いつも楽しく読んでいるネット記事に「松永和紀のアグリ話」があります。松永和紀という人物は、現代の食の安全や報道に関する問題について真摯かつ熱心に取り組んでおられる人物として代表的とも言える存在で、この連載も本当に良い内容が多い。有料ですが、ぜひお金を払って読んでいただきたい内容です。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji_mtng_itiran.jsp?sch_pg=0


 さて本日4日更新のコラムはタイトルの通り、雑誌「AERA」編集部が全国の生協に対して行ったアンケート調査の情報を入手したということで、松永さんはこの内容のあまりの酷さに絶句しています。私も読んでびっくりしましたので紹介します。と言っても元が有料の記事なので、内容の引用はしませんが。


 AERAという雑誌はもともと、農薬批判というか農薬叩き、デタラメな自然・食の安全情報では定評のある雑誌で、業界関係者の間ではほとんどネタ雑誌のようになっています。私の場合は、この手のものを読むと馬鹿馬鹿しいというより腹が立ってくるので、ほとんど読むことはないし今後も読むことはないだろうと思いますが、まあ農薬だとか食品だとかについて初歩的な知識も見識もなくてよくやるわと言う感じです。アンケートの内容についてももちろんそんな態度が丸見えで、「真面目に食の安全などに取り組んでいる生協ほど、回答できない、意味の通らない設問ばかり」と評価されています。


 このアンケートは6月29日付発行で、本日4日締め切りだそうです。どえらい早いですね。なんとも傍若無人で、失礼です。AERAみたいなクズ雑誌に使われる森林資源のリソースを検証してみろといいたくなるほどの内容です。締め切り前のアンケート内容を公開するのは非常識だ、との謗りもあるでしょうが、マスゴミの屑評論はこうして作られるとの情報は貴重だと思い紹介します。マスコミは、他者に対しては情報公開を執拗に促しますが、自分たちの情報は決して公開しません。


koume



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 JMM(Japan Mail Media)とは、作家の村上龍が主催する、金融・経済をメインテーマにすえたメールマガジンのことです。海外にいる識者からの現地レポートなど、分量がかなりあって読み応えがありますが、名物は毎週月曜に配信される月曜版で、どういうものかというと、村上龍が金融・経済・財政などに関して疑問に思ったことを、現役の金融マンなどに質問し、回答するというもので、質問される側の専門家たちは所属機関を離れた個人としての回答を寄せていて、面白いです。月曜版のバックナンバーは毎月第2水曜日に1か月分がまとめて更新されるという形でアップロードされています。
http://ryumurakami.jmm.co.jp/


 で、取り上げるのは一昨日7月2日の月曜版ではなくて先週6月25日の月曜版なのですが、「『医療格差』の解決に必要な考え方とは?」と題して、医療問題に対する各回答者の考え方が載っています。文章量が非常に多いので、一部を抜粋して紹介します。


 ====質問:村上龍============================================================


Q:816
 参院選の各党のマニュフェストには、「医療格差」への取り組みが盛り込まれるよ
うです。医師・看護師の不足、公立病院の閉鎖など医療における地域格差の解決には、
どのような考え方が必要なのでしょうか。


 ■ 土居丈朗  :慶應義塾大学経済学准助教授


 近年、過疎部地域の医師不足がさらに深刻化しているようです。過疎部地域の住民
はますます高齢化して、医療サービスの需要は増大していますが、その地域の人口減
少も相まって、医師(ないしはこれから医師になろうとする者)にとって必ずしも魅
力的な現場ではなくなっているといえます。


(以下略)


 ■ 真壁昭夫  :信州大学経済学部教授


 最近、医療に関する格差が顕在化しているという指摘を聞くことがあります。先
ず、医療に関する格差という現象を具体的に整理します。私の理解では、医療に関す
る格差は、大きく二つに分けることが出来ると思います。一つは、体の具合が悪くな
ったり、病気にかかったときに、お金が無くて病院に行くことが出来ない状況です。
これは、医療の問題というよりも経済的な格差によるものと考えられます。


(以下略)


