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ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

まだイースター休暇まで2ヶ月以上あるけれど、

それを飛び越して夏休みの計画についての話題です。

Urlaubウアラウプとはドイツ語でバカンスのこと。

なによりもドイツ人が大好きなもの。

「欧米人は休暇のために働き、日本人は仕事のために働く」なんて言葉を

耳にしたりする。日本人は働きすぎだという皮肉もこめられていると思うけれど、

ヨーロッパの人はとにかく休暇を大切にしている。

ドイツをはじめヨーロッパでは通常2~3週間程度ドカっと夏休みをとって

長期バカンスへ出かける。

ドイツ人に特に人気なのはイタリアやスペインだそうで、

昨年の夏行った南イタリアでもドイツ語をたくさん耳にした。

(ドイツ人とイギリス人が多かったよう)

春先、あたたかくなってくると「夏のバカンスはどこに行くの?」という話題で

盛り上がり始める。そう、もう冬のうちからバカンスの計画は始まっているのです。

そのため、人気のホテルや、安い航空券などはどんどん売り切れてしまい、

日本の感覚で5月6月ごろになって「さて夏休みどうしよう?」と探し始めると

手遅れなことも。それくらいみんな、早い早い。


そんなわけで、我が家もウアラウプをどう過ごすか、先週辺りからいろいろと

プランを練っていた。

ワンコは連れて行くのか、シッターさんに預けるのか、、、、まずそこから。

去年は5日間シッターさんに預けただけで、かわいそうなくらい下痢をした。

それ以来一度も、シッターさんには預けていない。

よほどのことがない限りこれからもなるべく預けたくはない。

(シッターさんが悪いのではなくウチの犬がナーバス過ぎるせい。

人に預けて問題ない犬なら心配要らないのだけど・・・)

ミュンヘンも、ニュルンベルクも、パリも、犬連れ電車旅だった。

犬連れだと日本の旅行代理店のパッケージツアーにも参加できないから

自力で行くしかないし、なるべくなら飛行機も乗せたくない。

(体が小さいので飛行機での被爆リスクが高いし、犬の飛行機代もそこそこ高い。)

