【がん】薬を飲ますと吐くのはどうすればいい? #がん | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

シリンジに薬を入れて、ここに55度のお湯を入れ10分おくと、溶けます。

 

私たちの治療は、がんは「炎症反応」だと考えています。

そのため、炎症を抑えるためにサプリメントや薬を飲ませてもらっています。

 

複数のサプリメントや薬を飲ますことになります。

 

食欲のある子は、食事のときに一緒に食べてくれます。

 

しかし、フードは食べてくれてもサプリメントや薬を残す子もいます。

そんな子には、「簡易混濁法」で薬を液体にしてあげてください。

 

以下にやり方を書いています。

 

【がん】嚥下困難、薬を飲ませにくい子の内服方法 「簡易混濁法」 #がん#内服#簡易混濁法

 

それをコツコツとあげることです。

一気にあげないで、30分ごとにあげると吐くことは、減らすことができます。

 

ミサトールなどは、酸味があるので嫌がる子は、きな粉などを混ぜるといいかもしれません。

 

サプリメントや薬をきちんと飲ませて、がんに負けない体を作りましょう。