備忘録も兼ねて、西日本豪雨からこれまでのパワフルキッズDCFC活動の流れを....
6日金曜日は、朝から大雨。
昼過ぎには、スタジオ前の川の水位は徐々に上がり、2号線の神島橋下が冠水で通行止め。
通行止めにより、福山市北部方面から出勤の2人は大渋滞が予想され、安全の為に休んでもらうよう12時に連絡。
スタジオのレッスン中止を決め、当該生徒へ出勤している先生達で連絡。
16時半には安全の為、従業員を帰宅させました。
私も帰宅しましたが、夜には何度も鳴る緊急速報メール。
不安になり、21時に自宅から車で5分のスタジオへ。
たどり着くまでの道は冠水が始まり、スタジオ前の河川の水位は今まで見たことないレベル。
それから一度帰宅しましたが、震災以来の付き合い、岩手の人に避難を促され...
23時、再度スタジオへ。
ここに来た理由は、自宅より安全な位置にあるので(^_^;)
岩手の人達の促しのおかげで、車の水没を免れました。
明け方4時までスタジオ前の川の水位を見守り、水位が下降し始めてやっと就寝。
翌7日、不安からか2時間睡眠で6時に起床。
スタジオや事務所の浸水は免れ、安堵。
ネットで見ると、自宅周辺の冠水は、想像以上。
西日本の至る所で、浸水や土砂崩れ。
【自宅のことはまた後日】
土曜日は全レッスンを止め、翌日曜日のレッスンも被害のあった広島や呉方面の為中止。
そして9日の月曜、生徒が土砂災害に巻き込まれないよう午前のレッスンを中止。
土曜日から三原市や尾道市、呉市など多数の市町村が断水。
断水地域に40人以上の生徒がおり、普通に福山でレッスンする気にならず...
昼より先生4人、通常業務を災害時早期児童支援活動DCFCに変更。
*断水地域の生徒宅の状況や避難状況、物資のニーズを確認。
*福山市で被災を免れた会員さんへ、支援物資を呼びかけ。
災害時早期児童支援活動DCFC
東日本大震災の時から始めた、パワフルキッズの企業ボランティア活動。
Dear Children From Children 〜子ども達から子ども達へ〜
詳細はパワフルキッズホームページ、支援活動をご覧ください。
15時にスタジオでの物資受付を開始し、19時半に1便目出発。
福山市の大多数のお店も水が売り切れていましたが、たくさんの生徒家族の協力のおかげで、かなりの数が集まりました。
断水地域の生徒達へ、無事水や水を使わず使える食料を届け、深夜1時に帰宅。
といっても、帰る家が床上浸水の為、スタジオ泊でしたが(^_^;)
災害が起こると使うDCFCという言葉、まさか教室のある地域で使うと思いませんでした。
10日火曜日、翌水曜日は福山市でレッスンを行い、支援物資を受付。
岩手や東京からも、たくさんの物資をお預かりしました。
12日木曜日、三原市のレッスンは中止し、支援物資2便目。
生徒達へ配布後、取引先こども園、三原市ボランティアセンターへ搬入。
帰路、断水地域の生徒達を乗せ、福山スタジオへ。
水の出る福山スタジオに、生徒達を受け入れ。
蛇口から当たり前に出る水のありがたみを、この子達の後ろ姿を見て感じました(TT)
13日金曜日、翌土曜日は福山でレッスン、物資受付。
床上浸水した私個人の片付けに追われ、日曜〜月曜日はDCFC活動無し。
火曜日も福山でレッスンを行い、引き続き物資を受付。
月曜〜火曜日にかけ、尾道や三原市の大部分で水道復旧。
そして本日水曜日、断水の続く生徒個人個人へ3便目の物資輸送。
ここから当該地域の皆さんが、自由に持って行きます。
こちらは住民の方手作り、川から水を汲み上げるポンプ。
濁っているから、トイレを流す時だけに使うそうです。
地域の人皆さん、この設備を使っているそうです。
弊社生徒在住地域の水道の復旧、物流の回復に伴い、本日を持って支援物資受付を一旦終了します。
まだ数人の生徒の家が断水しているため、長期化する場合は再度受付を行います。
この12日間で、自身の被災、断水に伴う生徒や生徒家族の苦労、そして全国からの支援。
ご協力頂きました全ての方に、御礼申し上げます。
私個人は、身体を動かす復旧を終え、これからは保険や引越し、手続きとの戦いです。
長い...
早く、普段どおり動けるようになりたい。
とりあえず新居を構え1歩進みましたので、夏休み楽しめるように頑張るぞーーー

断水している生徒&家族の皆さん、困ったら遠慮なく言ってくださいね!
困った時は、お互い様です!
なお、ニーズのある期間を過ぎた物資、規格外品は、断水していた住居、浸水した住居の生徒へ、災害お見舞いとして配布させて頂きます。