電車で行ける範囲に絞るしかないかな・・・



こちらに駐在している奥様たちの間では、ドイツにいる間に何ヶ国旅行したかとか、

そんなことがすぐ話題になって、最初はちょっと憧れていた。

多い人では20カ国以上。ヨーロッパのみならず、真下のアフリカ大陸も

安く行けて人気が高い。

でも、最近はそんなにちょこまかヨーロッパ中を飛び回ることより、

ドイツ人のようにゆったり一箇所に留まってテラスで読書をするような休暇や、

日本人がほとんど来ないような、ドイツにいる今だからこそ行ける、

ドイツ人の愛するリゾート地へ、犬と一緒に行くことのほうがずっと贅沢で

ステキなことのように思えてきた。

それはもちろん、私の個人的な考えで、万人がそう思うとは限らない。

せっかくドイツに居るんだから、何カ国もたくさん回らなきゃ損!と思う人も

多いだろうし、それはそれ、人は人。

メジャーな観光地なら、日本に帰ってからでもお金をためれば行ける。

だから今は、ドイツという土地をもっと知りたいし、ガイドブックには載っていないような

とっておきの場所を見つけたいと思ってる。


そんな話をKさんと長々と話して、Kさんも同じ気持ちだったようで、

今年のウアラウプは、犬連れのんびり旅、に決定した。


場所は以前から行きたいと思っていたボーデン湖。

ボーデン湖の公式HP
http://www.bodensee.eu/?lang=1

ボーデン湖はドイツの南西にあり、湖自体がスイス・オーストリアと国境を接している。

つまりボーデン湖畔に宿を取れば、日帰りでスイス・オーストリアへも行ける。

そして少し足をのばせば小国リヒテンシュタインにも行ける。

 ちょっとわかりにくいけど赤いAのところがボーデン湖。湖の上はドイツ。


ボーデン湖畔ではヨットなどのマリンスポーツ、遊覧船での町巡り、

周辺の山々でのトレッキング、サイクリングなど

さまざまなアクティビティを楽しめ、アルプス山脈に近い土地柄、

日本人がイメージするスイス(ハイジの感じ)のような大自然があり、

夏は涼しく、ドイツ人にとても人気のリゾート地なのだそう。

そして、スイスアルプスを源流とするライン川が流れ込み、ドイツフランスへと

出て行く「通り道」でもある。毎日見ている大好きなライン川の源流域を

歩いてみたくもなった。(ライン最大の滝もあり、滝壺にいく遊覧船もある!)

ヨーロッパのお城や教会巡りに少々飽きてしまった私には

この大自然がとても魅力的に思えた。

そして、ボーデン湖畔、どこに宿を取ろうか情報を探していたところ、さらにステキな

情報を得た。

7/17~8/18まで湖畔のオーストリア側のブレゲンツという町で

ブレゲンツ音楽祭というフェスティバルが行われるとのこと。

ブレゲンツ音楽祭
http://www.bregenzerfestspiele.com/de/

私の大好きなロックフェスではないけれど、毎日クラシックのコンサートや

オペラが開かれる。

なかでも一番の見所は湖上オペラ。 

湖の上の大規模な特設ステージの上で、夏の夜に開かれるロマンチックなオペラ。

  
 
2011/12年のようす。演目はイタリアの「アンドレ・シェニエ」

  

2010年は「アイーダ」。

※公式から写真お借りしました。

オペラは数えるほどしかみたことがないけれど、これはとてもステキ。

そして今年の演目は!!

モーツァルトの「魔笛」!

これならわかるし、曲も知ってるし、素人でも楽しめそう。

そしてチケットは安い席なら29ユーロから。なんと!お安い。

(※チケットはHPから予約可能です。)


俄然テンションが上がって、仕事(接待)から帰ってきたKさんに

畳み掛けるようにプレゼンをして、すぐホテルの予約をして。

やっぱり予想通り、7割方のホテルは埋まっていた。

危ない、危ない。

半年も先のことなのに・・・笑

みなさまも、ウアラウプの計画はお早めに!!


さあ、夏に向かって毎日頑張るぞ!
 
おはようございます。

まだまだ寒い日の続くドイツです。

昨日、札幌の週間天気予報をみてみたところ、気温の推移が

このあたりとほぼ同じでした。
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ただ、雪は日本の雪国よりもずっと少ないので、こちらのほうがまだ

