【がん】がんは慢性炎症が生じた、原因を取り除くことが一番初めに #高脂肪食#シンバイオティック | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん

 

私たちは、がんは炎症反応だと考えています。

 

抗がん剤治療もしますが、ますは炎症を取ることだと考えています。

 

どんながんの子でも以下のことをする必要があります。

・細動脈の浄化

 コルステロールや中性脂肪も血液検査で測定してもらい、正常値になるように

 

・高脂肪食をとめて、腸内細菌叢をシンバイオティクスで浄化する

 

シンバイオティクスとは、プロバイオティクス(probiotics)とプレバイオティクス(prebiotics)を組み合わせたもの。

「共に」「同時に」などの意味のある接頭辞「syn」に、生物を意味する「biotic」をつなげました。

ビフィズス菌や乳酸菌など腸に有益な生菌(プロバイオティクス)と一緒に、難消化性オリゴ糖や食物繊維など有用菌の増殖を促進するプレバイオティクスを摂取することで、双方の機能を相乗的に発揮できると考えられています。

 

 

がんのもふもふちゃんは、細動脈と腸内細菌叢を浄化することも並行しながら、がんの治療をしましょう。