■がん がんの6つの性質を知っていますか?#がん | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

 

 

↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃん キャットフードを入れてと催促している!

 

 

 

 

私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察をしています。

がんにならないようにするためには、がんになりやすい性質を知っていることです。

 

「がんの性質」は以下の6つになります。

1、がんは慢性炎症を引き金として発生する

2、がんは解糖系を使ってブドウ糖をエネルギーに変える

3、がんは塩分を取り組んで周囲細胞を酸性化する

4、インスリンやIGF-1の過剰ががんを勢いづかせる

5.がんは次世代の細胞を作り出すため、さまざまな化学反応を調節している

6.免疫力の低下ががんの発生、増殖させていく

 

このような性質を知って、それを逆手に取りながら治療をしています。