【福山市の人向け】
今の素直な気分書くので、身近に被災した人がいるけどどうして良いかわからない人の参考になれば。
あくまでも私の感じる感情だから、家族を亡くした人もいるわけで...
全ての人ではないけど、床上浸水等生活に困っている程度の人は、多分似たような感情です。
福山市はほとんど普通に仕事とかあるから、実感ないと思いますが...
福山市のごく一部は、現在完全に災害復旧作業中です。
罹災証明やら保険やら不動産屋やら消毒薬配布やら、現状を抜ける事。新居探しやら引越し手続きやら新らしく進む事。
いきなり今週引っ越せって言われたら、マジか!?何から始めるべ!?と思うでしょ?
それと並行して、泥がある我が家の片付け(^_^;)
持ち家の人は、引越しというよりは工務店探しやらになるでしょう。
引越しor復旧工事+泥掃除、頭を使う量は想像以上です。
社員が被災した社長、ガンガン有給取らせてあげてくださいね。
②片付けとか手伝いを人に頼むの、始めは良いけどだんだん申し訳なくなる。
ごめんけど手伝って〜

最初は良いけど、周りの日常生活を奪うようでだんだん申し訳なくなる。
なんか手伝おうか?
その言葉より、手伝うよ!と、押しかけて来た方が頼みやすい(笑)
被災した人が本当に頼むことなければ、スポーツドリンクでもあげて長居せずに帰れば良いし^_^
私自身、東日本大震災で支援する側の時は、結構気を使い遠慮して行動してましたが(^_^;)
時間あったら、友人知人に軽食か飲み物持って顔だしてあげてください。
こっそり軍手やマスク、長靴も持っていって、手伝う事がありそうだったらサッとそれを出して手伝ってあげてください。
軍手やマスク、被災した側は人の分まで準備してないから、友人知人が準備してたらカッコいい!たぶん(笑)
最終的に頼みやすいのは身内ですが、身内も疲労が溜まります。
顔だしてあげてください。
ただ忙しい最中なので、手伝えることがなかったら速やかに撤収しましょう。
「せっかく来てくれたから」と、気を使わす前に!
③話したい。
たぶんこれ一番。ただ、遠くの被災した友人知人に日中電話をするのは控えましょう。
向こうからかかってくる分には良いけど。
保険会社や役場や保健所、電話しないといけないとこ結構あるので。
しかも話したい気分だから、電話来たら結構話してしまう。
切ってから気づく。
「やべー!早くやらないと💦」
でも作業の合間やら終えた時は、話したい!
何を話したいって、被災していない友人知人に『苦労話』をしたい。
東日本大震災復興時、支援へ行くと津波から逃げる話しや苦労した話し、多かったです。
今その気分になってます(笑)
家族や隣近所はみんな苦労してるから、苦労話できない!
友人知人やボランティアの人が、その苦労話しのはけ口となってあげれます

④自分はこの程度と感じる。
「うちは少し浸かっただけだから。」
「うちは水が出るから。」
「うちは家族生きてるから。」
「うちは床下だから。」
ニュースで自分よりも酷い状況の人を見るので、ヘルプを出しにくくなる。
震災で支援に行った時もそうでした。
「うちは流されなかったから。」
苦労していても、家が残った人はヘルプを出しにくい状況でした。
でも日常生活が送れない状況なのは同じ。
ヘルプを出せない人は、自分よりも大変な人へと言います。
それは変えれない心理でしょうから、復興ボランティアさんは大きな被害を受けている人へ、友人知人が被災した人は、友人知人へ。
日常生活を送れていなければ、それはもう助ける時です。
正直、普段子ども達に元気いっぱい運動教えている私も、疲れ始めました

⑤いくらかかるか先が見えない
被災箇所が多く、本日の時点で保険会社はまだ我が家には来てません。
この家財は保険でるのかとか、新しい生活までいくらかかるかとか、まったく先が見えません。
山手や泉、千田や宜山学区の被災した皆さんは、少しの出費も控えているかと思います。
復旧作業している知人友人が熱中症にかからないよう、スポーツドリンクとか持って行ってあげてください。
少しの出費を手伝ってあげてください。
皆さんアドレナリンが出ていて、空腹や喉の渇きを感じにくくなっています。
たぶん渡すだけだと、被災した人は作業を優先します。
一緒に飲みましょう、一緒に食べましょう。
そしたら皆さんの友人知人は、確実に飲み食いします。
支援する側から支援される側になった時に感じている事、まずはとりあえずこの5つ。
被災の状況によっても変わるので、あくまでも『自宅で生活できない』被災向けです。
以上、今から泥掃除に行ってきます。