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ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

御無沙汰しております

10月13日の日曜日、ケルンで開かれたケルンマラソン2013に
ハーフマラソンの部で参加してきました。

私にとって初めてのマラソン大会。(中学のマラソン大会以来・・・)

今まで週に数回ジョギング練習はしてきましたが、
2時間以上、15キロ以上走るというのは生まれて初めて。
未知の世界への挑戦で、完走できるかどうかとても不安でした。

でも今年は年女だし、自分史に残る「挑戦の一年」にしたかったので、
エントリーしました。

初めての大会にケルンを選んだ理由は、
一番身近なデュッセルドルフマラソンにハーフの部がないことと、
大好きなケルン大聖堂(世界遺産)を見ながら走ってみたいと
思ったからです。

もともとは、Kさんが日本で大きな病気をした後に
健康管理のため週に何度か近所をジョギング(5キロ程度)するようになり、
いずれは10キロマラソンくらい参加してみたいね、なんて言っていたのですが
10キロマラソンを通り越してハーフ(21キロ)にいきなり挑戦してしまいました。(笑)


当日は朝から土砂降り。
幸いスタート直前に雨は上がったのですが、
路面は濡れているし、冬の寒さ。

私たちはギリギリに到着し、ハーフマラソン参加者1万5000人の
スタート列の一番最後尾のほうになってしまいました。

正面、はるかかなたに見える2本の尖塔がケルン大聖堂。
あれを目指して走ります!


ハーフマラソンのスタート時間は8:30でしたが、
1万5000人もいるため、少しずつ区切ってスタートしていきます。
最後尾の私たちのスタートは8:55でした。




スタートの合図から25分、ようやくスタートラインが見えました!


以前デュッセルドルフマラソンを観に行ったときには、
仮装をしたり、ワイワイしながら真面目に走っていない人も
結構見かけましたが、ケルンには仮装の人も少なく、
みんな真面目な市民ランナーという感じ。

スタートからペースも早く、圧倒されます。

Kさんと一緒に走ろうと思っていたのですが、
Kさんはひざの調子があまり良くなかったためペースを落とし、
私は自分のペースで走らないと逆にキツイため、
先に行かせてもらい、途中から離れ離れに。


3~5キロ置きに給水所があり、バナナやエナジードリンクを
置いているところもありました。
人生初の給水キャッチにテンションが上がります。
朝は軽いものしか食べていなかったので、
エネルギー補給にバナナも頂きました。
体がエネルギーを欲しているのがよくわかり、
こんなにバナナをおいしいと感じたことはありませんでした。


上りあり、下りあり。 路面は濡れて水たまりもあり。
寒さもきつく、これだけ走っているのに体がなかなか温まりません。


沿道には応援の人たちがたくさん来ていて、
私たち日本人にも声をかけてくれます。
ゼッケンに名前が書いてあるため、名前で呼んでくれる人も。

「走りきった先にビールが待ってるぞ!」というドイツ語の
プラカードを持った人も。
ドイツらしい応援ですよね。 笑

中間地点でマイクを持って実況しているひとに
「アリガトウ!!」と声をかけられたり。

こちらも笑って手を振りかえしました。


後半13キロを過ぎたあたりから右のふくらはぎがつりはじめ、
歩きそうになりましたが、ぐっとこらえて走り続けました。
無我夢中で走ったので、途中のことはあまり思い出せません。


終始ケルン大聖堂を眺めながら走れると思っていましたが、
住宅街や商店街の間に入ってしまうとその姿は見えず、
スタート地点と、途中で何度かチラっと見えたくらいでした。


ゴール直前になりようやく大聖堂が目の前に現れたときには
今までの疲れも一気に吹き飛びました。

ゴールが見えて思わず携帯を取り出し、撮影。
写真手前のピンクのウェアのドイツ人女性とは、最後の1キロくらいをずっと並走していて
ゴール(ZIEL)の文字が見えた瞬間「あの文字が見えた?ゴールよ!あと少しね!」と
声をかけてもらいました。


Kさんも数分遅れで無事ゴール。

ゴールの後のリフレッシュメントエリアで、一緒にエントリーしていた
友人夫妻とも合流することが出来ました。
O夫妻、I夫妻、全員完走することができ、みんなで記念撮影をしたり
用意されていたドリンクやフードをもらいながら談笑しました。

