【がん】がん細胞は慢性炎症の場を生き抜いた細胞に磁場を使う治療 #がん#磁場 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん

 

がんはなぜできるのか?を考えて治療をしています。

 

【がんの成り立ち】

 

体内に慢性的な炎症が続くとそこががんになることが多いです。

たとえば、下痢気味の子が消化器系のがんになりやいように。

 

ちょっと難しい話になりますが、慢性炎症の部位で酸素不足の状態になったときは、通常ならミトコンドリア内膜崩壊を生じてアポトーシスを起こして排除されるが、そうならないとがん細胞ができてきます。

 

ATPを産生しないで、酸素不足でもエネルギーを作り出せる解糖系が亢進した異常な環境で生き延びるのががん細胞です。

 

 

そんながん細胞を作り出さないように、磁場の力を借りて治療もはじめています。

 

【まとめ】

がん細胞は、慢性炎症のところにできる。そして低酸素状態なので、アルカル性にすることはもちろん、そこに酸素不足にしないことが大切です。

 

参考文献