↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が寛解して5年になるいちごちゃん
私たちの動物病院では、がんの治療のひとつとして、食事療法をしています。
他のところは、「好きなものをなんでもあげて」と言われるところもあると思います。
飼い主さんの中には、食べ物だけは好きものをあげたいと思っている人もいるでしょう。
考え方の違いで、いろいろな治療法があることは、大切だと考えています。
【私たちが食事療法をしている理由】
もふもふちゃんは、ペットフードを食べている子が多いと思います。猫さまは、とくにキャットフードを食べているでしょう。
しかし、ペットフードだけでは、栄養素が不足すると、そして肉を食べていると、体がアルカリ性にならないので、食事療法をしています。
【いちごちゃんは、毎日、野菜ジュースを食べています」
いちごちゃんは、リンパ腫が寛解して5年が過ぎています。
魚のタンパク質のフードを食べていますが、それ以外に、毎日、フルボ酸以外にも野菜ジュースを飲んでいます。
フードにかけているそうです。
【いちごちゃんの野菜ジュースの内容】
・キャベツ
・ニンジン
・サツマイモ
・なんきん
をかつお節の出しで、ジュースにしています。
それに毎日、ミサトールも少しです。
このようにして、5年間、寛解が続いています。
がんになった子は、体質を改善しないと再発や転移、そして他のがんにもなりやすいので、気をつけましょう。