↑眼窩 鼻腔内リンパ腫で寛解して、もうじき4年になるいちごちゃん
私たちは、がんの治療をしています。
他の動物病院と違うとこは、がんは「炎症」だと考えているところです
炎症を抑えるために、尿のpHを測定してもらっています。
●尿のpHは、日によって変化するの?
時間によって、尿のpHは変化します。
がんの子を持つ飼い主さんは、その子の尿を測定しているので、同じ一日でも時間によって変化することを知っています。
多くの場合は、朝は酸性のことが多く、アルカリ性のものを与えるとその1時間後ぐらいには、アルカリ性になるっています。
がんが活発な子は、いつ測定しても酸性になっています。
そのような子は、食事療法だけでは難しいことが多いので、動物病院で重曹療法をしてもらいましょう。
●がんの子の理想の尿のpH
いつ測定しても尿のpHが,7.5から8になっていることが望ましいです。
脳に近いところにがんがある場合は、オシッコがちゃんと出ていれば、pHを8.5ぐらいにしておいてくださいね。
●まとめ
尿のpHをアルカリ化すれば、がんが寛解すれわけではないですが、それをしないといなかなか寛解しないと、私たちは考えています。