Pierre Sparr Gewurztraminer 2003

 ピエール・スパー ゲヴェルツトラミネール 2003 (ハーフ)


 フランス>ACアルザス

 品種: ゲヴェルツトラミネール

 価格: ¥1,500ぐらい

 輸入者: 大栄産業(株)


ゲヴェルツトラミネール初体けーん。


特徴・・・・「ゲヴェルツ」はドイツ語で“香料・薬味”の意味で、実際に香料でも含んでいるような強く際立った香を持つ。一般に、ライチ、カリン、シナモン、コショウなどスパイスの鮮烈な香りのまろやかで力強く魅惑的な香りを持つ。甘口もあり、長期保存も可。

070402

ご覧のとおり、クチナシでも漬けたかのような、15年はたったかのような、濃い色。これもゲヴェルツトラミネールの特徴なのか、それともこのワインの特徴なのか?

香りはライチのようですが、ソーテルヌワインのような独特な漢方の香りが強いかな。薬っぽいというか。で、飲んでみると、まるでウィスキー!スパイシーで、中国の薬酒みたい(^_^; ゲヴェルツトラミネールのワインってこんなんなのか??でも冷やしたり、ホワイトソースなどを使ったクリーム系の食事であれば美味しく飲めました。


ロックで!と言いたくなるような強烈なワインでしたね。


suzu


0503  満歳楽 極寒しぼりたて 純米 2007



 小堀酒造店

 石川県>白山市>鶴来本町

 原料米: 鶴来産五百万石(60%)

 製造年月: 2007.02.10

 アルコール度: 17~18度



 賞味期限が設定されてましたが、気付いた時点で2週間以上過ぎてました。それまで完全室温放置。と言っても15℃ぐらいですが・・・


 賞味期限を過ぎたと言ってもまだまだ若くて、コクのある日本酒らしい酒で美味かったです。”しぼりたて”の荒々しさはありませんでしたが、少々まろやかになっており、どぶろくのような濃さがありました。ただし、やはり生のせいか、開けた後に放置したら酸化していって、最後にはアルコール臭さしか感じられないようになってしまいました。生モノには注意!


suzu

 4月1日付のフランスの一般紙「ル・モンド」によると、フランスはもとより世界を代表するワイナリーの一つである「シャトー・マルゴー」を所有するメンツェロプーロス家より声明が発表された。本年より、シャトー・マルゴーをつくるブドウのブレンド比率が大幅に変更される模様。
http://www.lemonde.fr/web/depeches/0,14-0,39-30354384@7-37,0.html


 これまでのシャトー・マルゴーは主にカベルネ・ソーヴィニヨン主体で作られ、その年のブドウの出来によりメルローやカベルネ・フラン、プティ・ヴェルドがブレンドされていたが、本年からシャトー・マルゴーは山田錦100%。これまでとは色調が全く変わることが予想されるが、その場合は山田錦の比率を落とし、色調の濃いプティ・ヴェルドやアサムラサキがブレンドされることもあるという。また同時にセカンドワインであるパヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴーの名称も変更され、シャトー・マルゴー・本醸造となる見込み。

 現在のところ、山田錦はボルドーのAOC上では登録外の品種となっているために、しばらくの間はシャトー・マルゴーが法制度上最低のヴァン・ド・ターブルのカテゴリで発売されることは避けられないとしているが、関係者たちは徹底的なロビー活動による山田錦の一刻も早い銘柄登録を目指しており、早期のグラン・クリュ・クラッセへの復帰も見込まれる。


 シャトー・マルゴーの総支配人であるポール・ポンタリエは、「これまでワイン業界全体に深い影響を与えていたフィロキセラに完全な耐性を持つため、接ぎ木をする必要が無くなり、よりピュアな味わいを提供できる」としているが、関係者筋からは「いもち病やイネミズゾウムシなど、これまでは何ら脅威とされていなかった問題が発生する恐れがあり、楽観視出来ない」という懸念もある。
 また、本年より醸造コンサルタントに就任した亀山利雄氏(兵庫県出身)は、「フレンチオークで醸すのは初めて。どのような酒になるか、今から楽しみ」と意欲を見せている。


