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了くん「今日はジルコニアの会合には行かない」
あすか「なんで?」
了くん「ジルコニアはすべて共感力が高くて兵器になり損ねた連中の集まりだ。おれは兵器だ。奴らといずれ合わなくなる」
あすか「了くんは人間だよ。兵器は了くんみたいに優しくないよ」
久美子「アンタ、藤村博士のジルコニアに関する機密文書…読んだの?」
あすか「?」
了くん「おれは栄斗さんのクローンで、栗原重工の開発した兵器だろ。今、協会に関わってるジルコニアはその失敗作だ。今判明している成功例はおれとあすかっちだけだ。だがおれたちでさえ完全体じゃない」
あすか「了くんは人間だよ。兵器が一人でいるの淋しがる?兵器がお年寄りを介護する?違うでしょ」
あすか「了くんは兵器なんかじゃないよ。了くんは久美子ちゃんが泣いてるときハンカチあげたでしょ。私がベランダごと地面から落ちた時、真っ先に駆けつけてくれたでしょ。ツヨシくんの0点の答案の隠し場所一緒に探したでしょ」
あすか「兵器はそんなことしない」
久美子「あの子、すっとんでっちゃったわね」
了くん「変だな」
久美子「あすかっちじゃないみたい」
久美子「いつもだったら『了くんが兵器?へー、カッコいいね。いいじゃん、兵器上等じゃん』って済ませちゃうわよ」
了くん「だよな、あんな感情的なあすかっちじゃないよな」
ツヨシ「あすかっちどこに行ったの?」
久美子「これから探しに行くのよ。アンタのメガネ貸して」
ツヨシ「え?」
ツヨシ「久美子ちゃんまで飛んでっちゃった。あのアイウェア、ねぎっちょさんから買ったスグレモノなのに」
了くん「…あすかっちもパラレルワールドから来たようだな」
明日に続く。
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今度はあすかっちの様子が変です。
まるでSF漫画のヒロインです。いや、もともとヒロインなんですが、らしくない言動の多い彼女が、了くんにこんなことを言うでしょうか?彼女はパラレルワールドのあすかっちとまた入れ替わったのでしょうか?
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