まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

 

猫さまを多く診察しています。

私個人としては、元気に20歳まで生きてほしいと考えています。

そこで、家に猫さまを迎えたら、まずFIV(猫免疫不全ウイルス)とFeLV(猫白血病ウイルス)の検査を行ってください。

どちらも陰性で、完全室内飼いにすれば感染のリスクはありません。(多頭飼育の場合、他の猫さまも陰性であれば感染しません。)

FeLV陽性の猫さまは要注意

FeLVを持っている場合、リンパ腫を発症する可能性があります。

リンパ腫を予防するために飼い主さんができること

以下のような様子が見られたら、すぐに病院を受診しましょう。

  • 食べるスピードが遅い
  • ごはんを完食しない
  • なんとなく元気がない

FeLV陽性の猫さまの血液検査項目

  • WBC(白血球数)
  • Ht(ヘマトクリット値)
  • 好中球数
  • リンパ球数
  • SAA(血清アミロイドA)

これらの値に異常がある場合、以下のような治療を行います。

  • 丸山ワクチン
  • 再生医療
  • ヘム鉄補給
  • アミノ酸サプリメント
  • アミノ酸点滴
  • 高濃度ビタミンC点滴

早期に体の変化に気づき、適切な治療を行うことで、リンパ腫の発症を防ぐことができます。

 

 

ドジャースの山本由伸投手が、アリゾナ州グレンデールのキャンプ2日目に取材に応じました。昨夏、シェルターからピットブル系の犬を迎え入れ、今回のキャンプにも連れてきました。山本投手の愛犬は、大谷翔平選手やその愛犬・デコピンちゃんとすでに仲良しだそうです。

また、山本投手の愛犬は温厚な性格とのこと。さらに、愛犬に大谷選手の「17 OHTANI」の服を着せていたことが話題になりました。

有名人がシェルターから犬を迎えることには、大きな意義があり、そのことを考えてみましょう。

 

山本由伸投手が「シェルターから」愛犬を迎える デコピンちゃんとはお友達 有名人が保護犬を飼う影響 #専門家のまとめ(石井万寿美) - エキスパート - Yahoo!ニュース

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がんの治療法として。
1.丸山ワクチン
2.少量の抗がん剤治療
3.食事療法
4.サプリメント療法
5.外科手術
6.重曹療法
7.高濃度ビタミンンC点滴
8.アルテスネイト
9.低分子フコイダン
 
などをしています。
 
重曹療法で、使っているのは、
1.重炭酸ナトリウム
2.滅菌されたもの
3.純粋なもの
 
を使っています。
 
注意:ベイキングパウダーや重曹では、ありません。これらは、純粋ではなくアルミニウムが微量に含まれていることがあります。
 
かかりつけ医とご相談してやらないと、危険です。
 
表在性なら、患部に注射をして、がん細胞の外部のphバランスを整えています。
 
なるべく抗ガン剤を使わない治療法を目指して診察をしています。

 

がんの子を多く診ています。

週に1回、2回、来られる子に毎回、血液検査をするとコストがかかるので、今日は、健康状態を見るひとつの方法をお伝えします。

 

それは目ヤニ

●目ヤニについて

*健康なもふもふちゃんは、朝起きたときもパッチリと目を開けています。

*透明な目ヤニにも出ません。

*具合が優れない場合は、目ヤニが黄色や茶色になります。

*もっとひどい場合は、目ヤニで目が開かない、開きにくくなります。

 注意:もちろん目の病気のときも目ヤニが出ます。

 

 

●がんの子で、調子がよくなると。

*目ヤニがほとんど出なくなる。

*目ヤニが黄色から透明に変わる。

 

などの変化があります。

 

ラッキーは、シニアになった頃、少し調子が悪いと朝に透明な目ヤニを出していました。

毎朝、目のチャックをしてシニアの健康状態を見ています。

もちろん、血液検査や画像診断をすればいろいろとわかりますが、そんな小さなことでもふもふちゃんの健康のチェックも出来るので、初期の段階で気がついてあげられるのが、飼い主さんです。

 

科学的な知識でもふもふちゃんのがんや病気を治しましよう。

 

 

 

 

広島県竹原市の大久野島は「ウサギの島」として知られ、多くの観光客が訪れています。

滋賀県大津市の会社員の男が、1月9日と21日にウサギ2匹を蹴って死なせ、さらに2匹の口にはさみを入れて傷つけた容疑で動物愛護法違反の疑いで再逮捕されました。

同島では昨年11月以降、99匹のウサギの死骸が確認されており、男が関与をほのめかしていることから、警察が関連を調べています。なぜ、このようなウサギの虐待が起こったのか、詳しく見ていきましょう。

 

男のスマホに虐待動画…大久野島のウサギの口にはさみを入れ傷つけた疑いで再逮捕 なぜ虐待は起きるのか #専門家のまとめ(石井万寿美) - エキスパート - Yahoo!ニュース