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ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

オランダ後編です。

2日目はさらに北上して、キューケンホフ公園へ。

キューケンホフ公園は、世界最大級の球根植物中心の植物園で、

3月下旬から5月下旬(今年は5月20日まで)のわずか2か月間だけ、

一般公開される公園です。

が、今年は数十年ぶりといわれる寒波のせいで開花が遅く、

私の訪れた5月19日(閉園の1日前)で園内はほぼ満開。

あと2週間くらいは会期延長できるのでは?という咲き具合だったので、

なんだかもったいない感じ。

そんな最後の週末だったので、園内はとても混み合っていました。


~しばし園内のお花の写真をお楽しみください~



どこもかしこもチューリップだらけ~!

まだまだ写真がありますがこの辺で・・・

とっとり花回廊という日本庭園もありました。

モミジなどが植えられていて小川が流れていて懐かしい感じ。

癒されました。

ドイツと同じくオランダもお犬様大国で、ここも犬連れOK。

ウチのワンコたちは大人気で、なんども写真撮影されていました。

なぜか特にインド系?の観光客に人気で、一緒に写真を撮ったり、

なでられたり、いろんな人に弄られる姫。

ナーバス王子のほうは、ずっと私の後ろに隠れていましたよ。(笑)


オランダの伝統的な衣装を着て、園内でガイドブックを売っていた女の子。

カメラを向けたら笑顔でこっちをみてくれました。 かわいかった。



お昼過ぎまで公園を堪能し、もうひとつの目的地へ。

キューケンホフからも近い街ハーグにあるビーチへ。

バヌアツにある「エロマンガ島」と並び、小学生男子の喜ぶ地名の一つ、

「スケベニンゲン」ビーチです。(オランダ語読みだとスヘフェニンヘン)

たしか、トリビアかなにかでも紹介されていたような。。。?

夏にはヌーディストも多いビーチということで、本当にスケベニンゲンが

集まっていそうなビーチ・・・笑

どんなモヤモヤしたビーチなのだろうと、ネタ半分で出かけてみたのですが・・・


スケベニンゲン!



砂浜きれーーーー!

オランダのみならず、ドイツなどからも観光客が訪れるというスケベニンゲンは、

ショッピングスポット、カジノ、高級ホテルなどが立ち並ぶ、リッチなビーチリゾートでした。

(ぜんぜんモヤモヤしてなかったw)

シーズン前にもかかわらず、ショッピングや日光浴を楽しむ人でにぎわっていました。

ビーチにそびえたつこのドームは、シュタイヘンベルハー・クルハウスという

100年の歴史のある高級ホテルで、スイートルームは700ユーロ以上と、

有名リゾート地並みのお値段がするそうです。

ビーチには等間隔で子供の目印になるようなイラスト看板が立っているのですが

これがオランダらしく、ミッフィーの作者ディック・ブルーナによるものでした。

ブルーナさんがいっぱい。 かわいい~。

海にせり出した展望台の上からはなんと、バンジージャンプをしているひとが!

ぜったいやりたくない!笑

砂が軽くて風で飛んでくるからプルプルしちゃうね~。


ビーチということでお魚系のレストランもあり、店頭でサンドイッチなども売られていました。

新もののマッチェス(若いニシン)も出ていて、Kさんはマッチェスサンドを。

私はサバの燻製のサンドイッチを。

パンとの相性もばっちりなんですね。 ドイツでもサバの燻製は買えるので、

今度また試してみようっと。


なんとなくネタとして行ってみたスケベニンゲンですが、とても素敵なビーチで

すごく気に入りました。

実は今回の旅で一番印象深かった場所かも・・・。

ちなみに、夏でも北海の水温は低いため、海水浴には向かないようです。

おもに日光浴をする人が多いビーチなのだそう。

ちかくに大きい水族館もあるようなので、また機会があれば訪れてみたいと思います。


3日目はあいにくの雨だったため、ロッテルダムのショッピングモールで

お買い物をして早めに帰宅。


オランダはドイツ以上にのどかで、ゆっくり時間が流れているような感じがして

のんびり休暇を過ごすにはぴったりでした。


また来年もキューケンホフ公園見に行けたらいいなぁ。


御無沙汰しております!

5月はドイツも祝日がいくつかあって、連休が取りやすいので

デンマークのコペンハーゲンと、オランダへ旅行へ行ってきました。

コペンの旅は長くなりそうなので、また後日・・・ということで

今回はオランダの旅です。

今回は犬を連れて車の旅でした。

オランダ国境近くの我が家からは、車の方がアクセスしやすいのです。



初日はオランダ南部の世界遺産キンデルダイクへ。

キンデルダイクには、いまでは少なくなってしまった昔ながらの

オランダの風車が19基残されています。

あいにくの曇り空でしたが、とても静かで美しい場所です。

いまも風車守りの家族が暮らしている居住エリアで、無料で見学でき、

(風車内を見学するのは有料)、犬の散歩をしたり、ジョギングをしているひとも

いました。


おさんぽ、おさんぽ。(雨降りそう!)


水鳥たちのベビーブームで、たくさんの家族鳥をみました。

ちっちゃいカモかわいい!