過ごしやすいかもしれません。


一昨日1月21日は、私の夫、Kさんが大きな病気をして手術を受けてから

2年の記念日でした。

10時間にわたる大手術のことや、毎日お見舞いに通った病院のことを

昨日のことのように思い出します。

その後はとても健康で充実した日々を取り戻すことが出来、

もうあれから2年も経ったんだな、ということに驚くとともに

とてもホっとしています。

あれ以来、なによりも健康が大切だということ、そして毎日を大事に生きること、

後悔のない日々を送ろうということをいつも考えるようになりました。

そんな気持ちがドイツへの赴任を後押ししてくれたのだと思っています。

そして同じ1月21日で、ドイツに来てから10ヶ月になりました。

早いような気もするし、まだ10ヶ月しか経っていないのか、という気もします。

いままではドイツの生活に慣れるために使ってきた時間を、

今度はドイツの生活を楽しむために使っていきたいと思っています。

語学、習い事、スポーツ、レジャー・・・ やりたいことはたくさんです。

そのためにも健康でなければ。

まずはケガ・病気なく1年健康に過ごすことが一番の目標です。


土曜日には2年祝いで近所(メアブッシュ)の日本料理店「HOSHINO」に行ってきました。

月1くらいで行っているのですが、お料理も美味しいし、大将をはじめ

スタッフのみなさんも気さくで楽しいし、みなさん犬好きで、ワンコたちに

お水やドッグフードまで出していただいたり、とても良くしてもらっています。

レバ刺しが食べられるお店としても有名だし、自家製の塩辛や

名古屋から取り寄せているこだわりの八丁味噌で作る茄子田楽も絶品です。

レストラン星野
http://www.restauranthoshino.de/index.php/ja/

とにかく大将は動物・子供が大好きな方なので、子連れ・犬連れで行くと

とても良くしてくれますよ。

金曜日は周辺の日本企業の飲み会などで混みますので、それ以外の日が

オススメです。

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記念日の外食にも犬同伴できるのはドイツならでは。飼い主としてはうれしいです。
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いつもはアルトビールだけど、和食やさんにきたらキリンビールで乾杯!
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茄子田楽、からあげネギソース、塩辛。。。全部LOVEです。


みなさまも、今年1年健康でお過ごしください。
みなさま、おはようございます。

さっき、日本の友達から「ヨーロッパ大雪らしいけど大丈夫?」と

メールが来ました。

デュッセルドルフは、ドイツの中でも比較的暖かく、すごしやすいところです。
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雪もそれほど降らないと言われています。

アルプスに近い南部などではもっともっと寒いのだろうと思います。

ですが、そんなデュッセルドルフでも、ここ1週間以上、真っ白銀世界です。

降っては止み、止んでは降る、の繰り返し。

といっても、パラパラと粉雪が舞う程度なので、積雪量は10cmくらいでしょうか。

そして、昼間もマイナスのため、ガリガリに凍ることもなく、サラサラのパウダースノーを保っています。

マンションのお庭をスキーで滑りたくなるようないい雪質です。

(あー。スキー行きたい!今シーズン中に1回は行きたい!)


家の前はこんな感じ。
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マンションの前の私道も、毎朝、日が出る前に業者さんが雪かきをしに来て、

雪を溶かすための「塩」を撒いてくれています。

ごくろうさまです。。。

大きいマンションのため、オーナーさんが清掃・芝刈り・雪かきなどに、

業者さんを入れているようです。


ドイツでは、雪かきを怠ったために他人が自分の家の前で転倒したときは

その家の人の責任になります。ケガしたら賠償問題。

そんなシビアさもあって、道はきれいに雪かきされていますよ。

(ドイツ人ってそういうところ、本当にシビアで真面目!)

駅のホームなども滑らないよう、スロープに細かい砂利を撒いたりしています。

砂利の粒々がいい感じに滑り止めの役割をしてくれるのです。

おかげで、雪が降っても足元がビチャビチャになったり、

すべって転んだりする危険も少なく、とても快適。

ありがとう、ドイツ人。。。。


でもまあ、毎日が真っ白銀世界では必要以上に出かけたくなくなるのも

正直なところで、学校や用事がある日以外は引きこもりがちになります。

犬たちも雪の上歩くの嫌いなので、外に出たがりませんしね。



ドイツでも、北欧と同じように、寒い・暗い・長い冬に気がめいらないよう、

インテリアにはとてもこだわります。

見た感じ、北欧の洗練されたデザイン雑貨と比べると、ドイツは素朴。

カントリー調の家具に蚤の市で見つけたようなチープなアンティーク雑貨をあわせたり、

DIYで壁紙や床を張り替えたり家具を塗りなおしたり、そういうことが好きなように思います。

堅実といわれるドイツ人、そういうところにもなるべくお金を掛けず、

自分らしく時間をかけて家を作り上げていくのですね。

以前は洗練されたカラフルな北欧デザインが好きだった私も、

徐々にそんな素朴なドイツのインテリアに興味がわいてきました。

先日本屋さんで買ったインテリア雑誌を毎日眺めています。
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とても勉強になります。。。。

数年しか住まないであろう今の賃貸マンションには何も手をかけていませんが、

日本に帰ったらどんな風に我が家をリフォームしようか、いまから妄想が止まりません。

大きい家具は持って帰れるかどうかわからないけど、食器や小物などは

こちらにいる間に気に入ったものを少しずつ増やして、一生の宝物にしていくつもりです。