それでも10年前だったら、大ニュースになることなのですが、今や期待が別次元になっています。
下世話な話ですが、賞金はいかほどなのか?調べてみました。
4回戦進出で約1700万円だそうです。優勝すると約3億円。
錦織選手の年収は、スポンサー契約等で20億円を超えるとのこと。
テニスというスポーツは世界的にはメジャーなスポーツですが、日本での立ち位置を考えるとどうなのでしょう。
2つの視点として捉える必要があると思います。
観るスポーツとしてと、プレーするスポーツとして、それぞれの関わる人の数も違います。
テニスは、野球やサッカーに比べ観るというより、実際にプレーする人の方が多いスポーツだと思います。
国内最大のテニススタジアムの有明コロシアムの収容人数は1万人ほどに対して、東京ドーム5万人、埼玉スタジアム6万人と規模の違いが歴然です。
商業的に考えると観る人が多い方が、メディアに取り上げられやすく、やはり有利です。
野球はシーズンになるとほぼ毎日地上波で放映があることを考えると、テニスは年に何回かですね。
上述の錦織選手の賞金の話は華々しいですが、実際、テニスのプロの選手はどうかというと、なかなか厳しい実情があるようです。
2016年の契約年俸で、だいたいプロ野球選手の67人が1億円(以上)プレーヤーだそうです。
日本のテニス選手のランキングのなかで何人が年収1億円に届くか。どうでしょう?
恐らく中学、高校での競技人口は、そう変わらないのでトップ選手になるための競争率も同程度と考えてよいはず。同程度に困難な道です。
賞金が全てではないのですが、メディアの取り上げ方、スポンサーの競技への関わり方はスポーツ界を支える足腰に大きく影響します。
日本の場合、スポーツが商売に利用される道具にしかなり得ないのか。そんな危惧があります。
話題の選手、競技として浮上した時だけ、企業に利用されている現実がいつも気になってしまいます。
企業はスポーツ界を利用するだけでなく、もっとスポーツ界事態を支える方向に目を向けるべきだと思うのです。
企業コンプライアンスも大事ですが、東京オリンピックを前にして企業メセナや社会貢献について、考えなければと思います。

ロッドレーバーアリーナinメルボルンパーク 15000人

マーガレットコートアリーナinメルボルンパーク 7500人




