(>_<)

 ・・・過去(の大洋・横浜)がこっそり達成してたら嫌ですが。

4月8日 北國新聞朝刊より


放棄農地 28万ヘクタール 耕作に使えず
農水省調査 森林、原野化進む


 農林水産省は7日、耕作が放棄された農地の実態に関する初の全国調査結果を発表した。現状で耕作に仕えない農地は約二十八万四千ヘクタールと推計、うち琵琶湖の面積の約二倍に相当する約十三万五千ヘクタールで森林・原野化が進み復元が実質的に不可能な状態であることが分かった。


 農家に耕作の意思がない農地は三十八万六千ヘクタール(二〇〇五年農林業センサス)とされていたが、手入れされない農地の荒廃が急速に進んでいることが初めて明るみに出た形。農水省は食料自給率向上のため、耕作放棄地の営農再開を推進しているが荒廃は大きな壁となり、抜本的な対策が求められそうだ。


 調査は〇八年度に実施した。農地がない地域などを除く千七百七十七の市区町村や農業委員会を通じて、現状のままでは耕作に使えない状態の二十三万一千ヘクタールを確認。これに調査未了分も勘案し、全国で二十八万四千ヘクタールが耕作に使えなくなっていると推計した。


 このうち、草刈りや整地を行えば復旧できるのは八万二千ヘクタール、復旧に大規模な基盤整備が必要なのは六万七千ヘクタールだった。


 報告があった石川県内の耕作に仕えない農地は六千八百八十九ヘクタールで、復旧できるのは二千三十三ヘクタール、基盤整備が必要なのは五百八十ヘクタールだった。




 水田フル活用計画に冷や水と言うか熱湯を浴びせかけるようなお話。先日の、当ブログのエントリ休耕田は農業用地足りえるか? にソースがついた格好です。
 それにしても酷いのは、この調査についている「初」の文字。予想されてたことではありますが、今まで調査もしてなかったんかい


 ちなみにこういうのが、おそらく復元不可能な耕作放棄地の状態です。

農家こうめのワイン-耕作放棄地


 一見どう見ても農地に見えませんが、田んぼ(だった)です。人の背の高さくらいにまで雑草が伸び、もうこれは木です。


 しかしこれはまだマシなもので、酷いのは中山間地です。
 中山間地の土地には特有の問題があり、それは登記が全くしっかりしてないことです。登記簿図面をとってみると明治時代から伝わる手描きの図面をまだ使っているところなんかがザラで、ややこしい形の土地がまたややこしく何筆にも分かれ、正確な隣地境界線や持ち主は地元の長老が口伝で知っているのみとか、だいたいが持ち主はもうとっくに町に移住していてしかも2世代くらい降りているので本人は見たことも来たこともないとか、図面が古過ぎて地形がまるで変わっている(けど登記上はまだ農地)とか、こういう事情がごく当たり前に存在します。こんな場所を有効活用しようなんてそりゃ無茶が過ぎると言うものです。


 で、たぶん農水省は甘めに調査したんじゃないかなあと勝手に思うのですが、それでも復元不可能な農地が、耕作放棄地の三分の二以上に及ぶと言う事が明るみに出たわけです。
 しかも、当然ですが、この事情は年々悪くなります。来年になれば復帰不可能な農地はさらに増えるでしょう。再来年はさらにもっとです。もっとも、復帰可能な農地も増えるんじゃないかと思いますけどね・・・リタイアする農家が増えますので。


 実は2年位前、遊休農地は固定資産税を上げて、ちゃんと耕作したり人に貸したりしないと税金が増えるというペナルティ的なことをしたらどうかと言う話が政府だったか与党だったかから出たことがあります。この話が結局どうなったかは知りませんが、たぶんそんなことをしても、農地(実質は原野)の所有権放棄が増えるだけじゃないかと予想します。


 農水省は中山間地に田んぼを1ヘクタールくらい持って毎年職員みんなで耕作するべきなんじゃないだろうか。


koume

 日本パイプクラブという、知っている人には有名なサイトがあります。喫煙を迷惑がる人を「禁煙ファシスト」と断定する、喫煙ファシスト集団です。


 で、いつもながら面白いエントリがありまして、はてなブックマーク でも大絶賛されておるのですが、なかでもk-takahashiさんのぶくまコメントが秀逸と思います。


