再生医療 抗生剤だけでは効果が薄い子は再生医療を一緒に使うといい? #再生医療 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

↑后梅ちゃんも子猫の頃に、幹細胞培養上清液を使っていました。

 

私たちの動物病院は、がん治療を多くしていますが、それ以外にも再生医療をしています。

以下のブログに書きましたが、感染症には、世界観が変わるほど幹細胞培養上清液が効果がありました、

 

再生医療 15歳のワンコさまが子宮蓄膿症になったときに再生医療を使ってみたら?#再生医療 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし (ameblo.jp)

 

そのため、肛門嚢炎の子に抗生剤と幹細胞培養上清液を使いました。

すると、飼い主さんから「センセイ、なにかしたんですね」といわれるほど、効果がありました。

 

幹細胞培養上清液は、臨床をしていると私としては、がん以外の子には、効果あります。

 

なかなか抗生剤が、効きにくい子には効果があることが多いです。

たとえば、猫のウイルス性鼻気管炎の子には、効果が出ています。

 

飼い主さんにとって、問題になるのは治療費だと思います。

そのため、すぐに幹細胞培養上清液を使うわけではないですが、すぐに効果が出てほしい人は、ご相談ください、