●初めての坐禅体験〜東京禅僧茶房 | 東京・贈り物研究家☆原田康子のブログ

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皆様、こんにちは。

贈り物研究家、原田康子です。


昨日は

初めての坐禅体験をしてきましたよ。


場所は青山にある

福井県のアンテナショップ

福井県ビジネス支援センター ふくい南青山291」の2階。



今週27日(土)まで

【東京禅僧茶房】 が開催されていると

お知り合いの女性から知り

伺ってきました。

今年のテーマは

「料理に学ぶ3つの心」。


禅宗のお寺には台所を司る

「典座(てんぞ)」という僧侶がいらっしゃいます。


その心構えを説かれているのが

『典座教訓』という書物。

内容は味付けや準備から器具の扱い方が

事細かに綴られたマニュアルの様。



その中には

人を思いやる3つの心。


【喜心(きしん)・老心(ろうしん)・大心(たいしん)】

があります。


今回はその

3つの心を現代の生活風景に

わかりやすく解説してある

パネルの展示。

そして

お料理を作る際につかう器具などの展示。


そして

坐禅のプチ体験がありました。


写経は今まで行わせていただいたことがありますが

坐禅は初めて。


とても楽しみにしていました。


まず

【喜心・老心・大心】のパネルの展示から。


まず「喜心」









そして老心。






そして最後の大心。



「偏らない心」。


非日常ではなく

写真も現代の日常生活をもとに解説してあります。




とてもわかりやすく

それでいてなかなか出来ていないなと

日々を振り返らせられます。


この他にもたくさんあるので

是非見に行かれてみてくださいね。


そして

こちらの3つの心が書かれてある

しおりの制作が出来るコーナーもあったので

せっかくなので作ってきました。

そして

お料理に使われている器具などの展示。








こちらの生飯器(さばき)は




昨年のちょうど今頃

「千年の1滴 だし じょうゆ」

という映画で

「千年の1滴 だし じょうゆ」の詳細はこちら
⇒http://www.asia-documentary.com/dashi_shoyu/

禅寺のお料理の様子が流れていたのですが

そちらで登場していて記憶に残っており

懐かしい気持ちになりました。


映画の中では

お食事で出された米粒を

僧侶の方々が少しずつ

この生飯器にとっておき


それを集めて

鳥たちにあげているシーンが流れていました。


実物を見ることが出来

嬉しかったです。



そして

こちらは仏具たち。


坐禅といえばイメージする

警策(きょうさく)。


そして木魚。


坐禅を組むときに使う坐蒲。


など・・・

ゆっくり拝見することが出来ました。


そして

お楽しみの坐禅。



「座禅」ではなく「坐禅」。



「座」はすわる「場所」を表しているのに対し

「坐」は「すわること」を指しているとのこと。


ありがたいことに

私がお願いした時間帯は一人だったので

こんな広いスペースを一人占めして

静かに体験させていただく機会に恵まれました。


私が終わった後は

数人の方が待っていたので

ラッキーでした。


私はお着物だったので

あぐらではなく

正座をさせていただくことに。


画像だとわかりにくいですが

右足と左足の間に

座蒲団を縦にして挟んでいます。


海外の方ですと

あぐらが出来ない方がいるので

その時はこのような座り方を進めるのだとか。


私もそうでしたが

坐禅というと

「座り方がつらそう」というイメージ

ありませんか?


座蒲団を敷くなんてこと

知りませんでしたし

とても楽な姿勢であることにびっくり。


坐禅で大事にしているのは

座り方よりも

「呼吸」。


呼吸が楽に腹式で出来るような体勢に

座るということが大事なようです。


ますはじめに

左右に体をゆらし

まん中の軸を決めていきます。


その後は禅僧の方に教わる通り

一礼からはじまり

手を組んで呼吸をしていきます。


よく「無になる」とか言われますが

そこは気にせず

考え事をしてもよいので

「呼吸に意識を集中するように」

と教わりました。


鐘が鳴り15分ほど経ったら

また終了を知らせる鐘が鳴り

一礼し坐禅は終了。


途中「長いな」と感じましたが

終わってみると

あっという間。


「もっとしたい」という気分でした。


そしてはじめに

きちんと体の中心を軸にしたつもりが

途中でかなりずれているのを感じました。


呼吸をゆっくり深く行ったので

体はぽかぽかに。


僧侶の方からは

坐禅を行うおすすめの時間帯は

朝方。



夜行うとその日の出来事を考えてしまうから

とのことです。


朝の方が空気も綺麗なので

良いとのこと。


坐禅はまた是非

行いたいと思いました。




帰りには

こちらの本をお持ち帰りさせていただきました。



こちらの本には

見開きで禅語の解説がしてあり

面白かったです。


一日のはじまりに

ぱっと開いたページを今日のテーマにする

という使い方をしてもおもしろいかな?

と思いました。


まだ途中ですが

私が気になった言葉は

「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」。

意味は

【毎日が良き日。

どのような日でも毎日新鮮で良い日である。

とどまることなく、

日々を積極的に生きる心がけが大切ということ。】

です。


毎日をかけがいのない一日にしていきたいですね。


こちらの

「東京禅僧茶房」 が開催されているのは

今週の2月27日(土)まで。


お時間のある方は

是非行かれてみて下さいね。


「気持ち」を「形」で届けるお手伝い。

贈り物研究家、原田康子でした♪


【東京禅僧茶房の詳細はこちら】
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