フード類は冷たいソーセージやプレッツェルなど、ドイツらしい簡単なものでしたが、
体が冷えていたので、あったかいうどんとか豚汁とかが食べたかった。笑

もちろんケルンのビール「ケルシュビール」も飲み放題でした。

(本当にゴールでビールが待ってました。笑)


ゴール後にもらったメダル。

ケルン大聖堂のデザインです。

一生の宝物にします。


ちなみに私は2時間32分でポタポタと走り、後ろから数えた方が早いくらいの
順位でしたが、(14666人中10536位) それでも途中で一度も歩かず
21キロ走りきったことは、嬉しかったし、自信にもなりました。

途中とてもキツくて、「フルマラソンなんて絶対挑戦しない、絶対無理!」と
思っていましたが、走り終えて2日たった今、いつかはフルマラソンにも
挑戦してみたいな~という気持ちがまた出てきました。
これからも日々走り続けないといけませんが・・・


今回一緒に走ってくれたKさん、そして一緒に頑張ったO夫妻&I夫妻にも
感謝です!


ちなみにケルンマラソンのホームページでデータ検索したところ、
ハーフのエントリー14666人のうち、日本人のエントリーはわずか
24人、うち完走者は18人でした。
ドイツ人のエントリーがほとんどで13658人、
外国人のエントリーで一番多いのが隣国ベルギーとルクセンブルクで
それぞれ113人、次いでフランス68人、オランダ67人となっていました。


Kさんと、このハーフを走りきったら買おうと言っていたご褒美があるので
今度またそれもブログにアップしますね。

日本から応援してくれた友人&家族にも感謝です。
これからも頑張ります!


9月にはKさんの誕生日、

10月には私の誕生日、

そしてその間の9月末には結婚記念日(しかも今年は10年目!)と、

お祝い続きの我が家宛てに、

先日母からお祝いが届きました。


ドイツではおいしいウナギが食べられない・・・と言っていたのを

覚えていてくれて、常温真空パックの国産うなぎや、

レトルトのひつまぶしなどを大量に送ってきてくれました。

ありがたすぎる~~~!!!



いつも通り、amazonで注文して実家に送りつけていた

雑誌やCDも同梱していただき、本当に母には感謝感謝です。

Numberのブンデス特集、かなり読みごたえがあってよかった!!


ドイツには日本に送ってあげたいほど特別美味しいものが少ないのよね。

一時帰国するとき、何を持って帰るか悩みます。 笑


御無沙汰しております。

学校の秋のクラスがスタートし、なんやかんやバタバタしているうちに
ドイツの季節の変化(この時期急激に寒くなる)に対応できず風邪をひき、
一日寝込んで一日学校、を繰り返していて今だ完治せず。。。

気合入れなくては。


もう1か月以上前のことになってしまいましたが、
8月下旬に大学時代の友人Mチンが1週間遊びに来てくれていました。


ブログをまとめる時間がないので、ダイジェストになってしまいますが、
忘れないうちに書き留めておきます。


8.21
夕方、デュッセル空港着。 Kさんと一緒にお迎えに。
その後近所のビアホールにて歓迎会。

8.22
NRWチケット(ノルトライン州内交通機関乗り放題のチケット)にて
アーヘン&ケルン観光。

アーヘン大聖堂。


ケルン大聖堂とホーエンツォレルン橋。

橋のこちら側から見る大聖堂が好きです。


8.23
デュッセルにてショッピング三昧。

Mチンはこちらで流行っているフクロウのグッズが気に入って

いろいろ買い込んでいました。笑


8.24
この日はサッカー好きのMチンが「ブンデスの試合が見たい!」と

リクエストしてくれていたので、事前に岡崎選手所属のマインツVS

長谷部選手所属のヴォルフスブルク(現在はニュルンベルクに移籍)