 ■ 菊地正俊  :メリルリンチ日本証券 ストラテジスト


 7月29日に延期された参院選に向けて、各党はマニュフェストを発表しました。
マニュフェストに掲げた公約数や、医師不足対策の優先順位は政党によって異なりま
す。自民党は美しい国、日本に向けた155もの約束を発表しました。1番先に掲げ
られたのは、安倍首相がライフワークにする憲法改正でした。医師不足問題への対応
と地域医療の再構築は57番目の公約でした。番号が公約の優先順位を表すとはどこ
にも書かれていませんが、公約の掲載順位にある程度の意味はあると思います。


(以下略)


 ■ 山崎元   :経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員


 直観的に言って、医療サービスの供給の絶対量が足りないのではないか、供給を満
たすためには、医療サービスの提供に関して、もっと多様な形態が必要ではないか、
というのが私の結論です。以下、数字は、「週刊ダイヤモンド」2007年4月7日
号の「衝撃の医療格差」という特集号から拾ったものをもとにしています。


(以下略)



 ・・・略しすぎてわけがわかんなくなっていますが(もし興味がある方がいらっしゃれば、私宛にメール(koumeあっとまーくpop06.odn.ne.jp)をいただければ全文をお送りいたします)、内容を読む限り、そうそう妙なことを言っている人はいなかったと思います。ただし、実際に医療崩壊の現場にいらっしゃる医師の方たちから見れば、すでに数週遅れのお話だといわざるを得ないようなものばかりですが。
 また私は個人的に、医療における最大の問題は、患者のモラル低下にあると考えているのですが、その点についての言及がなかったのは残念でした。まあ、それは地域の医療格差という設問に沿う解答ではないとは思いますが。


 ところで、医療問題はさすがに大きなトピックですので、この月曜版には読者投稿も多く寄せられ、追加発信が3つもありました。現場の医師からの投稿もありました。



 ■ 読者投稿:泉山昌洋 :田舎の病院長


 年金問題はもとより介護保険制度の矛盾と拙劣さがさまざまな議論をよんでいる昨
今ではありますが、先ずは無責任な制度改悪ばかりが目につく厚生(労働)省には事
前検証のない勝手な政策立案や制度変更をさせないことです。時計の針を逆に廻すの
はとても大変なことですが、医療における地域格差の解決にここでは医師初期研修制
度の廃止と医大定員の地元枠拡大を提起したいと思います。 


(以下略)


 ■ 読者投稿:匿名希望 :小児科医


「医療格差」の解決に必要な考え方とは? というテーマについて、興味深く拝見し
ています。私はある地方都市で10年以上小児科の勤務医をしております。常々感じ
ておりますことは、小児医療を担う人材が足りないから格差が生まれる、というのは
事実である一方、あまりにも安易に病院を受診しすぎているから足りないのではない
かとも思うのです。我々はときどき、コンビニみたいだな、と自嘲しております。


(以下略)


■ 読者投稿:中野玲二 :新生児科医


 私は現在海外在住の新生児科医です。一昨年まで東京のNICU(新生児集中治療
室)にて、主に勤務していました。ここ数年、メディアは医師不足や医療崩壊といっ
た言葉を使って、日本の医療の問題を報じることが増えています。しかし、現在の状
況を、いつの時期と比べて、医師や看護師、助産師が不足しているのか、医療が崩壊
しているのかといったことを報じているメディアは殆どありません。医師免許保有者
数と実際に患者さんを日常診療している医師数との間にある程度の差があることは当
然ですが、政府、厚生労働省は現在そのどちらの数も正確には把握できていないよう
です。私は医療行政の見通しの甘さを否定する気は全くありませんが、今の日本の医
療の問題を考えるときに、政府や日本医師会または医局などを仮想敵に安易に設定し
て議論することは、思考停止と等しい状態になってしまうと私は思います。仮想敵を
設定した場合、議論がヒステリックなものになりがちだからです。皮肉にも、責任者
(政策権限者)にとって最も嫌なことは、有権者にヒステリックな反応が起こること
ではなく、冷静な継続的な議論が広がることです。


(以下略)


 ■ 読者投稿:匿名希望 :医学部教員


 医療格差に関する議論、興味深く拝読しています。大学医学部の定員増という意見
をみて、大学医学部の現状をお伝えしたくなりました。


(以下略)



 ・・・まあこれも略しすぎですが、現場の声はやはり迫力があると言った感じでした。


 もちろん、一番迫力があるのは、現在進行形で毎日のように問題が語られ続けている、医師による医療ブログのほうで、いくつかなどはあまりの密度の濃さに唖然とするほどです。


