銀座 やまの辺 江戸中華 ~ 銀座 | 下町風来坊の日記

下町風来坊の日記

生まれも育ちも東京、今も東東京下町在住のオッサン。食べ歩きや旅行、ワンコの話題など、たわいもない日常を童心で、時に今の社会や風潮に対する心情をぼんやりつぶやいてます。

約3年前、銀座8丁目にある雑居ビルのB1にオープンした、客席12席の小さな割烹スタイル・中華料理レストラン。

 

銀座 やまの辺 江戸中華

 

6席のカウンター席にて・・・生ビールとグラスシャンパーニュ

 

見事なボタン海老の向こうは、メディアでもお馴染み山野辺シェフ

 

ボタン海老と春雨のカラスミ掛け

 

レアのボタン海老に、サクサクな歯応えのアルデンテの春雨

 

ボトルワインはフランスのブルゴーニュ

 

フィリップ・ロシニョール ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2011

 

中華風の八寸

 

四川風よだれ鶏

 

クラゲの和え物

 

酔っ払い海老

 

黒鮑

 

焼売

 

大根餅 カラスミ掛け

 

ひげ鯛

 

帆立とふきのとうの春巻

 

ピーカンナッツ

 

ワインは嫁さんに任せて、私の方は紹興酒ボトルへ

 

中国地酒 黄酒 酒譜  黄中皇 10年

 

テレビの人気料理番組・おびゴハンで、MCの北斗晶さんに突っ込まれても動じず、常に冷静な姿は何も変わらず、お店でもちょっぴりクールな印象の山野辺シェフ・・・料理の説明以外、調理中はお客さんとも全く会話することもなく真剣そのもの、一つ一つの料理に集中、丁寧に仕上げていく料理人としての姿が好感なナイスガイ。

 

メインの食材・・・奥から松葉蟹、雲丹、黒鮑、とらふぐ白子、キャビア

 

松葉蟹足の炒め餡かけ、雲丹乗せ

 

とらふぐと唐辛子の炒め物

 

とらふぐ白子の麻婆豆腐

 

松葉蟹炊き込みご飯

 

上にはいくら、蟹足、蟹味噌、キャビア・・・贅沢なプリン体ご飯 (^-^;

 

2杯目はいくらとカラスミ

 

どの料理もビジュアルが楽しく、ついついお酒が進んでしまうおいしいものばかり・・・料理の数々や店内の雰囲気、総じてとても満足でした。

今回はたまたまかもしれませんが、使用するのがフカヒレや上海蟹、干しあわびなどのような中華食材ではなく、和割烹や鮨店で使われそうなボタン海老・カラスミ・生の黒あわび・とらふぐ白子・松葉蟹・いくら・雲丹・キャビアなど、どちらかといえば和の贅沢食材のオンパレード・・・これも山野辺シェフが目指す江戸中華の特色でしょうか?

 

デザートは杏仁豆腐と醤油のアイスクリーム

 

ところでこの銀座 やまの辺 江戸中華は、2019年、晴れてミシュランの一つ星名店の仲間入りを果たしました。

ちなみに山野辺シェフは、日本イタリアンの大御所・落合務さんと親しいそうで、お店にもたまに来られるそうです。

これからも我が家の夕食卓で、録画してあるおびゴハンを観ながら、(笑) 山野辺シェフのご活躍を、陰ながら応援したいと思います。