鮨由う ~ 六本木 | 下町風来坊の備忘録

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東東京下町在住。食べ歩きや海外滞在、ワンコや食卓・料理の話題など、たわいもない日常やその時々に思うことを童心で、たまに今の政治や経済、社会や風潮に対する心情を本音でつぶやく、皆さんに見ていただくブログというより、自分にとっての備忘録、今だけハワイ日記です。

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先日のディナータイムは久しぶりに六本木にて・・・六本木交差点の静かな裏路地に佇む、お任せスタイルの人気鮨店へ。
 
鮨由う・・・約1年10ヶ月ぶりの訪問
 
オープン初年度の2017年以来、ずっと連続でミシュラン一つ星を獲得し続けてきた、焼肉の一大勢力・うしごろグループが経営する、都内を代表するエンタメ系?の楽しい鮨店。
 
カウンターにてお任せスタイル・・・まずは小鉢がいくつか、こちらの名物・とうもろこしの牛乳豆腐、わかめが食べ放題

 

真鯛の酒出汁浸し

 

グラスでシャルドネ

 

お馴染みの料理が準備されています

 

上に乗ったキャビアは鮨由う特注・・・塩分を抑え目にしているそう

 

ここの名物の1つ・港区巻・・・シャリの上には毛蟹・バフンウニ・キャビアという豪華な3層

 

これを海苔で巻いて・・・一気に食べてしまうのがもったいないので、少し雲丹やキャビアを味わってからパクリ!(^-^;

 

太刀魚のねぎま焼き

 

鯛出汁の茶碗蒸し

 

半分食べたら、シャリと海苔の佃煮を入れてもらってリゾット風に

 

ここからは日本酒

 

京都の澤屋まつもと

 

煮蛸

 

コロナ禍なので大将やスタッフさんもマスク姿

 

かつおタタキ

 
そしてお馴染みの撮影タイム
 
特許も申請している、鮨由う名物・プリン巻・・・裏漉しした鮟肝をタップリ使用していて、プリン体の塊なのでプリン巻、大将曰く、最も体に悪いけどおいしい手巻き鮨 (^-^;
 
次の日本酒は福井の黒龍
 
白子の揚げ出汁
 
今度はうなぎが焼き上がり
 
表面を香ばしく焼き上げた、三河うなぎの蒲焼
 
甘鯛
 
蒸し黒鮑
 
熱燗と共に
 
石川の五凛
 
残った鮑の肝の上にバフンウニのにぎりを投入
 
春子鯛
 
あおさ入り玉子焼き
 
焼きカラスミの餅巻き
 
本日のまぐろ
 
赤身
 
赤ワインも置くようになったんですね・・・
 
日本のマスカット・ベリーA
 
ウニ軍艦
 
車海老
 
中トロ
 
イクラ軍艦
 
小肌
 
穴子
 
まぐろ太巻き
 
芝海老入り玉子焼き・・・カステラ風
 
お土産に大将のイラストステッカー・・・財布に入れておくとお金が溜まるそうなので、常時私の財布にも入ってます (^_^;)

 

世界的な鮨ブームの影響から?ここ数年の鮨食材価格高騰に伴って、実はお任せスタイル鮨店の料金もうなぎ登りですが、この鮨由うでは、比較的高級食材をふんだんに使用している割に、銀座や六本木など他の高級鮨店と比較して料金はリーズナブル。

料理がおいしいのはもちろん、気楽で楽しい雰囲気の店内、個人的にもお気に入りのお店ですが、ここ数回はちょっと気になる点も。

お店全体がうしごろグループの?若手スタッフさんたちにとって、実質OJTの場になっていて、大将自らが教官の立場で、細かく指導しながら仕事もされているため、本来は明るい大将も、時に若手スタッフさんを厳しく注意したり、ちょっとイライラしている表情が・・・。

オープン年以来続いていたミシュラン一つ星が、2022年版ではついに途切れてしまった要因があるとすれば、この点かな?と。

仲良しだった料理長(現在広尾の鮨在の大将)が抜け、後輩のスナイパーさん(現在は恵比寿の鮨由う翼の大将)が抜け、頼りになるスタッフさんがいなくなっただけでなく、逆に今は若手を指導しながらの仕事、何気にカウンター越しに観察していて、まぁ仕方ないとはいえ大変だなぁと。(^-^;

それでも恒例の撮影タイムを初め、大将の明るく楽しい接客ぶりや料理のおいしさは変わらない、とても素晴らしいお店だと思います。