 今回は、こういうのもありましたよという紹介ってことで。


koume


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さけ1   さけ2


左から

白神 吟醸(青森県)

田酒 特別純米 (青森県)

緑川 純米(新潟県)

樽熟 梅酒 天空の月 (大分県)

外ヶ濱 純米吟醸 (青森県)


知人がジンギスカン屋をオープンしたので、祝いと称して数人で食べに行きました。

生ラムを使っていて、量もたくさんあり、リーズナブルで美味しかったです。店内はカウンターも座敷もテーブルもあり、小奇麗な居酒屋という感じでした。


日本酒もなかなか良いのが揃ってましたので、各自一合ずつ取って冷で飲み比べ^^
白神は津軽のお酒で、すっきりとしたキレのある酒でしたが、それほど辛口でもなくきれいな酒という感じでした。みなさん、飲みやすいとおっしゃっていました。緑川はもっと辛口。両方ともこってりタレのラムと合います。

田酒と外ヶ濱は同じ西田酒造店醸造です。田酒は醇酒系ですっごく濃い~ 外ヶ濱はそれが少し薄くなった感じです。田酒はたくさん飲むとくどく感じます。加水しながらチョビチョビ飲むのがちょうどいいですね。

天空の月は麦焼酎で漬けた梅酒らしいです。べったりとしたような甘さではなく、すっきりとした甘さでロックで飲みたい梅酒でした。


ビールやカクテル類は普通でしたが、ワインがなかったのが気になりました。折角のラムなのだから、スペイン産などのワインも数種類あれば、女性にも受けが良くなるかもしれません。今のままでは居酒屋の感が強い・・・


美味かったのでまたお邪魔しよう^^


suzu



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 温暖化や団塊世代の増加などにより、家庭菜園レベルで殺虫剤を買う人が増えている模様。売れ筋は植物など天然由来の成分で作っている、「安心して使える」商品だそうだ。農薬中毒に対する消費者の関心も高まっているから、もあるらしい。はああ・・・


 それにしても、農薬を毛嫌いするならするで、ちゃんと勉強してからにしてほしいものです。


日本経済新聞 2007/06/27 ウェブソースなし

手軽に駆除 園芸満喫

天然由来の成分で安全


 「子供のためにも、安全な商品を選びたい」。東京都多摩市のケーヨーデイツー唐木田店。自宅のベランダでハーブの鉢植えを育てている五十代の夫婦の悩みは、葉に付くアブラムシだ。手に取ったのはフマキラー「カダンセーフ」(450ml/850円)。デンプンなど植物由来の成分で作った殺虫剤で、「今年に入って、販売は前年同期の四倍の勢い」(フマキラー)という。

 同店を運営するケーヨーでは、アブラムシ用を中心とする園芸用虫よけ・殺虫剤の売れ行きが今年に入り、前年の三割増しで推移している。フマキラー「カダンセーフ」のほか、住化タケダ園芸の「パイベニカスプレー」(420ml/861円)も人気。除虫菊の抽出成分を使ったスプレー式殺虫剤で、ナスやキュウリ、バラなどに付くアブラムシを退治できる。

 関西地盤のコーナン商事でも園芸用虫よけ・殺虫剤販売が三月以降、前年の約二割増し。「最近は、園芸を始めたばかりの人が天然由来成分を使った野菜用の虫よけ・殺虫剤を選ぶケースが目立つ」という。

 東急ハンズ渋谷店では一月以降、園芸用虫よけ・殺虫剤販売が前年同期の15%増。「虫の活動が活発なことを反映した格好だ」。カインズ(群馬県高崎市)でも、体に直接危害を加えるハチやムカデ用の商品も含めて売れ行きが堅調。1~6月の類型販売額は前年同期の5%増だ。


 殺虫効果はないが、虫を植物から遠ざける虫よけ剤も人気だ。JOYアグリスの「なめくじ逃げ~!逃げ~!」(500g/473円)は、プランターの周囲などにまくだけでナメクジの侵入を防げる。中島商事(愛知県豊明市)の「天然 虫除け粉」(500g/600円)も植物由来の成分を使っており、土にまけば2~3週間はアリやダンゴムシを寄せ付けない。

