■ガン がんは遺伝? #食事療法#生活習慣病#小麦粉#ブドウ糖 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

{A3322107-9135-439E-B8AF-425A841A6C95}

↑食事療法もしている16歳のラッキー

 

昨日、診察していると

 

『この犬種、がんにばっかりなって亡くなるわ』
と飼い主さんは、嘆かれていました。(ずっと同じ犬種を飼われていたようです。)
 
やはりがんは遺伝が大きいのでしょうか?
 
少し前までは、がんは遺伝的なものが、大きいといわれていました。最近では、遺伝的なものより、生活環境の方が大きいことが、わかってきています。
 
そこのワンコさまは、
1.小麦粉がたくさん入ってるフード
 

 

(何故、小麦粉はよくないか?)

1、がん細胞は、ブドウ糖を吸収してがんを育てます。
2、急に血糖が上がるので、体内でIGF-1が出来る。これは、成長因子でがんの成長も助けます。
3、脂肪酸合成にブドウ糖がいるといわれています。
 
小麦粉がたくさん入っていたフードだったので、すぐにフードを変えてもらうよう指導しました。
 
がんは、酸性になってしまったカラダなどの環境が後押ししてカラダの中で、育て行くものです。
 
遺伝子が傷つき、それが修復出来なくなりがん細胞がどんどを増えて行くのです。
 
医学的に裏付けのある食事療法をすることで、カラダの中が変わり、がんに負けないカラダを作ることが出来るのです。
 
がん治療と合わせて、食事療法はとても大切です。
私の治療では、初診の方は食べものを詳しくお聞きしています。