打撲をおして行ったレッスンで待っていたものは⁉︎ | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。


年甲斐もなく、テニス時にダッシュして、短いボールを取ろうとハッスルしたところ、


大転倒して、右肘、右肩を打った私。


『イタリアにて、アラフィフテニス上達覚書』われわれが通うテニスクラブにも室内コートができる。テニスも冬支度10月になると、イタリアにも室内コートがお目見えする。もともと室内コートがあるのではなく、通常…リンクameblo.jp







一日半ほど、

クレイパックや、アイスノンでの冷却、

余っていた顔用ジェルに、ペパーミントとユーカリのエッセンシャルオイルを落として、こまめに打撲につける。


というケアをし続けていたが、


やっぱり痛みはあり、


翌日のテニスレッスンを控えていた私は、コーチに


行きたいけれど、痛みはある。痛みが引くまで安静にした方が良いだろうか?


とメッセージを送った。


すると

とりあえず、おいで。そして様子を見よう!

と返信が来る。



ということで、痛みはありながらも、早朝レッスンに繰り出す。


室内コートに入って驚く!


ネットの1メートル上ぐらいに赤と白のシマシマテープが貼られていた。


そしてそこからネットまで垂直に、

確か4本のテープが下ろされていた。(コートの端から2本ずつ)



老コーチ、朝からこれをセッティングしていたよう。


最初は、低い弾道で、真ん中部分に入れながら、3ヶ所に置かれたしるしを狙う。


もちろん打ち方は、数回のレッスンでしっかりと訂正され、叩き込まれたものを、的確にしなくてはいけない。


ということで、


ボールはしるしから外れっぱなしだったけれど


とにかくフォームに集中して打つ。


低い弾道は、割合皆いい感じに打てていた。


その次に1メートル上のテープを越えるように打ちながら、しるしを狙う。


これは明らかにトップスピンの練習。


その時のラケットがボールをとらえる時の音の違いも感じながら。


ずっと長い間、トップスピンが打ちたいと願い続け、試行錯誤していた私だったので、


この練習は、自分の変化を感じるためにも嬉しい時間だった。


やっぱりできないから、いいやぁ!

と昔の打ち方に戻った時期もあったけれど、


それでも試行錯誤して来たことが、このコーチのお陰で、


少しずつ形になり始めていた。


擦り上げる感覚はまだ少ないけれど、


それでも弾道は弧を描いてベースライン近くに落ちるようになって来た。


この練習の後、みんなで乱打した時、自分の疲弊度が、以前よりも断然低く感じた。


速くて、良いボールを懸命に打とうと思っていた頃よりも、


髄分と楽ができるようになった。


もちろん速いボールにも対応しつつ、深いボールまで闇雲に、フラットで強打しようとする以前の自分が変わりつつあった。


肩の痛みは?


このテープを使った練習に集中していて、全然気がつかなかった。


打撲は大したことはなかったということである。


老コーチの考えたレッスンメニューは痛みさえもぶっ飛んでいた。


これだけ少しのレッスンで、皆が確実に上手くなっている手応えがあるのは、


なんとも言えず嬉しいものである。


ギルランダリング タイプA(上)925シルバージルコン 西洋彫り


タイプB(下)925シルバー ガーネット 925シルバー 西洋彫り





今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。





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