 社会経済生産性本部がまとめた「レジャー白書2006」によると、団塊世代が「これから10年でしてみたい余暇活動」の中で、「ガーデニング」は上位に入った。今年から団塊世代の退職が本格的に始まるため、園芸用の虫よけ・殺虫剤の需要は一段と拡大しそうだ。





 植物由来だとか自然由来だとか書いていますが、農薬は全部天然には無い人工化学物質だとでも思ってるのだろうか・・・農薬には自然の植物から抽出した成分を使ってるものなんかいくらでもありますけど。除虫菊から抽出した成分(合成ピレスロイド)なんて、モロ古典的な農薬(^^;ちなみに最近は、蚊取り線香なんかでも合ピレから進んでアレスリンというもっといい成分を使っています。


 なんか記事では微妙にぼかしてる感じですが、「カダンセーフ」 「パイベニカスプレー」 、これらはれっきとした農薬です。「なめくじ逃げ~!逃げ~!」 は、ちょっと見た限りではよくわからなかったのですが、天然有機だから・・・とか広告に書いてあったのは怪しさ満点です。もしこれが農薬でないとしたら、家庭菜園に使用するのは農薬取締法違反です。いっときますが懲役または罰金もあります。農薬かどうか見分けるのは簡単で、農薬だったらパッケージに必ず農林水産省登録番号が書いてあります。

 農林水産省登録番号が書いてない資材を、農薬的な目的(殺虫・殺菌など)に使用してはいけません!!これは農業をやる者における最低限のモラルです。登録番号の書いてない、無登録農薬(違法な農薬)の代表格は、フローラのHB-101や木酢液です。


 自然由来だからといって安全とは限らないし、人工化学物質だからといって危険でもないです。塩化ナトリウムと自然塩はどちらがハイリスクかといわれたら、自然塩に決まっています。植物成分生まれだから、という話には何の意味もありません。

 自然物にも人工物にも、危険な物があります。結局問題なのは、それそのものが危険かどうかなのであって、天然か人工かなんてのは関係ありません。そもそも、いくら天然成分でもそれを抽出して加工した時点でそれはどう見ても人工化学物質なんですが、なんで広告書いてる人や新聞記者などはそれに気づかないのだろうか??


 ところで殺虫成分などは、農薬でも家庭用殺虫剤でも同じ物を使ってる場合が多いです。結局のところ、違いは、法的な登録の違いであって、全く同じ成分でありながら農薬にも医薬部外品にも動物用殺虫剤にも使われるものがあります。それぞれ、別々に登録を取る必要があります。

 んで登録を取るための厳しさの取り方にはそれぞれ違いがあって、農薬は最高に厳しいのです。ある有効成分が発見されても、危険性が高くてとても農薬として使えず、代わりに医薬品や化粧品として使用されているものだってあります。農薬嫌いなオバサンがつけてる口紅には、農薬にはとても使えないほど危険な成分が含まれていたりします。


 家庭菜園レベルで、こんなに虫が沸いて~、手間がかかって~、殺虫剤に金がかかって~と嘆く人は、農家がいかに苦労して食物を作り、店の野菜や米がいかに安いか、を考えてもらいたいですね。農家が農薬を使うのは主に夏だったりして、くそ暑い中を、家庭菜園なんかとは比べ物にならないほど広大な面積相手に害虫と戦わなくてはいけないのは本当に大変ですよ。


koume



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特別純米 日本海 安東水軍 東日流 2005.03


尾崎酒造株式会社

青森県>西津軽郡>鯵ヶ沢町

原料米: 青森県産むつほまれ(60%)

アルコール度: 15~16度


真っ赤なラベルが目を引く。寒さの厳しい津軽地方のお酒で、尾崎酒造のHP でもスッキリした呑みくちのお酒だと書いてあるので、淡麗系かと思ったら、意外。とてもコクがあって、どちらかというと醇酒タイプ。辛口ですがまろやかささえ感じて、新潟や北陸の淡麗系とは全然違います。もっとも購入したのが随分昔なので、2年の間に良い方向に熟成したのなら嬉しい変化。香りは薄く穏やかで、洋食にも和食にもグッドでした。

暑かったので普通に常温で飲みましたが、燗もいけそうです。加水してもへこたれませんでした。



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