の試合をKさんと3人で観に行きました。


もちろん試合の前にはマインツ観光も。

私の大好きなシャガールのステンドグラスがあるシュテファン教会にも

連れて行きました。

何度見ても本当に美しい教会です。

マインツの本拠地CofaceArena。

マインツ駅からスタジアム直通の専用バスで5分ほど。

電車が通っていないのが難ですが、

試合前と後には、ひっきりなしにバスが来て

とてもスムーズでした。


岡崎選手が加入したことで、日本人観光客も増えたようで、

ファンショップには日本語で「クレジットカードでのお支払いは

出来ません」と書かれていたり・・・。

この日は岡崎選手VS長谷部選手ということもあったので

余計に日本人観光客が多かったのかもしれません。

あちこちで日本人を見かけました。

フランクフルトからも近いマインツのスタジアムは

気軽にブンデス観戦に来やすい場所なんですね。

実は私もサッカー見るのは好きな割に中々機会がなく

ブンデス観戦に来たのは初めて。

Jリーグ開幕当時スタジアムに通っていた時以来、

実に20年ぶりのサッカー観戦です。笑

試合前にはみんなでマフラーを掲げて歌を歌います。

ドイツ人のサッカーへの愛を感じられるスタジアム観戦。

ビール片手にドイツ人に交じってワイワイ観るのがやっぱり楽しい!

試合は岡崎選手所属のマインツがホームで勝利。

岡崎選手は先発、長谷部選手も後半途中から出場し、

二人の活躍を見られて満足でした。


あまりにもこの日のブンデス観戦が楽しかったため、

この後またすぐにマインツVSシャルケの試合を観に行ったり、

友達の誘いで地元デュッセルのチームの試合に連れて行ってもらったりと

最近はサッカー三昧の日々です。

(ほかにもいろいろ観戦予定)


8.25
この日はライン川クルーズに行こうと思っていたのですが、

天気も悪く、前日の移動で疲れていたこともあり、

予定を変更して内田選手所属のシャルケの練習見学に。

シャルケのスタジアムは同じ州内で比較的近く、

車で1時間かかりません。

シャルケ04のホーム、VELTINS ARENA。


ついたころには練習が始まっていましたが、

日本人の見学者も大勢いて、女性のグループも多かったです。

(女性人気、やっぱりすごいんですねぇ)

この日は内田選手、足を痛めていてスタメンから外れていた時期で

練習も別メニューで、他の選手よりも早めに切り上げていました。

ドイツの子供たちからサインを求められる内田選手。

こういう様子を見ると、同じ日本人としてとても嬉しいですね。

これからもシャルケでの活躍、期待してます!

※公開練習の日時はあらかじめ決まっていますので

チームのHPにて確認してから行くことをお勧めします。


そのあとは、シャルケスタジアムからも近い、ドルトムントの

スタジアムを見学に行きました。

香川選手が所属していた強豪チーム、BVBドルトムントのスタジアム。

ブンデスリーガのスタジアムの中で最大規模で8万人収容できます。

こちらもデュッセルから1時間ほどで行ける身近なスタジアムです。

ちなみに香川選手はドルトムントをリーグ優勝に導いた立役者として

ドイツで絶大な人気があり、おそらくドイツで一番有名な日本人です。

いまだに香川のドルト復帰を望む声は多く、チームもファンも、

香川に帰ってきてほしいとラブコールを送り続けています。

ドルト近郊に住む私も、香川のドルト復帰を切望している一人ですが・・・


ドルトムントのスタジアム見学後はデュッセルに戻り、

Mチンの希望でサーカスFlic Flacを観に。

めちゃめちゃ面白いサーカスでした。

夕飯はオーバーカッセルのビアホール「ジョー・アルブレヒト」にて

この時期が旬のPfifferlinge(アンズタケ)のフラムクーヘンを

頂きました。(フラムクーヘンはドイツ風ピザです)

ビールも食事もおいしかった!


8.26
最後は近場のオススメな街を歩いてみようということで

電車で1時間ほどのXANTEN(クサンテン)と、

Hattingen(ハッティンゲン)に行ってきました。

オランダの国境に近いクサンテンは、オランダに似た雰囲気もあって

とても素敵。

エッセン近郊のハッティンゲンは木組みのドイツらしい建物が

多く残るちいさな街で、おとぎの世界に迷い込んだようで

散策が楽しいところです。

お天気も良く、楽しい街歩きが出来ました。


翌日、デュッセル空港までMチンを送りに行き、

あっという間の1週間が終了。


まだまだ一緒に遊びたかったな。

また一緒にサッカー観に行こうね。

いつでも遊びにきてね。


学生時代の友達といると、自分もそのころにタイムスリップしてしまって

夢中でおしゃべりしたり笑ったり出来て、本当にリラックスできる時間でした。

貴重な時間をありがとう!