すみだ北斎美術館 | 下町風来坊の備忘録

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東東京下町在住のオッサン。食べ歩きや海外滞在、ワンコの話題など、たわいもない日常やその時々に思うことを童心で、また今の政治や経済、社会や風潮に対する心情を本音でつぶやいてます。

前回の続き・・・ランチタイムに北斎通りの緑町公園沿いを通り掛けたついでに。

 

初めてすみだ北斎美術館を覗いてみました

 

日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎。

浮世絵師としては富士山を題材にした風景画シリーズ・冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)や、弟子たちのお手本集として描かれた北斎漫画などの版画の傑作で知られ、90歳という当時まれにみる長寿を全うした人物ですね。

 

まずは4階から

 

企画展示室では、隅田川両岸景色図鑑(レプリカ)と北斎漫画の展示

 

常設展示場内は撮影禁止ですが、こちらはOK

 

こんな風に描かれていたんですね

 

北斎といえば、すぐに目に浮かぶのが、この冨嶽三十六景の神奈川沖波裏ですね

 

こちらも同じく冨嶽三十六景の山下白雨

 

3階の展示場では北斎バードパーク展

 

館内から見下ろす緑町公園、その向こうが北斎通り

 

ちなみに北斎は今の墨田区に生まれ、約90年の生涯の内、90回も転居を繰り返したものの、そのほとんどを墨田区で過ごしながら、数々の名作を残されました。

作品の中には、両国橋や三囲神社、牛嶋神社など、当時のすみだの景色を描いたものが見受けられ、またすみだに住んでいた多くの文化人とも交流があり、その関係から生まれた作品も多いそうですね。