このページは本当に役に立つ。喫煙が知性にどう影響するかの実例として


 さてそれを踏まえて、本文をどうぞ。私の感想を一言で言えば、こういうことを言うヤツがいるから世間は全面禁煙に向かうのです


駅が全面禁煙だとか、それなら駅でパイプ喫います -その1-
http://www.pipeclub-jpn.org/column/column_01_detail_53.html


東京都内にある拙宅の最寄のJRの駅に行ったら、駅員が「JR東日本は4月1日から、首都圏の駅を全面禁煙になりました」とマイクで喚いていた。五月蝿くて仕様が無いが、周知広報のつもりだろう。我輩は駅のホームでパイプ煙草を喫うことは殆ど無いので、全面禁煙になったところで実害はまったく無い。


しかし、気に食わないのがこの駅員の物の言い様だ。「たばこをお吸いの方にはご不便をお掛けしますが、ご理解とご協力を御願いします」と言う。見ると、駅構内に貼ったポスターにも同じことが書いてある。


 最近、横着な連中に限って、勝手な御託を並べて「ご理解とご協力を御願いします」と執拗に強制するのが流行である。馬鹿の一つ覚えという俚諺があるが、横着の一つ覚えと変えた方が良い。理解する必要はさらさら無いし、まして協力など以ての外である。


 我輩は、むらむらと怒りが込み上げて来たので、マイクを握っている駅員につかつかと歩み寄って「おい! そこの駅員君! 理解もしないし協力もしないぞ」と大声で怒鳴りつけた。その駅員はきょとんとした表情で「済みません」と詫びた。素直で宜しい。他人を怒鳴るのは年甲斐も無くみっともないし、上司に言われて仕事としてやっているこういう末端の駅員を怒鳴っても始まらないのだが、日頃は紳士そのもので大人しい我輩も時には怒りを露にしないと、精神衛生上悪い。それこそ我慢していると癌になる。

(愛煙幸兵衛3番弟子)


昨今の生物学の知見によると、人間が癌になるかどうかはおおよそ遺伝子で決まるそうです。人間の寿命は生まれた時に本質的にもう決まっているのです。後天的な環境の要素も多少はあるでしょうがね。


はっきり言えることは、癌に関しては、たばこを喫おうが、喫うまいが関係なし。癌とたばこを結びつけるのは医者の妄言です。
癌発生の促進要因で最大のものはストレスだそうです。


読者諸兄! あなたの身近な人たちをよく眺めて御覧なさい。

たばこをモクモク吸う人は皆、健康で長生きしています。


たばこは吸わない、酒も飲まないような人に限ってストレスで早死にしたり、鬱病に罹って会社の厄介者になっているんじゃありませんか。

違いますか?


そういえば西日本のとある県で、禁煙運動団体の会長として禁煙運動に血道を上げ、喫煙者の人格攻撃ばかりしていたお医者さんがいらっしゃいましたが、若くして肺癌でお亡くなりになったと伝え聞きました。まだ、これからというお年なのにね。

ストレスが嵩じられたのかもしれません。お気の毒です。

謹んで心よりご冥福をお祈り申しあげます。

(愛煙幸兵衛)


考えてみれば、JR東日本も、何も好きで愛煙家を敵に回そうと考えている訳ではなかろう。我輩の友人に国鉄に入った真面目な男がいた。彼は我輩を上回る煙草好きで、一日に紙巻き200本くらいは吸っていたと記憶している。数年前に所用があって久しぶりに職場を訪ねたが、豪華な応接室で相変わらずのチェーンスモーカー振りを発揮していた。「僕の部屋でも吸えるんだが、ビルの中では喫煙室以外は禁煙が一応の建前になっていてね。応接室ではお客様が吸われるからということで、自由に遠慮なく吸えるんだよ」とご機嫌だった。


昔話に花が咲いて1時間余り邪魔したが、その間にピース2箱は吸い切ってしまったから、じつに見上げたものである。何でも国鉄時代の数十兆円の巨額の累積赤字の元利返済はたばこ税で賄って貰っているから、自ら率先してたばこ税を支払っているとか。


JTさんはヘビースモーカーには感謝状くらい贈呈したら如何ですか。それが上得意のお客様サービスというものでしょう?
我が愛する日本政府も、こういう多額納税者の人こそ表彰してあげて欲しいですね。


どこの自治体も教育費相当分の税収と、たばこ税収はほぼ見合った額ではありませんか? 