 現地の取り扱い業者やレストランなどからは反発が予想されるが、日本食レストランからは好意的に受け止められており、パリにある日本食レストラン「ヒロ」の店主である大村広志氏は「これにより、真の日本食の繊細さが提供できる可能性がある」とシャトー・マルゴーの「英断」を歓迎している。


 今回のシャトー・マルゴーの改革はほかの有名シャトーにも影響を与えており、今後「マルゴー・スタイル」が主流となる可能性もゼロではなく、これからの動きが注目されている。(AP共同)



※4月1日ネタです。

koume

 農水省が、有機農業推進法に関する実際の取り組みとして、「有機農業の推進に関する基本的な方針(案)」という文書を出しています。
http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20070301seisaku_1b.pdf
 なかなかとんでもない内容で、政府は農業を、そして日本国民をどうしたいのか、非常に首を傾げざるを得ないものになっています。というか、役人ってバカですか。


 「はじめに」の部分はいきなりこうです。


> 有機農業は、農業の自然循環機能を増進し、農業生産活動に由来する環境への負荷を

> 大幅に低減するものであり、生物多様性の保全に資するものである。また、安全かつ良質な

> 農産物に対する消費者の需要に対応した農産物の供給に資するものである。


 この文章には、有機農法に対する典型的な誤解が含まれています。どこがおかしいかと言えば、どこもかしこもと言うほかないし、どうおかしいかは過去にさんざん書いたので省略しますが、しかし最もおかしい点は以降に書いてある部分です。


> 有機農業は、自然が本来有する生態系等の機能を活用して作物の健全な生育環境や病害虫の

> 抑制を実現するものであるが、その一方、現状では、化学的に合成された肥料(以下「化学肥料」という。)

> 及び農薬を使用する通常の農業に比べて、病害虫などによる品質・収量の低下が起こりやすいなどの

> 課題を抱えており、未だ取り組みは少ない。


 ここではっきり、有機農法は「安全かつ良質な農産物に対する消費者の需要に対応した農産物の供給に資するものではない」と書かれています。この一文の中だけでも、完全に正反対のことが書かれており、まったく矛盾しています。
 つまり、「自然が本来有する生態系等の機能」では、病害虫に対抗できないのです。もっと言えば、病害虫だって自然が本来有する生態系等の一部であって、生物多様性の保全に寄与すれば自動的に病害虫も活発になるのです。病害虫を避けることは本質的に不自然なことで、そのために農薬が存在するのです。


 さらに根本的には、農業そのものが本来の自然・生態系から逸脱した行為です。どこの原野に、単一の作物のみがびっちり生えている場所があるでしょうか?キャベツばっかり作っているキャベツの産地がありますが、そこはたとえ有機農法を行っていても「自然」とは程遠い場所です。

 まあ、狭い面積で、様々な作物をごちゃ混ぜに作るならば、農薬を使わなくてもそれなりに病害虫を防げる場合があります(作物の特性自体が原生のものより弱いので被害は発生しますが、数十アールも単一の物を栽培するよりははるかにマシになります)。時たまテレビに出る「自給自足・有機栽培」はそんな感じですが、こういうものは「業としての農業」とは言えないのではないかと個人的に思います。農家全員がこのような方法を取るなら、農業をしていない人たち(日本の大部分の皆様ですね)は、野菜など食べられなくなるでしょう。農業とは、農家1件で数百~数千人分の食糧を生産する仕事なのです。


 さて、「はじめに」にはこのようなことも書かれています。


> また、有機農業により生産される農産物を利用する消費者や実儒者の多くは、当該農産物を、

> 「安全・安心」、「健康によい」とのイメージによって選択しており、有機農業についての消費者や

> 実儒者の理解は未だ十分とはいえない状況にある。


 この言葉そのものは非常に正確であると思います。有機の農産物が受けているのはほとんどイメージだけの話であると考えるからです。おそらく私と筆者の意図とは異なりますが。


