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久美子「了くんって日常的にオバケが見えてるのよね?あれ科学的に説明できるわよ。そういう病気があるんだって」
了くん「知ってるよ、心の病気にそういうのがある。でも、おれのは違うよ」
久美子「みんなそう言うのよ。脳の故障が見せる幻覚なの。薬飲めば見えなくなるわよ」
了くん「久美子ちゃん、心の病気ってのは一生完治しない。寛解はするけどね。おれはオバケは見えるけど守護霊やあの世があるのかどうかまでは分からない。盛る人が多くてインチキ臭いから、ウソは言わないよ。誤解はあるかもしれないけど」
久美子「アタシどうしても超常現象はないって証明したいのよ」
了くん「おれを巻き込むな。あと、オバケを見たくないならあすかっちの髪の毛をもらってきて身につけてればいいんだよ。カウンタースピリチュアル体質だから、自転車乗ってようが車乗ってようが、オバケが横切ったり飛び込んできたりしなくなるぜ」
久美子「それだってプラセーボー効果かも……」
了くん「オバケが怖いだけだろ?おれはそれで今普通の人と同じに生活してるよ」
久美子「そうじゃないのよ。パコから電話がかかってきて、今オカルトにハマってて自分は霊感があってアタシに悪霊が憑いてるから言うとおりにしろって言い出したから、鼻を明かしてやろうと思って」
了くん「ついてるか見てやるよ。今お守り外すから」
了くん「いねーよ、悪霊なんて。病院にはおれじゃなくて妹を連れて行け。どうせウィジャ盤(アメリカのこっくりさん)にハマって無意識の世界に入り込んだんだろ。変な話を真に受けるなよ」
久美子「アンタ意外と科学的なのね」
了くん「これでも自分の体質はえらく研究してるんだよ。その結果、科学で証明できないって分かったんだ。科学者も自分の都合のいいようにしか解釈しない奴はいるのさ」
久美子「ああ、よかった」
了くん「二度とこんなバカなこと言わないように、あすかっちから髪の毛もらってこいよ」
あすか「これ、ウィッグなの。11月に開頭したとき落ち武者になっちゃったんで思いきって剃髪しちゃったから今、2㎝しか髪ないよ」
久美子「えー?そんな……」
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人を巻き込んで騒いでしまった久美子ちゃん。一番悪いのは妹のパコちゃんですが、悪霊なんてそうやたらめったらいるものではありません。最初から正直に言うべきでしたね。
明日は始業式です。
パラレルワールドの緑中である緑陵中学校は、
どうなっているでしょうか?
人は増えてる?減ってる?入れ替わってる?
明日もよろしくね。








