【がん】猫の耳介の扁平上皮がんの治療の1例 #扁平上皮がん#丸山ワクチン#有機ゲルマニウム | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃん

 

 

他院からの紹介で、猫の扁平上皮がんの治療をしています。

 

【猫の顔などの扁平上皮がんの特徴】

・白い毛の子

紫外線の影響と言われています。

・外の子

 

耳や顔が扁平上皮がんになる猫さまは、上記のような子が多いです。

 

いま、治療をしている猫さまも外の子を保護して飼われています。

 

【経緯】

15歳ぐらいで、腎臓も悪いので手術は難しいということで、他院から紹介

 

【私たちの治療】

・食事療法

・丸山ワクチン

・高濃度ビタミンンC点滴

・光の免疫療法

・有機ゲルマニウムの内服

・有機ゲルマニウムの塗布

・有機ゲルマニウムの噴霧

 

このような治療をしています。

寛解までいっていませんが、症状は落ち着いています。

 

耳介に出来ている扁平上皮がんが手術で取れればいいのですが、そうできない子もいます。

このように、多方面あらアプローチもできます。