麺屋武蔵 虎嘯 ~ 六本木 | 下町風来坊の備忘録

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東東京下町在住のオッサン。食べ歩きや旅、ワンコの話題など、たわいもない日常やその時々に思うことを、童心で馬鹿正直に、また今の社会や風潮に対する心情を、ぼんやり本音でつぶやいてます。

先日、六本木でのランチタイムは、久しぶりに個人的に大好きなラーメン店に飛び込み。

 

麺屋武蔵 虎嘯(こしょう)

 

今はなき創業店・青山(せいざん)を再現、さらに進化させた人気ラーメン店、都内に14店舗ある麺屋武蔵系列店の中でも、個人的にはここが最もお気に入り。

 

虎嘯ら~麺・・・分厚い叉焼のような豚天が2枚ドーンと

 

鶏ガラ&豚骨の動物系と煮干しの魚介系、濃厚なダブルスープに負けない、コシが強くのど越しもいい太麺

 

ビジュアルも味わいもパンチの利いた、ある意味男っぽいラーメン、六本木に所用がある時のランチタイムは、ついここに来てしまいます。

どちらかといえばつけ麺が人気のお店ですが、個人的にはいつもこの虎嘯ら~麺ばかり。

それにしても外国人観光客にもすっかり人気な日本のラーメン店、店内を見回すと、ここもほぼ半分くらいが外国人客。

 

すぐ近くにある行列の人気ラーメン店・入鹿TOKYOには、この日もとんでもない行列

 

ちょっと東京ミッドタウンを覗くと、新緑の庭園では鯉のぼり

 

もともと外国人の多い六本木ながら、本当に外国人が増えました

 

六本木ヒルズにも、今はティファニーのキャンペーン中

 

何でも値上がりが顕著な世の中ですが、ラーメン店の料金もそこそこ高くなりました。

この日いただいた虎嘯ら~麺も、数年前は確か1100円程度でしたが、現在は1420円、それでも欧米と比較したらまだまだリーズナブル、以前も書きましたが、欧米の物価高は日本とは比較にならないレベル、そして1ドル150以上の円安、クソ不味いラーメンでも、円換算でチップ込み3000円程度が当たり前なニューヨークやワイキキで、ステーキラーメン的にちょっと贅沢なこの虎嘯ら~麺を注文したら、たぶん4500円くらいにはなりそう。

値上がりしたと言っても、1400円程度でこんなおいしいラーメンを普通に味わえる幸せを、むしろ感謝すると同時に、外国人観光客が大喜びで日本のラーメン店に押し寄せる気持ちがよくわかる気がします。

その一方、食材の高騰や人手不足で、料金を上げ続けなければ生き残れないをラーメン店、麺屋こうじグループのような、知名度の高い人気チェーンならともかく、経営基盤が弱く、あまり特徴のないラーメン店の経営はますます厳しくなりそう、現に今年に入ってからは、ラーメン店の閉店が相次いでいるようです。