黒蜥蜴 | とんぼのひとり言

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2018年、2本目の観劇は、これ。

チケット、取ってたっけ、どうだっけ?
と危ないところだったけど、取れていた。

原作:江戸川乱歩
脚本:三島由紀夫
演出:デヴィッド・ルヴォー
キャスト:
緑川夫人(黒蜥蜴):中谷美紀
明智小五郎:井上芳雄
岩瀬早苗:相楽樹
家政婦ひな:朝海ひかる
岩瀬庄兵衛:たかお鷹
雨宮潤一:成河

シンプルな盆の上
扉、電話、テーブル・椅子、などが
場面ごとに設置される。
梅田芸術劇場メインホールには珍しい。
東京では日生劇場で上演された。
演劇向きではない劇場だと思っている。
キャパの問題?    盆の問題?
単に、空き状況?    使えるハコがなかった?
もう少しコンパクトな空間で観たかったな。

黒蜥蜴=中谷美紀は美しく妖しく。
衣裳の着こなしは完璧。
普段から?と思わせる。(普段からでしょう)
あのしゃべり方で喉大丈夫?と思ったけれど。
千穐楽まで残り2回、大丈夫なんでしょ。
この数年、舞台に出ている。私は初めて。
顔だけでなく身体も美しい娘、てな台詞が
あったけど、誰あろう、貴女がそうです!!

明智小五郎=井上芳雄はスマート。
知的で気障な探偵が似合っている。
大人になったなあ、芳雄くん。
3階からでも楽しめる、美しい指ウインク

1幕の2人の長台詞に、睡魔がてへぺろ
ちょっと長かったわ、1幕は。

ひとつ、疑問が。
このキャストのなか、なんで相楽さん?
明らかに経験が乏しく、うまいとはいえない。
ご令嬢役にふさわしい人、他にいないの?
空いてなかったの?
ここが残念だった。