日本全国の小中高の学校運営費はたばこ税で賄っていると言っても良いでしょう。


たばこを毛嫌いする神奈川県知事の松沢クンら全国の首長サン。そんなにたばこがお嫌いなら、まずたばこ税収を辞退して下さいね。恥ずかしくて貰えないでしょう?

たばこは嫌いだけど、カネは欲しいから貰うというのじゃ、麻生君の云うサモシイの一言ですね。


そうそう、神奈川の禁煙ファシスト松沢クン。先日、テレビジョンでご尊顔をチラリと拝見しましたが、このところ人相が随分悪くなってきたのじゃありませんかね。私の気のせいかもしれませんが。ごビョーキでなければ宜しいんですが……。

他人事ながら、心配しています。


JR社員の中にも多くの愛煙家、喫煙者がいる。JR各社が必ずしも本意とは言えないのに理不尽な全面禁煙を客に強制するのは、甚だしくバランスを欠いた一部の過激な嫌煙・禁煙運動の連中が、執拗に「全面禁煙」を強要してくるからだと聞いた。

ヤクザ者や似非同和の連中が、企業にイチャモンや難癖つけてくるのと同じ構図ですね。よくわかります


しかもこうした連中は、最初から「たばこは悪」だと決め付けた出鱈目な疫学調査を真に受けて、市民団体とか称して社会正義を気取っている。思い込んだら命懸けよ、の連中だから、自分たちの言説の信憑性を真摯に検討することは決してしない。一つ覚えの言動を猿のように飽きずに続ける。

そもそも、市民団体を名乗る方々の中で、「市民」の本当の意味がわかっている方が果たしてどの位いるんでしょうかね?

今度、ぜひ聞いてみたいと思います。


そうそう、そういえば、学者の集団でもないのに○○○○学会と僭称なさっている極端なたばこ嫌いの人の団体があると聞きました。どこかの新興宗教サンも○○学会とかいう学者の団体みたいな名前ですよね。事情はトント知りませんが、どことなく似通った集団なのでしょうか?


企業側は本当はこうした連中を相手にしたくないが、連中は、ものの見方がバランスを欠いている手合いだから、ネチネチと言い立て、しつこく強要するだ。こういう連中に絡まれると企業も鬱陶しいし、面倒だから、しまいには根負けしてしまうというわけだ。


禁煙狂連中のネチネチとしたシツコサはそれこそ正真正銘のビョ―キです。インターネットのたばこ関係の膨大な書き込みの内容を眺めるだけで、連中のパラノイア症状の深刻さが覿面にわかります。


まあ、企業の中にもたばこ嫌いの甚だしい奴や、「時代の流れ」とやらが好きな考え無しのお調子者がいて、全面禁煙をやりたがる奴もいないではない。しかし私企業とは言え経営者が社内で社員に全面禁煙を強制するのは明らかな行き過ぎであり、まともな会社の賢明な経営者は決してそういう馬鹿なことはしない。喫煙者と非喫煙者の折り合いがつくように喫煙室を設けて社内の調和を図る。

それが社会常識、良識というものでしょう。皆さん、違いますか?


一部の程度の低い田舎会社や外見だけ派手なバブル系外資企業の中に、社員全員に禁煙を強制するところもあると漏れ聞くが、どうせまともな会社ではない。どこかが蝕まれているいびつな企業である。

早く潰れた方が、世のため人のためになるゴミ会社ということでしょうかね?


だけどそもそも、JR東日本サンは、従業員全員に禁煙を強制しているんでしょうか?