 さてこの後、5カ年計画による「有機農業の推進に関する基本的な方針」の中身が綴られます。大きく分けると、


 1:農家・関係業者がもっと容易に有機農法・有機栽培農産物に取り組めるようにすること、及び消費者がもっと容易に有機農産物を購入できるようにすること。


 2:そのために、有機農法についての技術を開発すること、普及指導員による指導を強化すること。


 3:有機農法についての消費者の理解を深めること。具体的には、有機農法が、化学肥料及び農薬を使用しないこと等を基本とする環境と調和の取れた農業であることを知る消費者の割合について、概ね平成23年度までに50%以上とすること。


 ここで私は、1と2については別に文句はありません。やっている人は以前も今もたくさんいるし、もちろんその中には尊敬できる農業人もいます。やりたい人はやればいいし、それだけのことです。
 ただ、3ははっきり言って正気を疑います。有機農法は、化学肥料及び農薬を使用しないこと等を基本とする環境と調和の取れた農業ではありません。
 環境と調和など取れていません。いかなる農業でも確実に、環境に負荷をかけます。その負荷をいかに小さくするかが問題ではありますが、それに関しては有機農法はほとんど寄与できません。有機農法では作物の収穫量が減少するために、慣行農法よりも大きな栽培面積が必要になるからで、投入されるリソースの量は結局、慣行栽培を大きく上回ります。安物買いの銭失いを地で行きます。実際には、農薬を適正に使用することによって、最も環境に負荷をかけない農業が実現できているのです。
 またよく誤解がありますが、JAS法で定められる有機栽培では、農薬の使用は禁止されていません。大幅に制限されてはいますが、ごく一部の農薬は使用できます。


 肥料に関してこのレポートに、自然循環機能という言葉が出てきます。循環農法という言葉も最近ありますが、実際には、有機肥料のほとんどは海外産の飼料から成り立っています。有機肥料の原料は家畜の糞尿が主ですが、家畜の餌のほとんどは外国産で賄われているからです。海外の飼料でも日本の土に帰れば、地球レベルで見れば循環していることにはなりますが、そもそも自給率40%足らずの国が循環を言い出すことにはどこか勘違いが含まれている気がしてなりません。
 何故かと言えば、その飼料が海外でどのようにして作られているかはわからないし、だいたいがそれを外国から日本に持ってくるエネルギーの事を無視しているからです。これは実に膨大です。環境に配慮した自然循環型農業を行う時は、自国で発生した物を自国に投入しないと、むしろ損になるのです。
 現在でも国内産の飼料にこだわった牧場などはありますが極めて少数派で、もちろん全てがそういう方式に移行することは不可能です。食育の場所では地産地消という言葉が流行っていますが、同じく流行のキーワードである有機栽培がすでに地産地消と相反しているのです。


 さて肥料だけでなく、有機の食品自体にも目を向けても、内容は似たようなものです。スーパーを見ると有機の名を冠した食品は結構ありますが、皆さんご存知ですか?外国産の物がすごく多いんですよ。海外で有機で作ったものを、わざわざ膨大なエネルギーを投じて日本に輸入してるんです。これはまったく本末転倒です。


 いろいろ書きましたが、「有機農法が化学肥料及び農薬を使用しないこと等を基本とする環境と調和の取れた農業である」とは、まさしく「勘違いされた有機農法」そのものの姿です。政府は全国に誤解を広めようとしているわけで、もちろん日本全国の農家の大部分を占める、慣行栽培を行なっている人たちは今まで以上の偏見・誤解を受けるでしょう。慣行栽培のことを貶しているわけではない、と言っても通りません。農水省は、日本の農業を衰退させたがっているとしか思えません。


