第8回 栃木コース NO28山あげ祭りの里をめぐるみち | おばあちゃんと 一緒に

おばあちゃんと 一緒に

遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

5月27日(土)

関東ふれあいの道 こちら

 

 今日歩くコースは400余年の歴史と、伝統があり

国の重要無形民俗文化財に指定されている

「山あげ祭りの里」 那須烏山 をめぐる。

この道には山あげ会館 、和紙会館 烏山城跡、龍門の滝

があり、長い歴史と伝統、豊かな自然がある,約9kmである。

 

 昨日の雨が残り、歩き出しのJR烏山線の滝駅に向かう道中、

車のワイパーが盛んに動く、歩く志気を失っていく。

 

 

 天候の回復を期待し 歩き出す時間を遅らせるるため、

終点である「滝田ポケットパーク」から歩き出すことにした

 

起点

滝田ポケットパーク 8:55

「関東ふれあいの道」の案内板があった

滝田 ポケットパークは

国道294号線の滝田大橋 所にある小さな公園

 

 

国道294号線を歩く、歩道がありマタタビの木が生い茂る

道の反対側に麦秋と雲が架かった山、とても雰囲気がある

景色がひろがっていた

 

 

 

那珂川に架かる赤い興野大橋が 左前方に見えて来た

そこから右に折れ県道10号線に歩を進める

 

 

右を見ると青々とした水田が広がり、これから歩く烏山城跡

がある山並みが 田圃に影を落としている。

左に電波塔が見える山が199,3mの築紫山頂 その右高い所辺りが烏山城跡

 

 

 

烏丸城跡1.5km9:30

 

これから歩く電波塔がある築紫山に向かって

県道10号線を歩く

 

 

 

県道10線から分かれ、右に折れ80mほど歩くと

烏山城跡0,5mの標識がある

 

ここから、竹林や杉、ヒノキ林が生えた山道に入る、登山道は

「12曲り登山道」道導があった。

 

 

 

 

城跡の本丸に向かう道の三叉路に撮影ポインである

烏山城跡案内図があった 

烏山城跡 こちら     10:25~10:30

別名臥牛城 と呼ばれ1417年沢村五郎資重が築城

空堀や土塁、石垣の遺構が良い状態で残っている

撮影ポインで記念撮影

空堀

石垣

 

本丸跡

 

 

 

城跡から下った鞍部の三叉路 に 関東ふれあいのみちの道標

と毘沙門山と書いてある道標がある。さてどちらへ?地図を見て

毘沙門山の方 右に歩を進める

 


 

急登りの木の階段を登るメンバー

新緑が気持ちよい

 

 

築紫山頂10:40~10:50

地図上の199,3m地点、 歩いている時に電波塔が見えた築紫山頂に着いた。三角点があった

 

電波塔の前に円形のコンクリートがあった。何だろうと不思議に思っていたが 毘沙門山を下りた所に説明版があったので分かった

 昭和16年12月「防空監視隊令」が交付され、その烏山防空監視哨

跡。 目視で敵機を監視していた。

。(烏山市の近代遺産)

 

 

 

 

 

 毘沙門山11:00~11:40

築紫山から100m弱歩くと見晴らしのよい台地になった。

 

毘沙門堂があったので、地図上で小さなピーク、ここが毘沙門山

であろう

螺旋階段が付いた見晴台があった

 

 

雨も上り  眼下の烏山の風景がはっきり見える

 

 

「毘沙門山遊歩道」の道標 12:00

毘沙門山から急下降の石段を下りて 後ろを振り返って見る

 

 

筑紫山頂上にあった防空監視所の説明

 

 

八雲神社に下り街中を歩く

 

烏山の町を歩くメンバー  

平成28年12月 「烏山 の山あげ行事」 がユネスコ

無形文化遺産に登録された  看板があった

 

 

   

 

和紙会館         色とりどりの和紙、布の様に鮮やか

        

  

 

山あげ会館12:45~13:25

会館の中で山あげ祭りの衣裳や、祭りの歴史、や

今の祭りまでの作業や祭りの様子を映画で見た

山あげ祭り こちら

1560年この地に疫病が流行り、其の災禍を避けるため

奉納余興として山上げをしたのが始まり、全国でも類を見ない

野外歌舞伎である とか

今も住民が祭りを継承し行っているのに感動した

 

 

 

街を抜け これから山登り道の車道を滝駅を目指して歩く

開けた所で 歩いた来た 烏山の町が眼下に見えた13:40

 

 

 

愛宕台公園13:55

 

 

 

終点

滝駅14:15          

           関東ふれあいの案内版があった

 

  

 

滝駅から先に歩き 龍門の滝見物14:35

 

那珂川の支流,江川に架かる滝 落差20m巾65m

水しぶきを上げて落ちている様は見事である

 

 

心配した雨も上り、歩くには快適な空模様になった。

今日も1400年代からの、 また昭和の遺構を見、この土地の

今を見、 この地の人達が先人の残した文化を保って行こうと

とする姿に頭が下がる思いがした

 

リーダー 運転メンバー同行メンバー今日も意義ある一日、

お世話様になりました