『原発洗脳』(苫米地英人) | 読書ン!大魔王

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くしゃみひとつで 呼ばれたからは
それがわたしの ご主人さまよ〜
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評価 ☆☆

第1章 「原発の嘘」に騙されるな

 

 あなたが信じ込まされているこれだけの嘘

  日本中の原発は一つも止まっていない

  「東電国有化」はまやかし

  巧妙につくられた東電買収スキーム

 

 原子力村の情報操作と国民洗脳

  日本経済新聞社の洗脳記事

  「10パーセント節電」の嘘

  「赤字」を強調する電力会社の狙いは値上げ

  放漫経営をしてもつぶれない電力会社

  夜間の計画停電は必要なかった

  関東と関西の電気周波数

  周波統一がタブー視される理由

  まやかしにすぎない「発送電分離」

  大切なのは原料の調達コスト


 「日の丸原発」という幻想


  日本の原子力技術は低い

  日本に本当の原子力科学者はいない


第2章 知っておきたい原子力の基礎知識


 

 原子力の基本的な仕組みを知る

  核分裂エネルギーとは?

  次々と起こる原子力の玉突きが「臨界」

  商業用原子炉に核爆発のリスクはない

  モーターの逆の仕組みが「発電」

 

 日本の原発は古すぎて危険

  放射能漏れリスクが高い沸騰式型軽水炉

  原子力発電と核爆弾との違い


 アメリカが持つ最先端の原子力技術

  10万人都市に電力供給ができる空母

  原子炉の上で寝泊まりする乗組員たち

  原発は廃炉完了まで電力を消費し続ける


第3章 原子力の支配者・アメリカ

 

 原発ピラミッドの頂点にいるのは誰か?
  東電も官邸も実権のない「駒」

  日本の原発もアメリカ核戦略の一環

  遅れた技術を高値で買わされている日本

  日本の制空権は今もアメリカが握る

  日本は核の備蓄基地

  ウラン高濃縮技術は持てない日本


 アメリカに操られる日本の原子力政策

  自民党の原発ゼロはあり得ない

  「撤退」の意味を理解できなかった菅直人

  世界中のエージェントが福島へ

  原発事故の日米安保が実質的に発動された


第4章 原発利権の真実


 日本における原発利権の構造

  電力会社の利権ピラミッド

  傘下企業はおいしい天下り先

  日本の電気料金が高い最大の理由

  国民の監視を逃れるための民営化

  「東電国有化」で困る人たち


 こんなに儲かる原発ビジネス

  普通のビジネスではありえない話

  原発が次々と造れる仕組み

  どう転んでも電力会社は儲かるようになっている

  スマートメーターが普及しない理由

  スマートメーター化で効率的な節電が可能に

  消費者に情報を渡さない東電

 原発利権と政官財の癒着

  経産省と財務省の支配

  銀行業界の「地域独占」

  政権中枢だけがありつける利権

  官僚が三権分立の二権を握る

  機能しなくなったチェック・アンド・バランス

  資本主義の暴走をチェックできない国会


 電力の「独占」が諸悪の根源

  経産省ではタブーだった「発送電分離論」

  真の電力自由化とは?

  ゼネコン利権は氷山の一角


第5章 原発とメディアにより洗脳工作

 

 アメリカのメディア・コントロール

  洗脳に都合のよいメディアとは?

  メディア検閲で日本を支配したGHQ

  欧米諸国が信じる「正義」

  原発洗脳はアメリカの安全保障のため

  有事におけるメディア


 原発洗脳の「実行部隊」

  原発建設を推進した正力松太郎

  電力会社と広告代理店の洗脳工作

 

第6章 新エネルギーと日本の未来

 
 原発なしでもエネルギーはまかなえる

  新エネルギーを「利権化」させない

  原発不要論につながる情報は徹底的に否定された

  ソーラーパネルを北海道に敷き詰める

  大規模ソーラー発電がもたらす経済効果

  風力発電の開発に人材を投入せよ

  地熱発電も有効な新エネルギー


 国民の総意で決める「日本の未来」

  核融合と核分裂は全く違う原理

  日本にあるのは発電技術や周辺技術だけ

  私たちに必要なのは「安全な技術」

  「脱原発」を理性で進める

  ウランは天然ガスより早く枯渇する