2024年 BNLローマ大会テニス観戦録 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


こんにちは。


ここのところ、ブログを書いては、途中でストップして、その記事は新鮮味がなくなり、アップしない…

という数日が続いていました。


なので、今日はいっきに書き上げてアップを目標に書き始める。


昨日はローマにて、濃いテニス漬けの一日を過ごした。


毎年、恒例のローマオープンテニス観戦。


今年は週末、土日に行く予定にして、土曜日のグランドスタンドのチケットと往復のユーロスターを予約して行く。

日曜日どうするかは、土曜日の状況を見てからにしようということで、いざ出発。


朝7時5分フィレンツェ発、8時半ローマに到着。


テルミニ駅の正面玄関を出て、バスターミナルを突っ切った先の道路からテニス観戦のための無料バスが出ていた。






そして到着場所は、



こちら。

皆この橋(ponte della musica Armando Trovajoliを渡って会場に向かって行きましたが、われわれは友人宅にまずは荷物を預けるため、この橋は渡りませんでした。


テルミニ駅行きのバスもここから出るようで、駅行きの最終便は19時でした。


19時では、まだデイマッチが終わってないので、バス利用者は、途中でこれに乗って帰るしかありませんね。


この無料バスに頼らなければ、

マンチーニ広場から駅行きが出ています。

われわれはいつもトラムと地下鉄を利用していますが、現在ローマではトラムが運行していなくて、その代わりのバス、2というものが地下鉄駅フラミニオ行きもあるので、

駅直通の910番か、フラミニオ広場まで行って地下鉄乗り換えて駅まで行くか?

の二つの選択肢があります。


直通が便利なようですが、道路の混み具合によりけりで、地下鉄乗り換えにした方が早い場合もあるのが、ローマの難しいところ。


フィレンツェもそうですが、バスに頼ると、半端ない遅延があるので予定通りに行かないことが多い。


さてテニス大会が行われるフォロイタリコへの往復については、このくらいにして、


いよいよ中の様子をお伝えしますね。




われわれは、センターコートではなくて、グランドスタンドという二番目に大きいスタジアムのチケットを購入して来ました。

2、3回戦ぐらいまではトップスリーのシード選手やイタリア人選手がセンターコートの試合に組み込まれます。


ここのチケットがあれば、センターコート以外の試合は全て見ることができますが、あとは自由席なので、がんばって席を死守する術が必要です。

特に土日は、人が多すぎて、他のコートの試合は立ち見で、少しだけ見る感じでした。


以前は、他の曜日に行っていたので、自由席コートも割合簡単に席が取れましたが、土日だということと、ここのところヤニック シナーをはじめ、イタリア勢が強くなって来たので、テニス熱も高まりつつあるようで、以前より混んできた気がします。


11時の試合開始。

われわれの席のあるグランドスタンドでは、イタリア人選手 マテオ アルナルディとジェリーの試合が第一試合でした。

開始前のトスアップでは、人がまばらでしたが、

途中からどんどん増え、超満員になってアルナルディを応援する雰囲気は、中々楽しかった。

そして暑かった。


しかし、相手選手のアウェィ感は半端なく、ジェリーはやりにくかったと思う。




一枚上手だったジェリーが勝利し、会場はちょっと残念ムード。


2試合目は、なんとなおみちゃん!








日の丸の旗を作って応援。


今日の第一試合の時とは打って変わって、ガラガラだったので、私たちはコーチ陣の後ろの席に座りました。

テレビ観戦していた友人から映ってたよ!

とあとでYouTubeのハイライト版が送られてきました。


席を変わったりすることは日本では御法度でしょうが、イタリア人は当たり前にする。

そしてこういうことにも割合ゆるいので、

われわれも郷にいれば郷に従う


と、かなりゆるく動くように!


毎年この大会に通ううちに、色々なことを学んできて、サインをもらいたければ、どこが良いか?

というと、選手のベンチがある側、それは主審側。


一見、見にくそうですが、サインをもらいたい子供連れならば、かなりおすすめ!


センターコートでは、そちら側の席をとっても後ろの方であれば、入り口が違うため前まで到達できないけれど、他のコートならば、この鉄則を考えて席を取れば、かなりサインをもらえる確率は高くなる。


ラストゲームあたりになるとボールを持った子供たちは、徐々に移動を始める姿を見られます。

みんな、だんだん前に移動して行く。

ゆるいゆるいイタリア🇮🇹。



カザキナ 大坂なおみなど、ハイレベルな試合なのに、男子の試合が人気なのはどこも一緒。


その後、3試合、4試合目は女子のマッチが続く。








途中、ティアフォーやデミノーの試合を見に移動したけれど、あまりの人の多さに断念して、グランドスタンドの自分達の席に戻り、


本日のメインイベントに備えて準備をしながら観戦。


わが家族の一押し、チチパス戦!

今年は完璧な選択で、

そして雨にも邪魔されず、観戦。




ストルフ相手に第一セットのタイブレークを落とし、劣勢だったが、


中盤で盛り返し、1-1で最終セットへ持ち込む。



ブレイク、ブレイクバックの連続で、ハラハラの試合展開。




しかし、最終的に辛勝をおさめ、私も次女も大満足。


最高の気分でグランドスタンドを出る。


そしてまだ他のコートではデイマッチが繰り広げられていたが、われわれはここで帰途に着く。


22時過ぎ。


ほぼ12時間、フォロイタリコにいたことになる。


お疲れ様、でも最高の一日でした〜


この記事が、今からローマ大会に行かれる方のお役に立てますように!


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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