↑眼窩 鼻腔内のリンパ腫だったいちごちゃん、寛解してもうじき4年になります。
私たちは、多くのもふもふちゃんのがん治療をしています。
その中で、分子標的薬を使うこともあります。
●一般的な分子標的薬の投与の仕方
一般的には、分子標的薬は隔日にあげます。
注意:分子標的薬には、骨髄抑制、食欲不振、下痢、嘔吐などがあります。
●私たちの分子標的薬の使い方
・尿のpHをアルカリ性にする
・分子標的薬の量を少なくする。
●なぜ、アルカリ化にすると分子標的薬が少量でいいのか?
和田洋巳先生のご著書『がんとは何か? その本質はNHE1だ!』の42ページで以下のように書かれています。
「多くの場合もともと酸性である尿pHを食事や重曹でアリカリ化するとこにより、標準量より少量のEGFR-TKI(チロシンキナーゼ阻害薬)の内服で、つまり副作用が少なく、生存期間が延長することが示された」
43ページ
「発想の転換であるが、がん細胞pHiを下げるのではなく、pHe(TMEのpH)をアルカリ化(尿のアルカリ化)をすることにより、TKIのみならず一般的な抗がん剤、放射線治療、免疫チェック阻害剤、非特異的免疫治療など、様々な治療でその有効性の上昇が認められる。」
とあります。
これらのことより、私たちは、分子標的薬を少量で使っています。