LED化 失敗!!!
LED化もいよいよ大詰めです
安定化電源を使って動作確認はしてあるので、
実際に車体に組んで明るさの確認をします
今回テールの配線は純正を切ってしまいます
ノーマルの配線です
9ピンカプラーを付ける事により外す時に楽になりますし、
1番の理由は、カットしたノーマル配線側にもカプラーを付ければノーマルの電球仕様にも戻せる事ですね
フロントは純正ウインカーリレーを外し、元々あった場所にICウインカーリレーを両面テープ&タイラップで固定します
ICウインカーリレーの上はETCのアンテナです
バンクアングルセンサの上に今回作った回路を両面テープで固定します
車体側からの配線は、純正ウインカーリレーの9ピンと3ピンの110型カプラーから取ります
9ピン側にも3ピン側にもアースが無いので、3ピンの余ってる場所にアースを新設すれば、フロント側の純正配線は無加工で行けます
車体側の配線も済ませ、カウル類を取付け、昼間の外でも問題無いか明るさの確認をしてた所、問題が発覚しました!!!
ハザードを点灯させた所、ウインカーポジションが正常に消灯しません
ウインカー時は正常に動作します、左右共に問題なく動作しますが、
ハザード時だけ正常に消灯しません
正確に書くと、
ウインカーが点灯している時だけは消灯しているのですが、点滅の間は点灯してしまいます
言葉で伝えるのは難しいのですが、
通常はポジション時の白色から、黄色→消灯→黄色→消灯→黄色→消灯→ポジションの白色となるのですが、
ハザードにすると、白色→黄色→白色→黄色→白色→黄色→白色となり、消灯する時がありません
何回動作させても、ハザード時のみ異常動作でウインカー時は正常動作です
考えても作業は進まないので、とりあえず問題は先送りにして、明るさの確認だけ済ませ片付けました
暗くなってからの明るさも確認をして、明るさに関しては問題無いので、
テールレンズの防水処理をします
レンズとの合わせ部分にコーキングをして、レンズを組みます
配線の出所&電球ソケット部分は、グロメットに穴をあけて配線を通しますが、
グロメットの中央部分が薄く、裂ける危険性があったので、グロメットの中央部分もコーキングで補強しました
残るはハザード時の異常動作を考えます
今回の回路図と車体の配線図を見ていたら思い出しました
テスターを持って車体を検証して、確信しました
原因は車体のハザードダイオードでした
今回の回路はパワーMOS-FETと言われる2SJ334で組んでいるのですが、
オンとオフは2vぐらいの電位差で動作します
車体のハザードダイオードを検証すると実測で1.2vぐらいドロップしています
回路内の1N4007は実測で0.4vぐらいドロップしているので、合わせると1.6vぐらいドロップしている事になります
2v下がるとオンになる回路なのに、最初から1.6v落ちた状態ではきちんと動作するはずがありません
原因がわかれば対処法もわかりますが・・・
回路の組み直しですね 。・゚・(ノД`)・゚・。
LED化 組込み
部品も全部揃い、基板に実装もして、いよいよ組付けに入ります
接着はコーキング剤とホットボンドです
ホットボンドだけだと夏の炎天下に柔らかくなり、基板が剥がれてしまいます
コーキングだけだと、固まるのに時間がかかり、気がつくとずれてる場合があります
接着がコーキングで、位置決めがホットボンドって感じですね
真ん中がテールレンズで、左右がフロントウインカー
左下が購入したICウインカーリレー、右下が今回作った回路をタカチのSW-65に入れた物です
テールレンズの方は、基板に直接ダイオードや抵抗を組んでありますので、
制御BOXなどはありません