まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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もふもふちゃんの食事、食材の本は少ないので、人間の本を読んで、もふもふちゃんの食事療法を勉強しています。

 

私たちの病院で、がん、肝臓病、慢性皮膚病のもふもふちゃんが来るが来られると「食事療法」を行っています。

飼い主さんの中には、

「ちゃんとしたメーカーのドックフードが一番いいと思っていました」

といわれる方が多いです。

 

「ドックフード、キャットフードは、栄養素は、ちゃんと入っていますが、加工食品であることが問題」なんです。

 

この本によると、「がん予防ガイドライン」によると、

*ベーコン

*ハム

*ホットドック

*ソーセージ

*缶詰肉

 

と書いてあります。これは人間用のガイドラインなのですが、これももふもふちゃん用に解釈すると、ペットフードはまさにこの「加工肉食品」になるのではないでしょうか。

 

「加工肉食品」は、信号でいうところの赤信号の食品、つまり食べてはダメな食品なのです。 

もちろん、これらの加工肉食品は、

*タンパク質

*ラード

*鉄

なども含まれていますが、

*カラダが酸化する

*添加物が多い

などがあるので、がんのもふもふちゃんは食べないようにしていただきたいのです。

 

もちろん、ワンコさまは、魚や大豆などの豆製品は食べれますが、猫さはなその辺りは難しいので、猫さなは魚のタンパク質を取ってもらいたいです。

 

食事療法は、手間もお金も飼い主さんの知識も入りますが、そこをきちんとやっていただくと、がんのもふもふちゃんは、寛解に持っていけます。

 

私たちの病院では、がん治療の後

*外科手術

*ICG-lipo

*高濃度ビタミンC点滴

*丸山ワクチン

*食事療法

 

などをして、1年がたちがち寛解しているワンコさまは、週に1回、尿のPHを見ながら、ササミなどをあげてもらっています。この場合もドックフードではなく、ササミなどの肉です。決して、加工肉食品ではありません。

 

参考文献は、以下です。

 

 

 

 


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↑口内炎 今朝のラッキー。床暖房の上でまったりと。

 

 

 

口内炎や難治性皮膚病の子に、馬油を使うこともあります。

 注意:馬アレギーの子がいるので、始めは少量からお使いください。

 

 

●馬油って

*強力な浸透力

馬油自体は非常にべっとりとしていますが、肌に塗ると馴染みます。

私たち医療では、液体の馬油を使っています。

 
*抗酸化作用・殺菌作用
油膜を張って外部と遮断するので、内部の酸化を防いでくれます。
最近も入りにくいです。

 


*炎症を沈める。
馬油は、火傷に使われていました。抗炎症作用もあります。

 

 
*食用なので。
 馬アレルギーがないと食用に使われるほどなので、ほとんど副作用がありません。
 
 
もちろんすべてのもふもふちゃんに適用といえませんが、これから乾燥の季節です。飼い主さんがもふもふちゃんに使ってみませんか?
 
●飼い主さんが出来ること
*馬アレルギーがあると困るので、始めは少量から。
*パットや乾燥した皮膚に使う。
*口内炎の子に塗布
*点鼻
 
もふもふちゃんは、ご長寿になりました。やはりシニアになると、皮膚のケアが必要な子がいます。そんな子に、そう高くもないので、馬油を使ってみなせんか?
 
 

 

 

 

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猫さまのファイルを購入

 

 

 
↑争闘(猫)
 
藤田嗣治氏の展覧会が、京都国立近代美術館で開催。
私は藤田のファンなんで、京都まで見にいっていました。
 
藤田は猫好きなので、たくさん猫が描かれています。
 
猫好きにはたまらないです。
 
それで、猫のファイルを購入。
 
本当にそこで暴れているような躍動感。
 
こんな絵を見て楽しんでいます。
 

 


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FeLVで口内炎、咽頭炎のひどい子を治療しています。

私の病院に来られるまで、何軒の動物病院に行かれたか、と思うと胸が痛いです。

 

この猫さまは、口内炎がひどいのに、口の中を診させてくるし、消毒もさせてくれます。

でも、咽頭部は、鎮静か麻酔をかけないと薬が届かないのです。

 

そこで、人間にこの咽頭の疾患はどうして治療をするのか? と勉強をしました。

人の場合は、「ハナウガイ」が出来るのですが、もふもふちゃんは、それは無理です。

 

そこで考えだしたのが、点鼻です。

 

全てのもふもふちゃんに出来るわけではありませんが、点鼻をすすめています。

 

●点鼻の仕方

*もふもふちゃんの顔を30度ぐらい上に向ける。

*ゆっくり鼻の穴に、薬を入れる。

 

●点鼻の薬

*ミサトールを薄めて。

*液体の馬油

   注意:馬アレルギーの子がいるので、少量でやってみてくださいね。

*寝る前に。これから何も食べないときに。

 

国立がんセンターのサイトから

 

上部咽頭は、のどから飲んでも薬が届きません。中部咽頭には、届くのですが。

この上部咽頭は、鼻から空気が入ってきて、直接届くところなので、炎症を起こしやすいです。ここでしっかり免疫が出来ていると、アレルギー物質が入りにくく。病気になりにくいのです。

 

馬油については、また書きますね。

 

液体の馬油は以下で買えます。

 

 

 


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↑ラッキーは、16歳と3カ月ですが、白髪も少なく毛がふさふさです。少し肥満ですが(汗)

 

■がん ニオイが変わる? についてのご質問。#がん #臭覚

 

の記事を読んで、みなさんの反響が大きくびっくりしています。

ニオイ、私にとっては大切なアイテムなので。

 

大きなもふもふちゃんは、抱っこをすることは出来ませんが、それ以外の子は、抱っこをさせてもらっています。そういうとき、シェパードほどではないですが、ニオイをかいで診察しているわけで。

この辺りのことは、みなさんがされていると思っていましたが、意外とそうでもないことを知りました。ニオイは、血液検査でわかりにくいけれど、大切だと思っています。

 

毛について。

 

治療をしていて、

*毛が生えて来る子

*毛が増える子

 

は、治療が効いてい証拠です。

 

がんの治療をしていると、寛解するもふもふちゃんは、毛がふさふさとあります。

 

がんの子ではないですが、

FeLVの猫さまを以下の治療をしていますが、

*コロイドヨード点滴

*コロイドヨードの噴霧

*丸山ワクチン

*アミノ酸点滴

*アミノ酸サプリメント

 

などをあげていると、脱毛していたところに、芝生が芽を吹くように毛が生えてきます。

 

●何故、毛が生えてくるといいか?

*毛は生きている上であまりいらない。

*大切なタンパク質は、まず心臓と脳に使う。

*毛まで栄養が回るということは、タンパク質が足りているということ。

*がんや慢性疾患は、白血球が活躍してくれないと寛解、完治いません。白血球は、タンパク質で出来ています。

 

このような理由から、治るベクトルの方に突入したもふもふちゃんは、毛は生えてきます。

 

反対に、

*治療をしていて毛が抜ける。

*治療をしていて毛が薄くなる。

 

それは、よくな兆候なので注意してあげてね。

 

 

飼い主さんは、普段もふもふちゃんのお世話をされています。

 

●飼い主さんの出来ること

*ウンチ

*尿

*食欲

*体重

*舌などの粘膜の色

はもちろんのこと

*ニオイ

*毛並み

 

などもしっかりみて、もふもふちゃんのカラダの状態をチエックくしてあげてね。