 国家単位で、有機農法を全面的に取り入れるならば、待っているのは北朝鮮の状態です。毎年極端な食糧不足に陥る北朝鮮では、ソビエト崩壊以後は農薬・肥料を輸入できないために、完全無農薬の有機栽培が実行されています。毎年のように病害虫が大発生して餓死者すら頻発するような状態こそが美しい国であると、「失言する機械」農水省は考えているのでしょうか。


koume

 妙な癖なのですが、私は本を読んだりゲームをするにあたって、一つのものに集中することが出来ません。というか、読んでる(遊んでる)最中は結構集中しているのですが、それを中断したあとに後日再開する時になぜか躊躇します。一つのものばかりやりすぎると、飽きてしまうんです。ですのでたいていは二つ以上のものを平行して進めていて、現在読んでいる本は小松秀樹先生の「医療崩壊」と「イエロー・マジック・オーケストラ」、ゲームについては「三国志9」と「マイト&マジック6」をやっています。
 三国志はどうってことないのですが、マイト&マジックというヤツが曲者でして、これは大変なゲームです。私はこのマイト&マジックシリーズが大好きで、ウインドウズで発売されたものは様々に探して購入し遊んでいます。ウインドウズでは6~9までが発売されていて、現在はどれもそれなりに入手困難であり、プレミアがついています。


 マイト&マジックはもとは海外製のRPGで、昔は世界3大RPGの一つといわれたこともありますが(ウィザードリィ、ウルティマ、マイトマ)、現在そういう呼び方をすることはほとんどありません。向こうのゲームらしく極めて厳しいゲームバランスで、相当の難易度を持っていますがその広大な世界と超がつくほどの自由度で絶大な支持を集めたゲームです。
 私は3を途中までと、7~9までは遊びました。現在は6に取り組んでいるわけです。話が繋がっているわけではないので(緩やかな繋がりはあるけど)、どれからやっても構わないのですが、私のプレイ遍歴は8→9→7→6でしてちょっと妙です。
 基本的に一人称の3D視点で、数人のパーティを組んでいわゆるファンタジー世界を冒険するゲームです。最初は恐ろしく弱い状態から始まり、正面からまともに激突するなら最弱の敵モンスターにも簡単に殺されるほどで、かなり序盤からそれなりの戦略性が要求される為にとっつきの悪いゲームですが、きっちり戦略を練って丹念にレベルアップすればそうとう豪快な戦闘も可能になり、爽快です。
 また、追っていくべきストーリーはちゃんとあるのですが、そういう本筋以外のクエストもふんだんに用意されていて、どこに行くにもどれから取り組むかもかなりの自由度が保障されているので(サブクエストを一切やらないことも可能)、例えばファイナルファンタジーシリーズのような「やらされている」閉塞感とは無縁です。


 6の話ですが、7~9よりは前に発売されたものだけあって、後に発売されたものに比べるとシステム的には不十分という感じがします。まあ基本的なシステムは7,8と同じで、同じエンジン上で開発されたものであろうとは容易に想像できるのですが、魔法の選択画面だとか地図の使い方、ログ機能などがちょっと不便です。また、6と7はウインドウズXPでは作動せず、私はなんとそのためにわざわざ古いPCを1台入手したほどなのですが、おかげで読み込みなどがちょっとたるいです(^^;
 ただ、内容は面白いです。マイトマ6は、シリーズ中でも屈指の難しさといわれていて、ただでさえ難しいゲームなのに今回はダンジョンは複雑で広いわ敵は異常にうじゃうじゃ湧いてきて100匹の悪魔に囲まれる(本当に100匹くらい現われる)などの状況が序盤からしょっちゅうあり、なかなかたまらない仕様になっています。


 クリアするまでにあと何10時間かかるのかよくわかりませんが、こつこつやっていくつもりです。なんかよくわからない文章になりましたが、これはやってみないとわからないので・・・と言っても、もうなかなか手に入らないんですよね(^^;マイトマ8はプレステ2でも発売されていますが、親切で簡単なゲームが主流のPS2ユーザーには非常に受けが悪かったようです。わけわかんねえ、ってこれはそういうゲームですから


koume