【がん】天然の抗がん物質「低分子フコイダン」の治療の開始 #がん#低分子フコイダン | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん

 

私たちの動物病院は、がんは炎症反応だと考えています。

・尿のpHが、7.5から8

・CRPが正常

・SAAが正常

・好中球/リンパ球の比が2から3

 

これになるうに、その子に合わせた治療をしています。

 

今回、ご紹介するのは、天然の抗がん物質と言われている「低分子フコイダン」です。

 

九州大学の研究により「低分子フコイダン」は以下の効果がわかっています。

・がん細胞のアポトーシスの誘導

・免疫力を正常に動かせる

・血管新生の抑制

 

などがわかっています。

がんのサプリメントを調べると、フコイダンがよく出てきますが、どのフコイダンでもいいわけではなく、科学的に効果が証明されているものにしましょう。

 

参考文献

2017年2月12日 Integrative Cancer Therapies

An Exploratory Study on the Anti-inflammatory Effects of Fucoidan in Relation to Quality of Life in Advanced Cancer Patients