あすか「はい、お祖父ちゃんおむつ替えるから古いおむつ破るよ、はい脚上げて……はいありがとう、お尻拭くね……新しいおむつだよ、はい、……お祖父ちゃん、お耳掘ろうね」
了くん「あすかっち、でっけー寝言だな」
あすか「なんか昔の夢を見たんだよ。お祖父ちゃんが生きてた時の夢」
あすか「介護ってあの時は意識してなかったんだけど、今、現場で人手不足とか方法が難しいとか聞くと、やっぱり気になっちゃうね」
了くん「介護のことはまったく分からないけど、あすかっちはこれ好きだろうから、はい」
あすか「ありがと」
久美子「なに夢?こっちまで聞こえたわよ」
あすか「お祖父ちゃんのおむつ替えたあと耳掃除してあげたら、小バエの死骸がどっさり出てきたっていう恐い夢」
久美子「気持ち悪い夢見ないでよ、もうすぐ夕食なのに」
あすか「おむつ替えるところまでは実話なんだよ」
久美子「ハエが実話でなくてよかったわ」
あすか「百鬼丸、ビーちゃん、ちょっと散歩行こう」
久美子「あすかっちどこ行ったか知らない?」
了くん「知らない」
アインシュタイン先生「あれ?あすかちゃんは?ごはんできたよ」
了くん「知らない」
あすか「……」
アインシュタイン先生「やあ、あすかちゃん、帰ったの」
あすか「お父さん、私達介護したり介護されたりとかないんだよね?」
アインシュタイン先生「ないよ、僕たちはずっとこのままなんだよ、あすかちゃん。突然どうしたの、大丈夫だよ、ご飯食べよう」
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まだ人間だった頃の、昔の夢+シュールな空想の夢を見たあすかっち。恐くなり、外で冷ましてきました。
なんか頭がぼーっとして、平衡感覚が変なので、度々休んでいます。一日中プールの中にいるみたいです。立ち上がるとめまいとふらつきがあり、エスカレーターを下る時はスロープに両手でつかまってないと恐いです。なんでしょう、これ。