日本の皆様
おはようございます。
テニスのBNLローマ大会の2日目の報告と行きたかったところですが、波乱含みの今年の大会は、
期待していたヤニック シナー 、そしてアルカラスも欠場で、がっかりしていたところ、ルード、シェルトン、ルブレフ、そして、ジョコビッチなど強豪が次々と破れる波乱含みの展開になった。
ということで、予定される試合にそれほど惹かれなかったことと、
日曜日は、自由席のコートの席を取るパワーが私と次女にはなかったという
2点で、今年のテニス観戦は見送りにして、
次女とローマ観光をすることに決定する。
友人宅でゆっくりと起き出し、
次女はフィレンツェから持参した宿題を終わらせて、
そこからローマ中心部へ。
ポポロ広場には、即席のクレイコートが作られて、この大会を盛り上げていたが、
大会前には、ここでヤニック シナーやマテオ ベレッティーニがプレーするのでは?
などという情報がInstagramに流れていたが、
シナーは大会前に欠場、ベレッティーニは棄権して、なんとも盛り下がる感じでの大会開始。
ここには、ナダルが登場するという記事を見たが、実現したのかどうかは、???
次女とは毎年、このテニス大会を見に来ているわけだが、
目的は、まさにテニスのみで、彼女はローマ観光をしたことがない。
なので、いわゆる観光らしい観光を、この日曜日に遂行することにした。
まずはスペイン広場から。
オードリー ヘップバーン主演の映画 「ローマの休日」のシーンについて話しながら、
しかし、ジェラートはここではなくて、他のところで後ほどいただく。
そして、ここなら予約なくても行けるかな?という思惑で訪れたパンテオン。
当日入場券は日曜でもそれほど並ばずに買えた。
次女は無料。
私は5€。
少し前まで無料で入場できたらしいので、イタリアのあらゆる場所が有料になりつつある。
日曜日ということで、こちらも観光客でいっぱいだった。
その様子はこの動画からも見ていただけるだろう。
この中に、ルネッサンスの画家ラファエロの墓標を見つける。
その後、トレビの泉へと足を運んだが、驚くほどの人人人。
フィレンツェは、小さい街なので、どこもかしこも人で溢れかえっているが、ローマは全てが大きい。
なので、混んでいてもそんなふうに感じられないこともあるが、
やはりここは別格。
向かっている道自体が混み混みになってきて、着く前に私は辟易しつつあった。
この状態から、前に進んで、
一応上から見下ろす形に。
私は下まで行く気が起きず、ここで次女を見守る。
スペイン広場に行った後に、ランチを食べ、そしてパンテオン、トレビの泉
とベタな観光コースを辿ったわけだが、
前日の疲れもあって、ここで力尽きる。
泊めてもらっていた友人宅へ引き上げる。
そちらで小一時間ほど、休憩して、ちょっと早かったが、テルミニ駅へ向かう。
ここで、子供さんとの移動の方へのおすすめチケットについて触れよう。
Trenitalia のサイトの、プロモーションで、bimbo gratis というものがある。
子供連れで旅行するとチケットがかなりの割引率になる。
一番の割引率になるタリフでは、ローマ フィレンツェ往復料金が€50。
これは通常、大人の片道料金。
これで大人と子供が往復できる。
よく分からないが、事実。
ローマからの帰りの便を最終便にすれば、この価格になったが、乗り遅れるのが怖かった私は、その一本前の便を予約した。
こちらはビジネスクラスしかなく、トータル価格が、€50ではなく€65になったが、それでも大人一人で往復するよりもかなり安いので、即決。
帰りは席も広々で、快適な旅に。
その上、思ってもいなかったサービスも受ける。
夕食は駅で済ませていたが、
甘いもの大好きな次女は、ニンマリ。
このように、期待していなかったところで、出くわした思わぬラッキーは
ささやかだけれど、やっぱり嬉しい。
「最高に楽しかった!ありがとね。」
という次女の言葉が、
私にとって何よりもの喜びだった。
心身ともにクタクタでフィレンツェの家にたどり着いたが、
充足感いっぱいの二日間だった。
ローマの街で、迷いながらあちこち渡り歩いた次女と私は、二人だけの秘密めいた思い出を作ることができた。
迷って困っても、
ああ、楽しかったな、
こんな思い出を、これからもたくさん共有していけると嬉しい。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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