キンデルダイク見学後、少し北のロッテルダムのホテルへ。

チェックインの後、ロッテルダムの街を少し見て回りました。


街の写真をすっかり撮りわすれてしまいましたが、とにかく都会で、

デパートやショッピングモール、大きなビルもたくさん。

アムステルダムでも有名ないわゆる「コーヒーショップ」(大麻屋さん)も

普通にあってビックリしましたが、お店の前にセキュリティチェックのひとが

立っていたりと、それなりに厳しいのでしょう。

売春やソフトドラッグが合法でも、きちんと風紀が保たれている、不思議なオランダ。


オランダ名物「クロケット」(コロッケ)の自販機もありました。

この自販機も有名ですよね。 オランダ人の好きな軽食です。

ひとつ1.6ユーロ(200円くらい)だったかな。

オランダのコロッケは滞在中何度か食べましたが、日本のコロッケのように

ホクホクしているのではなく、なかのジャガイモはトロトロのクリーム状なものが

ポピュラーなようです。そこにお肉なども入っていたり。

衣も細かくて結構硬めです。サクサクというよりガリガリ(?)。

でも揚げたてのあつあつはおいしいですよ~。


ドイツにもある、オランダのチープ雑貨店「HEMA」にも行きました。

本場のHEMAは3階建てで広く、カフェやスーパーもついてて、

とても便利です。(生鮮食品も買える!)

HEMAは、IKEAの雑貨部門をもう少しかわいくした感じです。

カフェのスタイルもIKEAにとても似ていて、コーヒーとケーキで

3ユーロくらいと安いので、買い物の休憩にピッタリでした。


安売り店の中のカフェとは思えないおしゃれな空間。


そのあともロッテルダムでウィンドウショッピングを楽しみ、初日は終了。

2日目は今回のメインイベント「キューケンホフ公園」です。


ご無沙汰しております。

今週は月曜から金曜まで毎日学校で、頭が多少シュワシュワしています!

でも毎日楽しいですよ。 

この歳でこんなに勉強する時間が持てるなんて。 感謝感謝。



昨日学校でとても面白いことがありました。

昨日は天気予報が午後から大雨、降水確率も90%以上だったので

折り畳み傘を持って出かけました。

案の定授業の最中に雨が降り出しました。


昨日の授業では、ちょっとしたゲームの時間があって、

マルバツクイズのように、質問に該当する人とそうでない人で

左右に分かれるというようなことをしました。

たとえば、結婚している人・していない人、

子供がいる人、いない人・・・

そんななかで、「今日カサを持ってきた人?」という質問があり、

左右に分かれたところ・・・・

持ってきていたのは、私とY子の日本人二人だけ(笑)。

20人ほどのクラスメイトのなかでたった二人です。

「さすが日本人!」というような驚きと称賛でクラスはざわつきました。

朝天気予報をチェックする⇒降水確率が高ければ傘を持って出かける、

これは日本人にとって当たり前の習慣ですが、そもそも日本特有のものなのか?

と思ったりもしたわけです。


日本とヨーロッパ、雨に対する感覚は全く違います。

ドイツに来たころは、なぜこんなに雨がしょっちゅう降るのに、

ほとんどの人がカサを持ってない・さしていないの?と不思議に思ったものです。

が、最近は私もちょっとの雨ならばカサがなくても大丈夫です。

というのも、ドイツの気候は超乾燥しているため、雨なのにいつもカラっとしているのです。

多少雨に降られて服がぬれても、建物の中に入ればすぐに乾いてしまう。

日本なら、雨でズボンの裾が濡れただけで、一日中気持ち悪い湿ったままの

服で不快に過ごさなければいけないですよね。

そんな状態には全くなりません。

そして、雨の降り方も全く違います。

日本のように一日中大粒の雨が降り続くということはなく、

ざっと降って1時間ほどでやんでしまうか、カサがいらないくらいの小雨が

一日中断続的に降ったり止んだりか。

トータルの降水日数はドイツの方が多いかな?というくらい

しょっちゅう雨が降りますが、日本の雨に比べたら不快度はかなり低く感じます。


でも、日本人の感覚として雨にはあまり濡れたくない、と思いますよね。

ドイツの街でも、小雨の日に傘をさしているのは日本人の割合が高いです。

ドイツの人からしたら、こんな小雨にわざわざ傘をさすなんて?と

逆に不思議に感じるかもしれません。


そして、そんなドイツ人の雨感覚ですからもちろん、雨具は発達していません。

日本のように色とりどりのかわいいカサ、機能的なカサ、軽いカサ・・・

そんなものは存在しません。

あるのは無地の重たいすぐに壊れそうなカサばかり。

しかもデパートに売っているカサはダサいくせに超高い! 笑

日本で1000円で買えそうな安っぽいカサが驚きの50ユーロオーバーだったり。

(日本からドイツ在住の人にプレゼントを贈る時、軽い機能的な日本の

折り畳み傘なんて喜ばれるかも・・・!)


私はというと、日本から持ってきていた軽い折り畳み傘を旅行先でなくしてしまい、

年末にパリのデパートにて新しいカサをゲットしました。

ヨーロッパっぽい、森と馬の柄。
photo:01



イギリス製ですが、ドイツではこういった柄物のカサはほとんど見たことがないので

気に入って使っています。


ヨーロッパのひとはなぜカサをささないのか?

生活してみて初めてわかる海外の不思議ってあるんですね。


日本はそろそろ梅雨の季節。

機能的雨具で楽しく乗り越えてくださいね!