次女と私のローマの休日 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


おはようございます。


テニスのBNLローマ大会の2日目の報告と行きたかったところですが、波乱含みの今年の大会は、


期待していたヤニック シナー 、そしてアルカラスも欠場で、がっかりしていたところ、ルード、シェルトン、ルブレフ、そして、ジョコビッチなど強豪が次々と破れる波乱含みの展開になった。


ということで、予定される試合にそれほど惹かれなかったことと、

日曜日は、自由席のコートの席を取るパワーが私と次女にはなかったという


2点で、今年のテニス観戦は見送りにして、


次女とローマ観光をすることに決定する。


友人宅でゆっくりと起き出し、


次女はフィレンツェから持参した宿題を終わらせて、


そこからローマ中心部へ。






ポポロ広場には、即席のクレイコートが作られて、この大会を盛り上げていたが、


大会前には、ここでヤニック シナーやマテオ ベレッティーニがプレーするのでは?

などという情報がInstagramに流れていたが、


シナーは大会前に欠場、ベレッティーニは棄権して、なんとも盛り下がる感じでの大会開始。


ここには、ナダルが登場するという記事を見たが、実現したのかどうかは、???



次女とは毎年、このテニス大会を見に来ているわけだが、

目的は、まさにテニスのみで、彼女はローマ観光をしたことがない。


なので、いわゆる観光らしい観光を、この日曜日に遂行することにした。





まずはスペイン広場から。


オードリー ヘップバーン主演の映画 「ローマの休日」のシーンについて話しながら、


しかし、ジェラートはここではなくて、他のところで後ほどいただく。



そして、ここなら予約なくても行けるかな?という思惑で訪れたパンテオン。



当日入場券は日曜でもそれほど並ばずに買えた。

次女は無料。

私は5€。


少し前まで無料で入場できたらしいので、イタリアのあらゆる場所が有料になりつつある。



日曜日ということで、こちらも観光客でいっぱいだった。

その様子はこの動画からも見ていただけるだろう。




この中に、ルネッサンスの画家ラファエロの墓標を見つける。



その後、トレビの泉へと足を運んだが、驚くほどの人人人。


フィレンツェは、小さい街なので、どこもかしこも人で溢れかえっているが、ローマは全てが大きい。


なので、混んでいてもそんなふうに感じられないこともあるが、

やはりここは別格。


向かっている道自体が混み混みになってきて、着く前に私は辟易しつつあった。



この状態から、前に進んで、




一応上から見下ろす形に。


私は下まで行く気が起きず、ここで次女を見守る。


スペイン広場に行った後に、ランチを食べ、そしてパンテオン、トレビの泉


とベタな観光コースを辿ったわけだが、

前日の疲れもあって、ここで力尽きる。


泊めてもらっていた友人宅へ引き上げる。


そちらで小一時間ほど、休憩して、ちょっと早かったが、テルミニ駅へ向かう。



ここで、子供さんとの移動の方へのおすすめチケットについて触れよう。


Trenitalia のサイトの、プロモーションで、bimbo gratis というものがある。

子供連れで旅行するとチケットがかなりの割引率になる。


一番の割引率になるタリフでは、ローマ フィレンツェ往復料金が€50。


これは通常、大人の片道料金。


これで大人と子供が往復できる。


よく分からないが、事実。



ローマからの帰りの便を最終便にすれば、この価格になったが、乗り遅れるのが怖かった私は、その一本前の便を予約した。


こちらはビジネスクラスしかなく、トータル価格が、€50ではなく€65になったが、それでも大人一人で往復するよりもかなり安いので、即決。


帰りは席も広々で、快適な旅に。


その上、思ってもいなかったサービスも受ける。






夕食は駅で済ませていたが、


甘いもの大好きな次女は、ニンマリ。



このように、期待していなかったところで、出くわした思わぬラッキーは



ささやかだけれど、やっぱり嬉しい。


「最高に楽しかった!ありがとね。」

という次女の言葉が、


私にとって何よりもの喜びだった。


心身ともにクタクタでフィレンツェの家にたどり着いたが、


充足感いっぱいの二日間だった。


ローマの街で、迷いながらあちこち渡り歩いた次女と私は、二人だけの秘密めいた思い出を作ることができた。


迷って困っても、

ああ、楽しかったな、


こんな思い出を、これからもたくさん共有していけると嬉しい。




今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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