そんな筈はありませんな。


となると、客にだけ理不尽な禁煙を強制していることになります。JR東日本サンは、本当は過激な労働組合の支配下にあると、数年前に某週刊誌が書いていました。経営陣は労組幹部の顔色をびくびくしながら窺っているのだそうです。この週刊誌の記事が本当なら、この過激な労働組合の組合員には喫煙者もいるでしょうから、全社員に禁煙を強制できるはずがありませんな。

愛煙幸兵衛3番弟子+補筆加筆、愛煙幸兵衛



koume

 東京日和@元勤務医の日々 様などで紹介されていますが、「医療志民の会」という会が設立され、来る4月11日に設立シンポジウムが行われます。



小松秀樹先生にも会える!4/11開催☆『医療志民の会設立シンポジウム』
http://blog.m3.com/TL/20090404/_4_11 _


 医療志民の会は、閉塞的な医療の現状を打破するため発足されます。


 医師、患者、政治家など、様々な立場の人々が議論し、協力できる開かれた「場」をつくり出します。


■医療志民の会設立シンポジウム


当日は、パネルディスカッションに加え、現在動きつつある新しい運動を紹介し、交流できるブースを設ける予定です。
新しい時代の幕開けに、是非お越し下さい。


・日時 2009年4月11日(土)


・プログラム(予定)
①受付・開場 16:00より開始
②ブース展示・交流会 16:00より20:00
-医療志民による現在動きつつあるプロジェクトの展示及びご紹介-
参加者同士自由に交流していただくことを目的としております。
③シンポジウム 17:00より19:30 司会:黒岩祐冶(フジテレビ報道局・解説委員)
・開会の辞:佐藤章(福島県立医大産科婦人科・名誉教授)
・来賓の挨拶
・パネルディスカッション 二部構成 (途中休憩がございます。)
・閉会の辞:大谷貴子(元白血病患者)
・パネリスト(50音順:敬称略)
足立智和(丹波新聞・記者)、大谷貴子(元白血病患者)、大塚勇二(NPO法人みんなの歯科ネットワーク・副理事長)、神津仁(神津内科クリニック・院長)、黒川衛(全国医師連盟・代表)、小松秀樹(虎の門病院泌尿器科・部長)、崔秉哲(滋賀県立成人病センター放射線治療科・医師)、塩見健三(がんまんクラブ・代表)、竹内麻里子(医師のキャリアパスを考える医学生の会)、豊島勝昭(神奈川県立こども医療センター新生児科・医長)、取手涼子(初台リハビリテーション病院・ソーシャルワーカー)、長尾和宏(長尾クリニック・院長)、中田善規(帝京大学麻酔科・教授)、畑中暢代(東京大学・看護師)、福田衣里子(薬害肝炎被害者)、竜宗正(千葉県がんセンター・センター長) 他


・会場 学術総合センター 一ツ橋記念講堂


・会費 2000円


・参加方法 

ご参加いただける方はこちらのフォームから事前にご登録いただけますよう、宜しくお願い致します。
http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/blog/symposium-apply.html


シンポジウム詳細ページ
http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/blog/



 テレビドラマなどで医療をテーマに扱ったり、マスコミが医療問題を取り上げたりする時、その問題や議論はほとんど医療業界の中だけで収めようとします。
 具体的には、医師がもっと頑張るとか、医療機関がなんか工夫すれば良いとかいう結論になります。それは農業問題だってほとんど同じ構図です。ほかの業界に関する問題も同じ扱いかもしれません。


 しかし今必要なのは、業界外とも交流できる場所を持つ事です。農業業界の中で、農家同士が交流する場所や組合なんか腐るほどあります。しかし農家と消費者が交流する場所は驚くほど少ないです。おそらく医療業界だって似たようなものなんじゃないかと想像します。


 そういう意味で、こういういろいろな人が交流を測ろうとする場所が出来るのはすごいし、うらやましくもあります。


 私自身はこのシンポジウム、本業の種まきがいっそがしい時期なんで参加はできませんが、お時間ある方はぜひ参加していただきたいと思います。
 実は参加できないにもかかわらず、僭越ながらというか恥ずかしながらというか、当日配られる冊子の隅っこに登場する予定です(^^;


koume