喫茶・ル・パラディ。
あすか「あ、ル・パラディの玄関、ハロウィーンの仕様になってる」
久美子「仮装パーティーのお誘いとは光栄ね」
あすか（右）「マスター、こんにちは！このたびはお招きありがとうございます」
久美子（左）「どうもー。今日は賑わうそうね」
マスター「ようこそ。今日は色々な方がいらっしゃいますよ」
あすか「わー、美味しそう……ハロウィーンにふさわしいお菓子でいっぱいだ」
久美子「さすが三つ星シェフだった人はすごいわね」
久美子「マスターっていつも何か考え込んでいるように見えるわ」
あすか「そう？」
あすか「奥までハロウィーンだ」
リカ（左）「あら、あすかっちに久美子さん！」
あすか（右）「わぁ、リカちゃん！ハロウィーンコスプレがバッチリだ！リカちゃんの服もアトリエみー＆もーりんの？」
リカ「あすかっちも？うわー、嬉しい。みーさんはうちのマンションのオーナーなの。だからこれはみーさんの好意」
久美子（中央）「記念撮影しましょ。なんかあたしだけ婦警のカッコで浮くけど」
あすか（右）「ここで知り合った人、ノリがいいからすぐお友達になれるよね」
リカ（左）「うふ、リカもお友達増えて嬉しい♡」
あすか「あっ、もうひと組いる」
あすか「おー、アリスちゃん！アリスちゃんに……えーっと」
アリス「双子の姉のエマよ。この前は演劇部の部活で来られなかったのよね」
エマ「あすかちゃん、初めまして」
あすか「初めまして、エマちゃん、可愛いドレスだね。アリスちゃんも清純派なコスプレだ。こちらは従姉妹の久美子ちゃん」
あすか「二人とも、当たり前だけどそっくりだね」
エマ「双子だもんねー」
アリス「ファッションの趣味は違うけどねー」
久美子「写真撮ろうと思うんだけど……」
エマ「て、手配写真じゃないわよね」
アリス「本物の婦警じゃないから」
あすか「紛らわしいよね」
あすか「この写真、オーナーだけそっぽ向いてる」
久美子「気がついてないみたいね」
あすか「こっちはツリーが入ってる写真」
久美子「あんたアリスちゃんが好みでしょ」
あすか（中央右）「あれ？お二人とは初めましてかな？あすかっちでーす。気合い入ってるね」
麻依（中央左）「初めてだよ。マスターから話を聞いてるけど、作家さんなんだよね、あすかさん。麻依です」
綾矢香（左）「まだ中学生なのにねー。私は綾矢香よ」
久美子（右）「あたしは久美子。みんなハロウィーンらしいコスやってるわね……」
久美子「さあ、記念写真撮るわよ。あたしがますます浮いてるわね」
麻依「……婦警、本物かと思った。落ちついてるし」
綾矢香「まあ、私達は私達よね」
あすか「これでまた友達増えたー」
久美子（中央）「あたし、人の顔覚えるの大変なのよね。だから写真に収めてるのよ」
アリス（左）「今日は私達もたくさん撮ったわ」
美穂子（右）「こんにちはー、白猫さんに婦警さん、ご機嫌いかが？」
久美子（中央左）「あすかっち、こちらはエイミーちゃんと美穂子ちゃん」
あすか（左）「わー、可愛い！よろしくね、あすかっちです」
エイミー（中央右）「わたしはエイミー」
美穂子（右）「美穂子だよ、よろしこ☆」
あすか「久美子ちゃん、記念写真！」
久美子「写真随分撮ったわね、あすかっち」
マスター「サインをありがとうございます。では、お食事にしましょう」
あすか「おー、美味しそうだ」
あすか「紫芋のモンブラン、ＧＥＴ～」
久美子「こっちもハロウィンドーナッツ取ったわ」
あすか「リカちゃんはドリンクだね」
リカ「そうなの、喉渇いちゃって」
久美子「エイミーちゃんはたくさん取ったのね」
エイミー「甘そうなのから取っていったよ」
リカ「うふ、リカもケーキ持って来ちゃった」
あすか「ここのお菓子は種類が多いなぁ」
久美子「ゆっくり食べよう」
帰り、玄関の外で集合写真。
あすか「今日は撮りまくったね。久美子ちゃんだけ婦警だったね」
久美子「みんな、これほどドレスで来るとは思わなかったわ。あたし仮装って言葉にこだわりすぎたわね」
あすか「またイベントあるよ。明日もうちでハロウィーンやるし。お食事美味しかったね」
あすかっち宅。
ツヨシ（右）「このハロウィンコスプレの子たち、みんなマジで可愛い！ぼくにも紹介してよ」
あすか（左）「イヤなこった。きみはすぐ女の子の連絡先聞きたがるだろう？迷惑だから連れていけないね」
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喫茶「ル・パラディ」でのハロウィンパーティーですが、カミオムツさんが人物写真を合成してくださいました。おかげであすかっち達にはまた、たくさんお友達が出来ました。ありがとうございました。
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